2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧
およそ46億年前、地球がこの宇宙に誕生し、時は過ぎた。そして、約12憶年前、「多細胞真核生物 (maulti-cellar eukayotic organisms)」が出現すると、生物の進化は一気に加速する。生物の中心軸に対して左右相称 (symmetry)な形態を有する「bilaterians (左…
その時代に脚光を浴びる言葉がある。「sustainable」もその一つだ。文字通りには「持ちこたえることができる」、「持続可能な」との意味だが、それだけでは、なんのことだか、はっきりしない。そこで、「サステイナブル」とカタカナ表記されることが多い。。 …
大型の高級乗用車を乗り回し、休暇旅行だと言っては、海外に飛行機で出かける。それも、ウイスキー・ワイン飲み放題のファースト・クラスにふんぞり返って.....。世の中に、「vast inequality (極端な不公平)」が存在するのは歴然だ。 Leeds大学の Julia Stein…
およそ一万年前、人類がなぜ農耕を始めたのかは、定かでない。しかし、住み慣れた土地に暮らし、穀物を育て、安定した食糧を確保できることは、何よりもありがたかったに違いない。 「agriculture (農業)」の語源は、ラテン語「agricultura [cultivation of …
歴史を知らなければ、未来が見通せない。 武器の優劣は、戦いの勝敗、そして民族の興亡を決定的に左右する。「中学の歴史」で学んで誰でも知っているように、織田信長軍の「鉄砲」は、その後の戦法を根本的に変えたものとして、殊(こと)に有名。また中国の秦…
新型コロナウイルスの恐怖が世界を震撼(しんかん)させている。人々は、こぞってマスクを買い求め、皆、必死になって手を洗い出した。しかし、誰が買い占め、これを隠匿(いんとく)したものか、あれほど街に出回っていたマスクが、スーパー・薬局、雑貨店など…
宇宙は広い。それに不思議がいっぱいだ。人類が、この500万年あるいは700万年の間に、少しばかり賢(かしこ)くなったとは言え、宇宙の数々の不思議・謎など説明できるものではない。 地球から「うお座」の方角の、約640光年の彼方に、恒星「Wasp-76」がある。…
今年1月に中国武漢で発生した新型コロナウイルス。コンピュータ・シミュレーションの解析によって、新型コロナウイルス感染が「pandemic (世界的大流行)」に拡大すること、その結果、多数の人間が死亡し、世界経済に大打撃を与えることは百も承知だったはず…
おとなは忙しい。それに悩みも多い。だけど、子どもだって忙しいし、結構、悩みも抱えているものだ。ただ、人は、子どもの頃から、ずっと悩みや忙しさに振り回されてつつも、年齢を重ねると、過去の悩みや忙しさの「あれこれのほとんど」を忘れてしまう。 し…
今年の春は、毎日、新型コロナウイルス感染のニュースが報道され、スギ花粉の不安が薄れたかのように見える。しかし、例年、花粉症が引き金になって、突然、ぜん息に苦しむ人が続出する。 前回に続いて、ぜん息の医療処置について考えてみよう。 3.ぜん息…
「治療(cure)」とは、病気やケガを治すことだ。したがって、単なる「医療処置 (treatment, medical care)」とは、まったく違う次元にある。これをほとんどの医者は患者に説明しない。医学は、この点で、他の科学の分野に比べて無責任であり、問題の根源に迫…
昔から、言われて来たことがある。 "Eat breakfast like as a king, lunch like a prince and dinner like a pauper.’ [ 朝は王様、昼はプリンス並み、夕は「すかんぴん(素寒貧)」の食事とせよ] つまり、「朝食はボリュームたっぷり摂って、夕食はできるだけ…
2億4,000万年前、地球から3億9,000万光年離れた「Ophiuchus galaxy clusster (へびつかい座星雲クラスター)」の中心で、宇宙創生(Big Bang)以降最大級の大爆発があった。「The Naval Research Institute (アメリカ海事調査研究所)」の Dr Simona Giacinotucc…
「宵越しの銭は持たねえ」と、啖呵 (たんか)を切るのは、時代錯誤。また、一昔、あれほど称賛され、推奨された「もったいない」文化も、「piggy bank (貯金箱)」運動も、今ではすっかり影を潜めてしまった。政治家・経済界の巧緻な消費拡大戦術に完全に打ち…
ないと困るが、いくらあっても困らいないものの一つがお金。しかし、どんなに富豪でも、お金を湯水のように使っては、3代目になると、身代が傾くと言われる。 また、急にお金を貯めようと思ってみたどころで、すぐに貯まるものではない。 「お金が欲しい、お…
企業間の競争もさることながら、技術革新の著しい現代社会において、どの分野でも「talents (才能ある優秀な人材)」が不足している。このため、企業・経営者は、あの手この手を打ち出し、その優秀な人材の確保に躍起だ。成果主義を掲げてみたり、派遣・任期雇…
英語の「habu (ハブ)」と「hub (ハブ)」は、発音がほとんど同じで、紛らわしい。もちろん、奄美大島・沖縄の毒蛇が「habu( ハブ)」で、「ハブ空港」のように、交通網の要(かなめ)の地を「hub (ハブ)」と呼ぶ。 しかし、16世紀、「hub」と言えば、もっぱら「…
オメガ 3脂肪酸にも、色々。サーモン、ツナ、サバに含まれる「エイコサペンタエン酸 EPA (eicosapentaenoic aci)」、「ドコサヘキサエン酸 DHA (docosahexaenoic acid)」や、芽キャベツ、ナッツ、種子類にたっぷり含まれる「α-リノリン酸 ALA (alpha-linolenic …
カナダの公園、大学のキャンパス、道路沿いの並木に植えられたカエデの樹々には、必ずと言って良いほど「grey squirrels (灰色リス)」が走り回っていた。 そのリスが、いつの頃からか、ヨーロッパに持ち込まれて野生化すると、すっかりUKにも住み着いてしま…
ヒトの腸内には、数兆個の「腸内微生物 (gut bacteria)」が、互いにバランスを保ちながら生息し、これが健康の保持に役立っていると考えられている。 その多種多様な微生物には、色々なタイプの「Escherichia coli (大腸菌 E. coli)」も含まれている。 とこ…
車のハンドルを握っているときは、ほとんど気づかないが、サイクリングや散歩に出かけると、道路あるいは道路の周辺に散乱している空缶、ペットボトル、ポテトチップスの空袋、タバコの吸殻などが、目に付く。 北アイルランド (人口約189万人)政府は、環境保…
「Bird watching」を趣味にしている人が多い。しかし、カモメ(seagulls)だって「Human watching」をしている。カモメの場合は、もちろん趣味とは違う。生き残りをかけて「人間が何をするのか」、その行動を注意深く観察、監視しているのだ。 Exeter大学の Dr…