ヒロシのWorld NEWS

世界のニュースを日本語でお届け!

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

欧州の西の果てIreland:冬の地「Hibernia」は、もう冬! (RTE-News, September 25, 2020)

あんなに暑かった夏なのに、それも終わり、ヨーロッパの西の果てIrelandの地では、もう氷点下に気温が下がって、霜が降りるという。 Irelandは、古代ローマ人が「Hibernia (ヒベルニア)」すなわち「冬の地」と呼んで侵略をためらった島だ。風が強く、寒さの…

世界のカエデの木:その種20%が絶滅の危機に! (BBC-Sci & Env, September 22, 2020)

シジュウカラの群れが忙しく飛び回る、秋の山の小道を辿(たど)ると、やがて、展望が開けた場所に出る。目の前に広がるのは「紅葉の錦(にしき)」。山を彩(いろど)るのは、主に「もみじ(カエデ)」だ。 そのカエデの木が世界中で絶滅の危機に瀕しているという。…

秋の星空:未知なる光エネルギーを浴びてリフレッシュ! (RTE-News, September 21, 2020)

空気の澄みきった秋の夜空は、星が一際(ひときわ)きれいに輝く。その、どれもこれも、太陽と同じように核融合反応で燃えて、膨大なエネルギーを発している天体だ。その光の中には、何億年も前に天体から発せられたものもある。夜空は、空間と時間が超越して…

眠っている間のハプニング:これは、もう防ぎようがない! (RTE-News, September 16, 2020)

「ねむる」とは「ねぶる」が転じた語だ。「うとうとして、首が上下左右に振れる」意だという(大野晋:古典基礎語辞典)。 眠ると、夢を見ることがある。眠っていても、脳が活動していているためだ。この世に生まれたときから脳は働きずくめで、休むことがない…

Englandの河川:その84%が水質基準を超える汚染水! (BBC-Sci & Env, September 17, 2020)

日本は、山地が多く、雨に恵まれているせいか、沢を流れる「せせらぎ (streams)」の水が美味しい。その辺の自販機で販売されている、妙な味付けをし、色付けしたジュースよりも、はるかに旨(うま)い。 ところが、Englandの川、湖、せせらぎ(streams)と来たら…

ファントム・カー、それとも無人暴走車?:警官もあ然! (BBC-News, September 17, 2020)

少々古い話になるが、幽霊船 (phantom ships)、幽霊屋敷、幽霊階段なるものが世間を騒がせたことがある。そして、子どもの頃に読んだマンガの「幽霊バス」が、妙に頭に残っている。 そのバスは、町に続く1本の道中を、遠くの方からだんだんと近づいて来た。…

イラクサ科「ギンピィ」の葉に神経毒:毒蜘蛛・サソリの毒に似る! (BBC-News, September 18, 2020)

春、雪解けのシーズンになると、山の斜面に芽を出すのは、山菜の女王として古くから親しまれている「ミヤマイラクサ (アイコ)」。しかし、これが生長すると、その棘(とげ)が手に刺さるようになり、まさに手に負えなくなる。 同じイラクサ科でも、Australia「…

ロシアの超音速爆撃機Tu-160がUKに接近:まさか、ノビチョク? (BBC-News, September 15, 2020)

9月14日(月)のことだ。ScotlandのLeuchars (ロイチャーズ)空軍基地に、突然、緊張が走った。レーダーが、ロシアの「Tu-160 Blackjacks (可変翼超音速爆撃機)」2機が Scotlandの公海上空に近づいたことを捉えたのだ。 ただちに、「quick reaction alarms (緊…

蜘蛛が嫌いな人:これを殺さず、外に追い出すコツがあった! (RTE-News, September 16, 2020)

ひとを騙(だま)し、ヒトの物を盗み、人を殺した悪人が、死の床について、「蜘蛛の糸(芥川龍之介 作)」を読み聞いたら、身の毛がよだつ恐怖を感じるだろうか。 蜘蛛(クモ)は、決して野菊や野アザミのように美しもなく、カエルのような愛嬌もない。だから、「…

再生可能エネルギーの普及を邪魔する公益事業体:電力会社! (BBC-Sci & Env, September 1, 2020)

「hypocricy (偽善)」とは、邪悪な心(本心)を他人に悟られないように、うわべだけ、善人ぶったふるまいをすることだ。 Oxford大学の Ms Galina Alovaらの研究グループが、3,000を超える世界中の電力会社の、過去20年間における事業活動を分析し、その結果を…

「地球外生命体」が金星で発見?:とてつもないバクテリアか? (BBC-Sci & Env, September 14, 2020)

この季節、明け方近くになると、東南の、窓から見える空の高さで、ひときわ美しく輝くのが「明けの明星」すなわち金星(Venus)。太陽系にあって、水星と地球の間の軌道を周回する惑星だ。 なんと、この金星で、人類が長い間探し求めてきた「extraterrestrial l…

地下に眠るゴールドを探せ!:金相場が記録的高値 (BBC-News, September 12, 2020)

UKで産業革命が始まったのは、1760年代。まともな武力を持たない島や国を最新式の鉄砲で脅して占拠し、その多くを植民地として支配すると、多国間の貿易で巨額の利益をあげて、中産階級が躍進した。 一方、その陰で、貧富の差が拡大し、犯罪が多発した。収監…

海藻の需要が世界で急増:大型の養殖プラントが脚光を浴びる! (BBC-Business, August 27, 2020)

かって、北米・ヨーロッパでは、ヒジキやワカメなどの海藻が食卓に上がることはほとんどなかった。ところが、日本食、健康食ブームが背景にあってか、このところ、その需要が急増。「The UN's Food and Agricultural Organization (国連食糧・農業機構)」の報…

 新型コロナ感染の症状:人によって違うのはなぜ? (BBC-Health, August 28, 2020)

自称、強大国は、われ先にと、こぞって新型コロナ・ワクチン開発に鎬(しのぎ)を削る。しかし、ワクチン接種で得た免疫抗体が、果たしてどれだけウイルスの防衛に役立つのかが疑問視されている。 ところが、8月下旬、香港で新型コロナに再感染した男性が発見さ…

オタマジャクシはカエルの子:でも、どのカエルの子? (BBC-Sci & Env, September 3, 2020)

日本の春の風景から「田んぼで啼くカエルのコーラス」を除いたら、つまらない風景になってしまう。あのカエルの啼き声。聴く人、あるいはそのときの心情によっては、喜びの歌にも、悲しみの歌にも聞こえるから不思議だ。 どこか憎めない、愛嬌のある顔をして…

天井を破って侵入したならず者:体長約 3mのニシキヘビだった! (BBC-News, September 1, 2020)

Mr david Tateは仕事も第一線から退き、今は Australia東部のQueensland (クイーンズランド州) Brisbane (ブリスベン)北区で静かに暮らしていた。 ある日のこと、外出先から帰宅し、コーヒーを飲もうとキッチンに入って、肝を潰した。天井板が破けて、キッチ…

1日5品目の野菜・フルーツ:お手頃に摂取する5つのコツ! (RTE-News, August 14, 2020)

「健康的な食生活」、「1日 5品目の野菜・フルーツ」と勧められても、昨今の野菜の値段は呆れるほど高く、庶民にとってWHO基準は高嶺(たかね)の花になりかねない。倹約を志す人が「健康的な食事」を摂るためには、それなりの知恵を働かせる必要がある。 以下は…

コロナ感染の予防:その第一は肥満対策! (BBC-News, July 27, 2020)

難局にあって、人は、どのような行動を取るべきか、判断に迷うことが多い。心の中に浮上するのは「モラル (moral)」。これをCODは次のように定義する。 ・moral:standards of behavior, or principles of right and wrong. [ (人としての)行動規範、正邪の…

むしょうに甘いものが食べたい!:これはなぜ? (RTE-News, August 21, 2020)

秋になると、むしょうに人恋しく (crave to be loved)なったり、むしょうにチョコ、ケーキなど甘いものを食べたくなるもの。この「強烈で抑えきれない欲求 (intense and uncontrollable desire)」は、一体どこから来るのだろう。 ときに、おなかが空いていな…

新種のダニがUKに続々上陸:河原や森の散策に注意! (BBC-Health, July 31, 2020)

ダニは「壁蝨」とも「蟎」とも書く。人間の生き血を吸う虫だ。街のダニとは「まともに働かずに、もっぱら、オレオレ詐欺や泥棒・恐喝を生業(なりわい)とし、他人の金を不正に、せしめて生きる悪人」のことだ。 イエダニ、マダニ、街ダニのいずれにせよ、ダニ…

 世界58,000の巨大ダム:川の流れをせき止め、海面上昇にもブレーキ! (BBC-Sci & Env, August 19, 2020)

海面上昇が続いている。主な原因は地球温暖化が進んで、グリーランドはじめ世界中の高山の氷河や北極・南極の氷が溶け始めたこと、それに太陽からの熱エネルギーによって海水が温められ、それが熱膨張したことにある。 NASAの「Jet Propulsion Laboratory (ジ…

嫌なやつ、新型コロナ:人の嗅覚・味覚の脳神経細胞を攻撃! (BBC-Health, August 19, 2020)

これまで封印され、誰も気づかなかった殺人ウイルスSars-Cov-2。その秘密の箱が、どこか、とんでもない国で開けられ、世界中に飛び散った。 この6ヶ月余りで感染者数が2,500万人以上、死亡者数は84万人を超える。 その新型コロナCovid-19の主な初期症状は ・…