ヒロシのWorld NEWS

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2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

清純無垢のリンネソウ:温暖化に、人間に痛みつけられ絶滅寸前! (BBC-News, August 18, 2020)

コマクサソウ、イワカガミ、シラネアオイ、ミヤマオダマキなどは、過酷な氷河期を生き延びた高山植物だ。その花はどれも崇高で清く、気高い。汚れのない気品に満ちた風格さえ漂う。 しかし、地球温暖化と、心無い園芸家・登山家あるいは欲深い人間の行動によ…

アルプスの樹の驚くべき「病原菌」防御システム:その化学兵器! (BBC-Sci & Env, August 17, 2020)

アルプス山岳地帯には、鬱蒼とした「Norway spruce (欧州トウヒ)」が茂る。しかし、近年、地球温暖化に伴って、「needle bladder rust (球果・葉サビ病)」が蔓延し、毎年、数千ヘクタールのトウヒが枯れる。 その病原菌 (pathogen)は「クリソミクサ属真菌 (Clyso…

口の中がスッキリ、虫歯予防!:オーラル・ケアの秘訣! (RTE-News, August 16, 2020)

子どもの頃から、歯医者さんの、恐ろしい機械に囲まれた診察・治療室は不気味だった。そして、あのキーン、キーン音が鳴り出すと、治療台から逃げ出したくなる。それもこれも、でたらめな歯磨きと、いいかげんなオーラル・ケアの報(むく)いだった。 そんな人の…

Death Valley(死の谷)で気温54.4℃:す足が焼け付く灼熱地獄! (BBC-News, August 17, 2020)

「灼熱の恋」に憧(あこが)れても、「灼熱の暑さ」にはうんざりだ。うだるような暑さが、毎日、こうも続いては、頭がボーとして、集中力が落ちてくる。しかし、日本で、いくら暑い、暑いと言っても、その日中気温はせいぜい38 -40℃。世の中には、上には上があ…

スキンケアにシアバター:乾燥肌、くちびるのひび割れに効果! (RTE-News, August 11, 2020)

リップクリーム、保湿クリームは各種販売されている。あまりにも種類が多い。その能書きは、どれも同じようなものなのに、価格はまちまちだ。 そんなとき、「shea butter (シアバター)」の効果は見過ごしできない。 シアバターは、西アフリカ諸国に自生する…

海の底に眠る都市・居住空間:それはなぜ、水没したか! (RTE-News, July 27, 2020)

静寂な海を目の前にすると、心が安まる。しかし、それが、嵐や津波で荒れ狂うと、恐ろしい。人どころか、家畜も家も、街さえ一気に飲み込んでしまう。 そして、街は海底で永遠の眠りにつく。これは、そんな過去に実際にあった怖い物語だ。 1.Port Royal, J…

自然破壊、野生動物の殺戮の代償が:新型感染症の大発生だった! (BBC-Sci & Env, August 5, 2020)

暗いドイツの森や日本の北の蝦夷地の森、広大なUS、豪州、そして未踏の地と呼ばれたアマゾンのジャングルでさえ、「exploitation (開拓)」の名のもとに、樹々が次々と切り倒され、焼き払われて「耕作地 (croplands)」や「牧草地 (pastures)」、「市街地 (citi…

歴史に残る化け猫5匹:テロ・殺し屋、猫かぶり、宇宙猫、浮沈猫 (RTE-News, Aug 10, 2020)

この世に「化け猫」は、いると言うが、「化け犬」はいないようだ。 ニャーニャーすり寄って、怪しげな素振りを見せたかと思うと、冷たく、獲物を狙う表情に一変する。気分は、まるで「猫の目」のように変わるのがネコ。地球上には、約 3億7千万匹のネコがい…

足跡以外はすべて持ち帰ってくれ!:これ以上、自然を汚すな (BBC-News, August 7, 2020)

大勢の人が「お盆休み」の行き場に困った。バリ島、US、ヨーロッパは、コロナ感染のリスクが高い。それではと、近場の行楽地を探しても、公共交通機関の中も感染リスクが高い。 つまるところ、大抵は、マイカーで行ける範囲で、コロナ感染者数が少ない地方都…

奇怪な大学病院の中庭:ネズミがちょこちょこ走り回る! (BBC-News, August 7, 2020)

カーディフの大学病院「Landough Hospital (ランド−・ホスピタル)」は、Walesの首都「Caridiff」と「Vale of theGlanorgan (ヴェール・オブ・グラモーガン)」一帯の住民約45万人の健康と保健を司る大病院だ。 その管理・運営は、Cardiff大学医学部が中心となった…

寝苦しい夜にも:ぐっすり眠るコツがあった! (BBC-Health, August 6, 2020)

東京が江戸と呼ばれていた頃も、夏はやっぱり暑かった。夜は寝苦しくて、どの長屋でも、皆が一斉にぐっすり眠りにつくことはなかった。そのせいで、夏の夜は、泥棒にとって苦労の種。その時期、稼ぎが急落したという。(そんな話が「鬼平犯科帳」に出てくる。…

古代ローマ帝国の崩壊:火山噴火が原因だって? (RTE-News, Aug 4, 2020)

灼熱の太陽が突然黒くなって、辺りが急に冷気に包まれる。また、夕闇の迫る西の空に、一条の光を走らせる流れ星。いずれも、科学的に説明できる自然現象だ。 しかし、この皆既日食、流れ星が観測されたからと言って、それが、病気の蔓延、戦争、国の崩壊を招…

クジラの一撃で重傷:クジラと一緒に泳いで、怒らせた女性! (BBC-News, August 3, 2020)

クジラと一緒に泳ぐ観光ツアーが南半球の Australiaで人気だ。その大陸も今は冬。「ザトウクジラ (humpback whales)」の大群が西海岸に集結する時節だ。マニアは巨大な哺乳動物に近づくだけで、興奮するらしい。ザトウクジラは、人間を襲うことはない。人間…

コウモリのウイルスがなぜ人間に!:ラボから逃げたか、生物兵器 (BBC-Sci & Env, July 16, 2020)

『人の命は何よりも大切』と、子どもに言い聞かせながら、一方で、政治家は妙なことをする。コロナ感染拡大の危機にあって、「多少の犠牲もやむなし」と言わんばかりに、都市封鎖・行動規制を跳ね飛ばし、経済優先の道を選択した。 しかも、その手の内、胸の…

最終氷期を生き残ったkelp(コンブ)の森:生命を育み16,000年! (BBC-Health, July 25, 2020)

京料理に欠かせない昆布だし。昆布は英語で「kelp」、「 oarweed」あるいは「kombu」とも表記される。 さて、約 16,000年前の最終氷期末期のことだ。それまでヨーロッパ大陸を覆い尽くしていた厚い氷床 (ice sheets)が撤退すると、昆布 (コンブ科の海藻)は、…

体重が増えている人、ご注意!:コロナ感染のリスクが高まる (BBC-Health, July 25, 2020)

飛行機の利用客にホテルの宿泊客、それに海水浴場で騒ぎまくる若ものたちの姿も、このコロナ感染騒動で、めっきり減った。さらに、新車の販売数、デパート、喫茶店、ビアガーデンの売上はガタ落ちだ。 しかし、世の中は皮肉だ。売上を伸ばしたものがある。そ…

ネコが飼主からコロナに感染?:ウイルス検査で陽性(+) (BBC-Health, July 27, 2020)

ゼイゼイを繰り返すネコ。獣医は、当初、「fline herpes virus (ネコヘルペス・ウイルス)」による「cat respiratory infection (ネコ上気道感染症)」と診断した。 しかし、念のため、サンプルをコロナウイルス検査に回した。結果は陽性(+)。どうやら、ネコの…