2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧
人間に取り憑く病気の原因の、東の横綱が「高血圧」だとすれば、西の横綱は悪玉コレステロールLDL (Low-Density Lypoprotein)だ。LDL値が高すぎると、血管 (blood vessels)内壁にスケールが積み重なって血流を詰まらせてしまう。その結果、心臓・脳に酸素が十…
キノコ (mushrooms)には、抗炎症作用もある、抗酸化物質「ergothioreine (エルゴチオネイン)」が含まれていて、その他にも、ビタミンD,「selenium(セレン)」、「spermidine (スペルミジン)」など、体に大切な栄養素が含まれている。どうやら、これらの成分が…
ほとんど神話(legend)の世界だが、初代天皇の神武天皇が即位したのはBC660年とされる。その頃と言えば、ヨーロッパ・中東は鉄器時代に当たり、古代ローマも、建国(BC753 )から90年以上が過ぎていた。 そのBC660年に、太陽は、その表面で、近年観測されたこと…
ブレーキとアクセルを一緒に踏んでいませんか。体のエンジンの心臓のことだ。 ブレーキを踏みながら、アクセルペダルを踏んでいては、どんなに性能のいい高級車でも、エンジンが音を上げてしまう。血圧を下げる薬を飲みながら、お酒を飲んで、タバコを吸って…
好き嫌いを先に言って、大人げないが、「三年寝太郎」は大嫌い。母親を騙し、長者とその娘をだまし、鎮守の神様をもだまして巨万の富を自分のものにするなどとは、神も仏もないとんでもない昔話だ。誰もこれをまねるようなことがあっては、ならない。 しかし…
人類が、今、最も必要としているものは、何か。 それは、敵を殺戮する武器でもなければ、暇つぶしのためのゲームの開発でもないし、スポーツ人材育成と称して膨大な額の国税を強化合宿などにつぎ込むことでもない。。 病気で苦しむ数十億人の人を救うことが…
赤ちゃんが誕生した瞬間に、細胞内の神秘な時計がコチコチと動き始める。 遺伝子に刻み込まれたスケジュールに従って細胞分裂が繰り返えされ、神経組織や臓器を完成せて行く。さらに子どもが成長して思春期・青年期を迎えると、遺伝子はホルモンを分泌するよ…
沼地・葦原(あしわら)は耕作に向かない荒れ地。しかし、沼には蓮の花が咲き、ヒツジグサ、コオウボネなどの水生植物が彩(いろど)りを添え、マガモ、カルガモ、カイツブリなどの水鳥がエサを求めて、仲間と憩う。そこは、多くの動植物にとって、なくてはなら…
HIV/Aids (エイズ)が、一頃ほど、マスコミで騒がれなくなったとは言え、世界中の患者数は約3,700万人。日本でも27,000人がこのウイルス性難病に罹患している。 ヒト免役不全ウイルスHIV-1は、主として受容体CCR5と結合して感染し、体の細胞に侵入する。 これ…
失恋はショックだ。親しい人を亡くしても、心はひどく落ち込む。こんなとき、「chest pain (胸が痛み)」や「breathlessness (息切れ)」を感じるのは、なぜ。 こんな症状を「broken heart syndrome (ブロークン・ハート症候群)」と言う。心臓の左心房の心尖部…
世界保健機関WHOによると、「うつ病(depression)」で苦しむ人は世界で約3億人。鬱はうつでも特にやっかいなのは、抗うつ薬が効かない「treatment-resistant depression (治療抵抗性うつ病)」。これに罹患する患者数は、USだけで推定740万人。普通の抗うつ薬…
アメリカ人は、ハンバーガーにトマトケチャップ (ketchup)をたっぷりと塗りたくって、がぶり。これがたまらないと豪語する人も少なくない。しかし、日本人は、何もそこまで、米国式にこだわることもないのではと思う。 その「ketchup」の語源は、中国広東語…
これはカメを助けた現実のはなし。しかもスケールが大きい。海ガメを助けたのは、女の子のMs Amelia Luck。まるで「小さな幸運の女神 (Little Lady luck)」だっった。 この少女は、昨年の9月、CornwallのLostwithiel (ロストウィジエル)に住むThe Redheads (…
一人ぼっちの暮らしは、寂しいに違いない。朝起きたら、まずTVのスイッチを入れる。来客があっても、電話がなっても、TVは付けっぱなし。 そんなふうに、人知れず、孤独と戦っている人に、『食事のときぐらい、あるいは人と話しをするときぐらいTVを消して』…
Scotland「Bridege of Allan (ブリッジ・オブ・アーラン)」在住の Ms Moir Boxallは、オーストラリア「Quennsland (クイーンズランド州) 」北部東海岸の都市「Mackay (マッケイ)」に住む娘の家を訪ねて、そこでしばらく滞在した。 ある朝早く、ガチャンという…
ナポレオンが3時間しか眠らなかったといって、睡眠を十分にとらないとどうなるか。 イライラして、ナポレオンのように、他人のことなどに耳を傾けず、お腹が出っ張り、糖尿病の発症リスクが高まる。 では、1週間のうち、平日は忙しく(パソコン・スマホ画面を…
ビタミン Dは、カルシウムの吸収を高めて、骨を丈夫にする大切な栄養素。これが不足すると、子どもは「くる病 (rickets)」を発症し、「bone growth (骨の成長)」がままならず「deformities (骨格異常)」、「poor growth (発育不全)」、「muscle weakness (筋力…
「beaver (ビーバー)」を古くは「beofor」と書いた。その語源は「Indo-European root (インド・ヨーロッパ語)」に遡り、「brown (褐色)」を意味する。 昔のヨーロッパ人は、ビーバーのダム造りの技と、その働きぶりに感心した。それで、英語の「beavers」は「…
過ぎてしまえば、何でもない些細なことに、人は何度も心を痛め、悩み、不安の重圧にもがき苦しむことが多い。それは、小さな子どもも、若ものも、そして杖にすがるようになった老人とて、同じだ。 欲しいものはほとんど手に入り、好きなものを好きなだけ食べ…
子どもの健康を守り、しっかりと教育することは、大人の責任。 まともな心の持ち主の人で、これに異論を唱える人はいないだろう。 かって世界の海を制した大英帝国。その力が衰え、列強の国々の中にあって陰が薄れたとは言え、世界第5位の経済大国だ。その近…
「当たるときもある」とは天気予報。それでも、天気予報担当者は、予報の的中率が高いと主張する。ただし、こんな予報で、当たっているとがんばられては困る。『あすの天気は晴れ、のち曇り。ところによっては雨。』 なぜ、天気予報は外れるのか。それを語る…