ヒロシのWorld NEWS

世界のニュースを日本語でお届け!

あなたの魅力を一段と引き立てる!:それは健康的で、きれいな爪 (RTE-News, January 22, 2021)

Toughen up your nails this winter.

 目鼻立ちに口元は、人の目につくところ。でも、爪だって結構、他人が見ているものだ。それが汚れていたり、割れ爪、欠け爪だったりすると、魅力が半減する。きれいな爪は健康のバロメータであり、また、その人物が清潔で、きめ細やかな性格であることを印象づけもする。

 

 そうかと言って、ジェル・マニキュアをベタベタ塗っても、爪のヒビ割れ・剥がれは防げない。では、どうすれば、この冬、きれいな爪を保てるのか。

 以下は、「Cienna Rose (シエナ・ロゼ)」の創業者であり、「nail art」の専門家でもある Ms Carla Opokuが教えるプロの「爪のお手入れ法」だ。

 

1.Hydrate with an oil

 顔、身体、髪の表面がカサカサしていては、表皮・表層が痛むもの。爪も同じ。「cuticle oil (キューティクル・オイル)」を爪の甘皮(cuticle)、付け根、爪甲 (nail plates)にたっぷり塗った後、これを十分にすり込んで乾燥を防ぐこと。

Seigi No Mikata Japan GIF - Find & Share on GIPHY

2.Don't forget your base coat

 急いでいて、マニュキュアを塗る時間がないときでも、「base coat (下塗り)」だけは塗っておきたい。これは爪を補強し、「peeling (剥離)」から守るためだ。ただし、「base coat」は「harsh chemicals (刺激成分)」のない「natural formula (オーガニック)」がおすすめ。

3.Try a nail mask

 くたびれて、脆(もろ)くなった爪には「Overnight Success Revival Mask」がおすすめ。これには「synthetic crystalline protein (合成結晶タンパク質)」が含まているため、爪にとっては、水分と栄養分の補給効果が期待できる。これを夜、就寝前に爪に塗り込んで、朝になったら、水と「voila (clean)」で洗い流す。

4.Give your nails a break

 ジェル・マニキュアは爪をピカピカにしてくれる。けれども、これを使い続けると、爪が呼吸疲れをしてしまう。ときには、自然のままにして、休ませることも大切だ。

 

5.Exfoliate regularly

 爪の表面には、古くなってカサカサになった角質層がある。これを定期的に擦(こす)りとって取り除くと、丈夫で健康な爪の層が現われる。爪磨きなどを使って、優しく、円を描くように爪甲 (nail plates)をマッサージすると、爪の光沢が戻る。

6.Boost your B vitamine

 爪甲 (nail plates)が変形し、凸凹(でこぼこ)だったり、うねったりするのは、「vitamin deficiency (ビタミン欠乏症)」の可能性がある。爪の健康を保つためには「vitamin B9」すなわち「folic acid (葉酸)」の摂取が欠かせない。食生活に「beans (豆類)」、「wholegrains (全粒穀物)」を取り入れることだ。



7.Ditch the acetone

 鼻にツンとくるアセトン。これが入った「nail removers (ネイル・リムーバー)」は爪を乾燥させて、痛めるだけ。アセトン・フリーの製品を選択すること。

 

おわりに:「たかが爪」と侮(あなど)っていると、爪を剥がしたり、身体を傷つけることもある。剣豪「宮本武蔵」は、爪の手入れを怠らなかったと聞く。

www.rte.ie

暴風雪(blizzerd)と大雪:アメリカ東部沿岸の都市を襲う! (BBC-News, February 2, 2021)

Snow storm in New York City

 2月に入ったとたんに、USの東部沿岸の各州は、激しい「snowstorm (吹雪)」と大雪に見舞われ、月曜の午後の段階で、New Jersey、Pennsylvaniaでは積雪 48cm、New York市内でも 43cmの積雪があった。

 

 「blizzard (ブリザード)」が荒れ狂い、前が見えないほど視界が悪くなったため、

・Newark Liberty International Airport

・John F Kennedy Airport

Philadelphia International Airport

などを発着する航空機およそ1,600便が欠航になった。

 

The US National Weather Service (アメリカ国立気象局)」によると、吹雪は New Englandに向けて北上するが、今後、数日間は、最大風速80km/h (毎秒22m)の暴風雪が続く模様だ。

A person walking their dog in the snow in New York City

 New York州は「a state of emergency (非常事態)」を発令し、New York市は、月曜日の朝 6:00から「non-essential travel (不要不急の外出)」を制限し、火曜日の学校は休校になった。

 

 また、New Jersey州でも非常事態が発令され、月曜日の路線バス・電車は運行停止となった。

 さらに、この暴風雪でコロナ・ワクチンの配達ができなくなり、多くのワクチン接種会場で、予約接種がキャンセルとなった。

Snow storm in New York City

 USは「一難去ってまた一難」。ようやく政権が変わって、まともなコロナ対策ができるようになったに矢先に、「blizzard」そして、これに続く「Freezing rain and sleet shower (みぞれ混じりの雨)」に打ちのめされて (pummelled)いるという。

 

おわりに:USの寒波を、決して「対岸の火事」と傍観してはいけない。北半球の異常気象は連鎖し、多くの国の気象に影響を与える。コロナ感染拡大が一向に収まらず、緊急事態宣言が発令されて苦悩する日本の主要都市。そこに寒波が襲わないとは、誰も確約できないに違いない。立春が過ぎたとは言え、春はまだまだ遠い。

         (写真は添付のBBC Newsから引用)

www.bbc.com

人助けも泥まみれ、命がけ:踏んだり蹴ったり、罵(ののし)られ! (BBC-News, Jan 21, 2021)

Ambulance

 一刻を争うことがある。事故や火災の発生、あるいは急病人の命を救うため、常時 24時間態勢で出動準備をし、何がなんでも急いで現場に駆けつける必要がある。それが「ambulance crew (救急隊員)」の任務だ。

 

 ところが、その救急隊員が現場に到着すると、感謝されるどころか、蹴られたり、殴られたり、ツバをかけらるなど、散々に「assaults (暴行)」を受ける事件が多発している。

 

 Englandの「Cornwall Peninsula (コーンウォール半島)」一帯を管轄する「The South Western Ambulance Service」が受けた「assults or aggression (暴行または攻撃)」は、2020年のクリスマス・イブから年開けの 9日間だけで50件。クリスマスの当日には、負傷しながらナイフを振り回す男が車で逃亡をはかり、その車を救急車にぶっつける騒ぎまであった。

 救急隊員が受ける暴行事件は急増している。2020年は、2019年のデータに比べて 64%増の 1,584件であった。

 

 人助けの、一刻を争う仕事に勤務し、命がけで現場に駆けつけ、負傷者に罵られ、殴られては、まさに「踏んだり蹴ったり」。どんなにケガをしていようが、救急隊員に対する「violence (暴力)」は「unacceptable (容認できない)」。

 

 おわりに:どうして、人助けの救急隊員が罵られる世の中になったのかは不可思議の一言に尽きる。拗(す)ねて、ぐれて、人間として生きることを諦(あきら)めたのか、それともトノサマガエルの真似をし始めたのだろうか。

                       (写真は添付のBBC Newsから引用)

www.bbc.com

昼寝は身体にとって悪いか:それとも、からだに良いか? (RTE-News, January 26, 2021)

All participants took part in a dementia screening test with scores higher in the napping group

 「添い寝」、「独り寝」、「雑魚寝」は、まだましだ。ヤケのやん八の「ふて寝」、老獪(ろうかい)な詐欺師・悪党の「タヌキ寝」ともなると、その眠りも汚れる。

 

 一方、古いことわざに「昼寝をすれば鈍(どん)になる」がある。どうせ、老獪な地主か権力者が、その使用人や小作人の昼寝を嫌って、一般庶民に信じ込ませたことだろうが、「昼寝をする人間は怠け者」と決めつけ、「昼寝をすれば、身も心も鈍(なまくら)になる」と戒めた。

 

 しかし、「General Psychiatry」の電子版に発表された研究 (被験者は健康な60歳以上)によれば、「昼寝(afternoon nap)」を習慣にしていると、

・mental agility:頭が冴え

・locational awareness:位置認識

・verbal fluency:言語流暢性

・working memory:作業記憶

が高まるという。

 

 つまり、昼食後、眠気を覚えたときには、さっさと数十分間、午睡をとる。これによって、次の効果も期待できるというのだ。

・reducing sleepiness:眠気がとれる

・memory consolidation:メモリ統合の改善

・preparation for subsequent learning:目が覚めた後の学習の準備

・executive functioning enhancement:実行機能の強化

・boost to emotional stability:情緒安定性が増す

 

ただし、この主張には、裏付けとなる証拠(evidence)が示されているわけではない。また、残念ながら、昼寝が認知症、認知機能低下に効果があるのかは不明。

 

 なお、BMJに発表された研究によると、昼寝を繰り返す人には、血液中の「triglyceride (中性脂肪)」が高い。これは「心血管疾患(cardiovascular desease)」との関連性が指摘されている脂肪だ。

 

 しかし、California大学(2019)及びローザンヌ大学病院Ms Nadine Häuslerらの研究グループ(2019)の研究結果には驚く。いずれも、「週に1,2度昼寝をすると、心血管疾患の発症リスクが低下する」と報告しているのだ。

 

おわりに:脳神経の働きや、睡眠に関しては、まだ十分に解明されていないことが多い。古いことわざにも、また幾多の研究論文にも、なにがしかの真理があるのかも知れないが、得てして、ほんの一面を見ているのに過ぎないものだ。全てを鵜呑みにしてはならない。

   (写真は添付のRTE Newsから引用)

www.rte.ie

ワニに頭を咬まれた男:その口に手を突っ込み、こじ開けて脱出! (BBC-News, Jan 28, 2021)

A fully grown saltwater male crocodile in his own pen at the Malcolm Douglas wildlife park near Broome in Western Australia.

 ワニ (croc)なんかに、負けてたまるか。1月26日 (木)のことだ。その男(44歳)は、オーストラリア北東部 Queensland (クイーンズランド州)の「Lake Placid (レイク・プラシッド)」で、いつものように、水泳を楽しんでいた。

 すると、突然、一頭の「saltwater crocodile (イリエワニ)が、男に襲いかかって、頭に咬みついた。男は、ワニの口に両手を差し込むと、その顎(あご)を強引にこじ開けて脱出した。

 

 手を引く際に、人差し指 (forefinger)に「軽い引っかき傷 (minor lacerations)」を負っただけで、他に大きなケガはなかった。なお、襲ったワニの体長は、1.5- 2.0mほどだったという。

 

 ワニの襲撃を受けた後も、男はかなりの距離を泳いで、無事、海岸にたどり着いた。

 知らせを受けて現場に駆けつけた緊急隊員 (emergency responder)によると、男の頭には、ワニの歯型の跡 (puncture marks)が残っていたが、咬まれた当人は、いたって落ち着きはらっていた。

 その後、近くの「Cairns Hospital (ケアンズ病院)」で手当を受ける。体調は安定しているとのこと。

 

 なお、救急救命士 Pau Sweeneyが BBCのリポーターに語ったところによると、この男、これまでおよそ 8年間、週に 3度は、「Lake Placid」で水泳に興じていたという。

 

 この事件を受けて、「Queensland Environment Department (クイーンズランド州環境局)」は、現場の状況を確認し、今後の再発防止対策に必要な情報を得るため、「wildlife officers (野生生物担当官)」を「Lake Placid」に派遣した。

 

 当局によると、「Lake Placid」、「The Cairns region」はワニが出没する「Croc Country」として知られた地域。この海域にカヌー・カヤックを浮かべるのはやめたほうが良い。また、フィッシングの際にも、岸辺から離れて立つようにと、注意を促している。

 

おわりに:不意を突かれた襲撃、災難では、冷静さを失うと、命取りになる。日頃から肝っ玉を鍛えて置くことだ。

   (写真は添付のBBC Newsから引用)

www.bbc.com

寝室のシーツ類は週に一度の洗濯がお勧め:その理由とは! (RTE-News, January 18, 2021)

Here's what experts had to say.

 現代人の多くは、登山やトレッキングなどの外歩き中でもない限り、毎朝、下着を取替え、脱いだ下着は洗濯機に掛ける。でも、シーツや布団カバーについては、どうだろう。

 とくに、寒い冬のこの時期になると、大きなシーツ類は、洗うのも、乾かすのも一苦労。ついつい、その洗濯、取替えは延び延びになってしまいがちだ。

 

1.なぜ、週に一度は、シーツを洗濯すべきか

 しかし、Eco Dry Cleaningが売り物の「Blanc」会社 CEO 「Mr Ludovic Blanc」によると、顔にニキビ (acne)が出たり、皮膚炎 (skin irritation)が起きるのは、不潔なシーツ・布団カバーに原因があることが多いと言う。

 

 睡眠中は思いのほかに汗をかいて、「dead skin cells (古くなった角質)」も剥がれやすいもの。これがシーツ類に付着すると、細菌(bacteria)や、チリダニ (dust mitees)の「温床 (breeding ground)」になり、ぜん息 (asthma)の発作や鼻詰まり (stuffy nose)の原因になりかねない。

 

 したがって、シーツ・布団カバーについては、基本的に週に一度は取り替えたい。確かにシーツを洗うのは「tedious task (面倒な作業)」。でも、清潔なシーツの上でぐっすり眠るためには、健康上必要なことで、それに、何よりも、「なんとも言えない幸せ気分 (incomparable feeling)」になれる。

In Bed GIF by memecandy - Find & Share on GIPHY

2.シーツは何枚必要か

 結論から言って、シーツに限ると、一つのベッドにつき、3枚のシーツを準備すること。1枚はベッドに敷いて、その間に、もう 1枚は洗濯に回す。そして 3枚目のシーツは、予備として保管する。

Washing GIF by ZinZen - Find & Share on GIPHY

3.シーツの洗い方

 洗濯機のお湯の温度は、40℃に設定する。これよりも温度が高いと、シーツの繊維が痛む (なお、洗濯の際には、シーツのラベル・タグ上の記載事項にも、目を通すこと)。

 ただし、洗剤 (detergents)には注意が必要だ。シーツは肌に直接触れるもの。だから、余計な化学物質や添加物を含まない「eco-friendly laundry detergents (環境に優しい洗剤)」がお勧めだ。

 天然素材の洗剤は、若干、価格が高い。けれど、自分の体と地球を守るために、わずかなお金を余分に支払ったと思えば、安いものだ。

 

おわりに:シール類は単に洗って乾かすだけでも効果があるが、お天気の良い日に、日光に当てて、紫外線消毒することも大事だ。お日様の匂いがして、その夜はぐっすり。

          (写真は添付のRTE Newsから引用)

www.rte.ie

大胆不敵にも、ほどがある:London金融街の地下室で大麻栽培! (BBC-News, January 21, 2021)

first ever cannabis factory to be discovered close to the Bank of England.

 UK、Irelandでは、死者の続出するコロナ感染拡大が勢いを増し、社会全体が大きく揺さぶられて、個人の行動が厳しく制限されている。悪人はこの機を逃さない。どさくさに紛れて、武器・麻薬の取引きを急ぎ、驚くべき「大胆な犯罪」を考え出している。

 

 さて、1月14日、「City of London Police (ロンドン市警察)」は、不法に「cannabis (大麻)」を栽培していた工場に、奇襲攻撃を掛けた。なんと、そこは、Londonの「financial district( 金融街)」の、ど真ん中「Throgmorton Street (スログモートン・ストリート)」。しかも、「The Bank of England (イングランド銀行)」本店とは目と鼻の先にある商業ビルの地下室だった。

 

 実は、かねてより、「strong smell of cannabis (大麻の強烈な匂い)」がすると、当局に「通報 (tip-off)」があったのだ。警察が、その秘密工場に踏み込んで驚く。そこには、人工照明と通気設備があり、826株の大麻が栽培されていた。

 

 この捜査で容疑者 2名が逮捕され、その大麻工場は取壊し処分となった。

 なお、これほど大量の大麻金融街で栽培する事件は、前代未聞。捜査を担当した Det Insp Andy Spooner (アンディ・スプーナー警部補)」は、『コロナ・パンデミックの外出制限を受け、人通りが少なくなった頃合いをみはからって、大麻の栽培工場が動き出した』とみる。

first ever cannabis factory to be discovered close to the Bank of England

 ロンドン市警察は、今後も取締を強化し、このような悪事は絶対に見逃さない構えとか。

 

おわりに:社会が窮地に陥り、困難を乗り越えようと皆が力を合わせているとき、火事場泥棒のような違法行為は、極悪非道。断じて許しがたい。

   (写真は添付のBBC Newsから引用)

www.bbc.com