ヒロシのWorld NEWS

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2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ウェールズの「奥の細道」:その敵は、海岸浸食に藪 (やぶ) (BBC-News, January 20, 2019)

Walesの南端「Chepstow (チェプストウ)」から海岸に沿って北端の「Chester (チェスター)」に至る道のり全長870miles (約1,400km)。それが「The Wales Coast Path (ウェールズ海岸の奥の細道)」だ。 ハイキングコースとして、国の内外から大勢の観光客が足を…

コーヒーの木が地球上から消える!:野生種の60%が絶滅危惧種 (BBC-Science & Environment, January 17, 2019)

毎朝、かぐわしい一杯の珈琲 (コーヒー) は、至高の生きる喜びを与えてくれる。 ところが、そのコーヒーの木が危うい。このまま、気候変動が続くと、2088年には野生種の 50%以上のコーヒーの木が、地球上から消えてしまいかねない。そんな研究結果が科学雑誌…

食べて命を救う Superfoods:ガン・心臓病予防、減量に効果てきめん (BBC-Health, January 11, 2019)

なにも山羊(ヤギ)さんのように、紙屑をモグモグしたり、野山に出かけて草や木の皮を食べなくともいいが、人間は「dietary fibre (食物繊維)」を摂らなくなっているという。 Otago大学の Jim Mann教授らの研究グループが「The Lancet Medical Journal」に発表…

ロンドン地下鉄のPM2.5濃度: ロンドン市内の30倍 (BBC-News, January 10, 2019)

大気中に浮遊する2.5µm以下の微小な粒子状物質 PM 2.5は、肺組織の奥深くに侵入し、呼吸器系疾患やガンの発症リスクを高める。 WHO (世界保健機関)の環境基準値は年平均 10µg/m3、日平均 25µg/m3。これに対して日本の環境省は年平均 15µg/m3、日平均 35µg/m3…

宇宙人の呼びかけか!:強力な電波はどこから来るのか? (BBC-Science and Environment, January 10, 2019)

宇宙は、小さな人間など想像もつかないくらいに広い。その気の遠くなるほど遠くの「galaxies (星雲)」から、爆発的なエネルギーを持った電波が地球に向けて発信されている。天文学者は、これを「Fast Radio Bursts (高速電波バーストFRBs)」と呼ぶ。 それは…

「Pubs (居酒屋)」は時代遅れになったか?:生き残りを賭けて! (BBC-News, January 8, 2019)

日本が貧しかった頃、どこにでも見かけた居酒屋の風景があった。 夕暮れどき、村の小さな酒屋の店先に、日焼けした男たちが、1人2人と足を運ぶ。1日の仕事を終えて、その日の給金を手にした日雇いの大工や人夫が多かった。 古びて、黒光りする「一合升」に、…

イギリスで始まった牧畜の見直し:環境に優しいミルクがあるって? (BBC-Science & Environment, January 9, 2019)

牧草地で牛を育てて、牛乳(dairy milk)を生産するとすれば、どれだけの牧草地が必要か。Oxford大学Mr Joseph Pooreらの研究によると、1年を通して毎日牛乳1杯分(200ml)を生産するだけでも、テニスコート2面分 (650m2)の土地が欠かせない。 このところ、牧畜業…

抗がん剤の副作用「脱毛、吐き気」なし:その画期的な化学療法とは! (BBC-Health, January 9, 2019)

どんなに多くの人が、一刻でも早く、この研究成果が実用化されることを待ち望んでいるだろう。ガンの「化学療法 (chemotherapy)」の副作用を抑える画期的な治療法が、開発されたのだ。 化学療法は「cornerstone treatment (ガン治療の基本)」だ。ただし、こ…

ごり押しでつくった風力発電:まったく動かず、役立たず! (BBC-News, January 10, 2019)

どこの、だれだか、だれも知らない。どこまでも秘密にされる。しかし、そのだれかが、権力を楯に強情を張り、あるいは、とんでもない思い違いをしたお陰で、大衆が大変な被害を受けたり、大切な税金が無駄に使われることは、よくあること。 建設当初からトラ…

医者が予測できない薬の作用:心臓の薬が脳に効いた! (BBC-Health, January 9, 2019)

人はなぜ病気になるのだろう。原因も治療法も十分に分かっていない病気も少なくない。脳神経に関わる「mental health illness (精神疾患)」も、その一つだ。したがって、患者はもちろんのこと、これを治療する専門医も、苦闘を強いられている。 そもそも、脳…

ジェミィ、こんなに痩せちゃった:昔の結婚写真なんか、見たくない! (BBC-News, January 8, 2019)

「cheap and tasty food (安くて、おいしい)」。それに、「Bog(1つ買ったら、1つおまけ)」。これでは、ついつい食べ過ぎてしまう。 「ジャンクフード (junk food)」の販売促進と集客目当てに始めた大型スーパーの「おまけ作戦 (multi-buy offers)」は、大当…

人間になりかけたアシカの Pup (赤ちゃん):排水溝に迷い込み、衰弱!(BBC-News, January 6, 2019)

Scotlandに伝わる伝説によると、「seals (アシカ)」には特別な力がある。海の中ではアシカでも陸に揚がると人間の姿になると信じられた。だから、アシカを殺してはいけない、とくに、アシカが海から陸に揚がって人間の姿になりかけているときには、絶対に殺…

砂糖を摂り過ぎていませんか?:体に良いこと何もなし! (BBC-Health, January 3, 2019)

料理に砂糖と塩がないと、料理にならない。まして、ケーキ・スィーツに砂糖が入らないと、ケーキ・スィーツなどと言えない。 でも、ちょっと待って。砂糖を摂り過ぎると、どうなるか。虫歯になりやすい他に、 ・Sugar addiction :砂糖依存症・Obesity :肥満…

「女の子は体毛を剃らない」キャンペーン:これを始めた学生の理由! (BBC-News, January 4, 2019)

その昔、髪や体毛には不思議な力が宿ると信じられた。旧約聖書に登場するサムソンの怪力の秘密は、頭髪にあった。また、「もののけ」の「ケ」は、何か得体の知れないものが具体的に現われたようす、すなわち「形而下的な現象」を指したが、西洋でも「body ha…

乾燥肌に「保湿クリーム」:でも、全身が火だるまに包まれるリスクも! (BBC-Health, December 18, 2018)

こんなことは聞いたことがなかった。保湿クリームを肌に塗って、火だるまになるなんて。 冬のこの時機、肌がカサカサになり易い。また、「eczema (湿疹)」、「psoriasis (乾癬 [かんせん])」などで皮膚が荒れると、強烈な痒みに襲われる。そんなときは、誰で…

フィンランドの白樺:絹のように艶があって柔らかなドレスに変身 (BBC-Business, December 19, 2018)

人間ヒト属 (Homo)には、創造主も呆れることが 3つある。苛酷な自然界に生きるカラスやキツネでさえ決してしないことだ。それは、残忍非道な殺傷・殺戮 (bloodshed)、自慢・うぬぼれ (conceit)、そして贅沢 (luxury)。広大な宇宙にあって、その小さな生物が、…

生命のなぞ:なぜ、男の子の生まれる確率が高いのか! (BBC-Health, December 25, 2018)

「全知全能の創造主 (The omniscient, omnipotent God)」は気まぐれ (capricious)なのか、それとも、人間の所業にその怒りを爆発させたのか。シチリアの Etna (エトナ)を噴火させ、インドネシアでは Krakatau (クラカタウ)をメチャクチャにした上、津波まで…

Elf (エルフ) の魔力を見た!:その「フルドゥフォルク」の世界とは (BBC-Travel, December 18, 2018)

こんな不思議なことがあった。遠い北の国 Icelandで実際に起きたことだ。 Reykjavík(レイキャヴィク)の住人 Mr Sigtryggur Baldursson (シチュルガー・バルデュルソン)の祖母が、末期ガンで危篤状態になった。その夜、Mr Sigtryggur の母は、病人に付き添…

2019年、「幸せ探し」のコツ:これが専門家の一押し! (BBC-Health, December 28, 2018)

ほっぺたにビュビュウ吹きすさぶ北風が去り、雪が融けて春がやって来ると、野原は新緑の草花に覆われる。春に向かう季節の変化は、人の心も体もリフレッシュしてくれる。 さて、新鮮な森の息吹 (いぶき)が、もう、すぐそこに感じられるあなた。2019年は、ど…