ヒロシのWorld NEWS

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2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

薬の効かない結核:地球を救うのはエシャロットか? (BBC-Health, January 20, 2018)

人間がどんなに足掻(あが)いても、しょせん、自然の力・知恵に敵わないことが多い。 とくに医者には少々慢心があったようだ。安易な気持ちで「抗生物質(antibiotics)」を余りにも使い過ぎたため、病原菌に耐性ができ、ヨーロッパだけでも「抗生物質の効かない…

儂(わし)の口ヒゲは生まれつき:キザな人間とは違うわい! (BBC-Science & Environment, January 17, 2018)

「monkey(サル)」の仲間の多くは樹の上に生息するが、「patas monkey (パタスモンキー)」は別だ。サバンナを駆け回るこの種は、脚力を発達させた。 "Patas monkeys are found from west to east across sub-Saharan Africa; they are among the fastest-movi…

DNA転写酵素「RNAポリメレーゼ」の姿:印象派ゴッホが描い たか? (BBC-Health, January 17, 2018)

地球上の全ての植物・動物の細胞は、細胞分裂して増殖する。人間の体の細胞分裂の際には、「genetic instructors (遺伝的指令)」が組み込まれた DNA 塩基配列を正確に複製する必要がある。しかし、なんらかの原因で、この作業にミスが発生すると、ガン腫瘍細…

クシャミを止めたら、喉が破裂:かまんは禁物! (BBC-Health, January 15, 2018)

冷たい風に当たったときや、ラーメンに振りかけた胡椒を吸ったときなど、思わず激しい「クシャミ (sneeze)」が出てしまう。たいていはその瞬間にハンカチやテッシュで口元を押さえるが、それが間に合わないと、人前で飛沫を爆発させるのも失礼と、グッとクシ…

美しい花々:なぜ地球を征服できたか! (BBC-Science & Environment, January 14, 2018)

数億年前の、恐竜がのし歩いていた頃の地球上は、シダ類 (ferns) や針葉樹(conifers) で覆われていた。しかし、約 1億 5千万年前の「beginning of Cretaceous period (白亜紀前期)」、植物に変化が起こる。花が咲き、実をつける被子植物(angiosperms) が出現…

ブラックホール:理論的とは言え、ゲップをするなんてマナー悪いよ! (BBC-Science & Environment, January 12, 2018)

銀河系 (The Galaxy) の渦巻きの直径は約 10万光年。その 8,000倍の距離 (8兆光年) の宇宙のかなたに巨大な星雲「SDSS J1354+1327」が浮かぶ。Chandra space telescope (チャンドラ宇宙望遠鏡)は、その星雲のほぼ中心で、X腺を発する「supermassive black ho…

性格が悪いか、パーソナリティ障害:怒鳴り散らして他人を攻撃 (BBC-Health, January 12, 2018)

情緒不安定 (emotional instability) で仲間や部下を口汚く罵(ののし)り、パワハラ(power harassment) を繰り返しても、それを「指導」と言い張る。そんな輩 (やから) は世の中に幾らでもいる。 困ったことに、単に性格が悪い人間なのか、人格が壊れた病気「pe…

ココナッツ・オイルは健康食品か?:その実験結果は予想外! (BBC-Health, January 9, 2018)

ココナッツ・オイルは口臭 (bad breath) を消し、消化器疾患 (digestive disorders) などにも効く万能薬との触れ込みと、セレブを採用したコマーシャルが功を奏して、販売実績が急上昇中 (rocketing)。 US女優の Angelina Jolie-Pit (アンジェリーナ・ジョリー…

人の声が聴き取り難くなったら:原因を知って、トレーニング開始! (BBC-Health, January 10, 2018)

イギリスでは 6人に 1人の約 1千万人が何らかの難聴 (hearing loss) に悩まされている。50歳を過ぎると40%以上、70歳を過ぎると 70%のイギリス人が聴力に異常を来す。 この難聴の主な原因は、遺伝要因 (hereditary factors)、騒音暴露 (noise exposure) 、ト…

ほんの遊びのつもりが!:抜けられなくなるタバコ依存症 (BBC-Health, January 10, 2018)

はじめは、ほんの遊び、あるいは大人のまねごとだった。タバコの吸い始めとは、こんなもの。しかし、そのたった一度のタバコが、若ものを深みに引きずり込み、ドロ沼から抜け出せなくしてしまう。何もタバコに限ったことではない。ギャンブル、薬物、悪事に…

飛行機の座席:通路を挟んで右と左、あなたはどっちが好き! (BBC-News, January 8, 2018)

これはトランプ・ゲーム「old maid (ばば抜き)」に利用できそうだ。 同じような2つのものが目の前に置かれているとき、人 (右利き) は右側を選ぶ確率が高い。「人間の心の中に存在する右側バイアス (mind's rightward bias)」が働くためだ。 Queen's Margare…

デスクワークの人に多い心臓病:有酸素運動で発症リスク減 (BBC-Health, January 8, 2018)

今は、どのオフィスでもコンピュータに向かって仕事をすることが多い。このため、必然的に体を動かす機会が少なくなり、中年後期 (late-middle age) を迎えると心臓機能が衰えて、心臓病の発症リスクが高まる。 それは仕方のないこととあきらめている方には…

コーヒー党から一杯25p(38円)の税徴収:環境改善のためだって? (BBC-Business, January 5, 2018)

一杯のカフェのコーヒーに細やかな贅沢を楽しむコーヒー党にとっては、北風が吹いてきた。 「英国議会・環境監査委員会(The Environmental Audit Committee)」が問題視しているのは、Starbucksなどのカフェで大量に消費される「disposal cups(使い捨て紙コッ…

人間と馬と牛と犬:人は年代層によって気質が違うわけ! (AESOP, January 12, 2018)

はるか昔、人間は家を建て、そこに住んだ。ある冬のこと、ひどい吹雪で凍えそうになった馬と牛と犬が、人間に助けを求めた。人間は快くその2頭と犬1匹を家の中に招き入れ、火を焚いて家中を暖めた。そして、馬には馬が大好きなカラスムギを与え、牛には牛が…

誤診の多いガン・心臓病:どんな医者より優秀な人工知能AI誕生 (BBC-Health, January 2, 2018)

これはひどい。毎年、スキャン (走査) 画像によって診断されるイギリスの心臓病患者 6万件の内、1/5が誤診。すなわち、必要のないのに手術が実施され、逆に、病根を見逃して、後日、患者が心臓発作に見舞われることも頻発している。 また、肺ガンの診断も医…

食べすぎて82%が太り過ぎ:ウェールズの肥満とその治療格差 (BBC-News, January 1, 2018)

ホモ・サピエンス (Homo sapience) とはラテン語で「wise man (賢い人)」の意味だ。しかし、「ムシャクシャして殴りたいから」と人を殴り、「食べたいから」とスイーツ、ポテトチップス、ハンバーグと手当たり次第に食べる。これでは脳神経細胞の暴走(runawa…

「mochi」が恐ろしくて怖い:それは化け物か? (BBC-News, January 2, 2018)

何が怖いって、今は「地震、原発、台風、津波」。しかし、もちろん、怖いものは人によって違う。新年早々、BBCの Newsで「Delicious but deadly mochi: the Japanese rice cakes that kill (美味しいけれど、命とりになるモチ:日本のライス・ケーキで死亡)…