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「顔」剃りに「すね毛」剃り:世に横行する勘違いシェービング! (RTE-News, May 2, 2020)

 かって軍人、政治家・役人は、偉そうに見せるため、口ひげ・顎ひげを蓄えた。今でも、若い人に、実際よりも強そうに、偉そうに見せるために、口ひげをはやしている人がいる。

 Roald Dahlは「髭づら」を皮肉って、「The Twits (ろくでなしの二人)」を書き上げた。Mr Twitの口ひげは、注意してよく見ると、コーン・フレーク、チーズ、イワシ肉などがこびり付いて、不潔なことおびただしい。

 さて、顔は余計な毛がないほうがスッキリしている。ヒゲを剃った後の洗顔は、さっぱりとして気持ちの良いものだ。

 RTEによると、その「ひげ剃り (shaving)」にも勘違いが横行しているという。以下は、「shaving」に関する主な「prevalent myths (世に溢れた迷信)」。

1.Razor bumps and ingrown hairs are unavoidable:剃り残しはやむなし

 皮膚の中に、まるくなって埋もれている「ingrown hairs (内生毛)」は、「炎症反応 (inflammatory response)」の原因となるため、その剃り残しは気になるもの。しかし、これは、それほど悪さをしないものだという。どうしても気になる人は、よく切れる刃を使うことだ。そうすることで、皮膚もhair follicle( 毛包)も余計なストレスを受けずに済む。

Are ingrown hairs unavoidable? Should you dry shave? Prudence Wade asks the experts.

2.You don't need to replace blades:刃は替えなくていい

 これも、とんでもない間違い。

 少々、安価な包丁でも、新品はよく切れるもの。Shaverも同じ。新しい刃は肌に密着し、気持ちよく剃ることができる。同じ刃を何度も使用すると、肌荒れの原因になる。

 刃の切れ味が悪くなったと感じたときが、刃の替えどきだ。 

3.Shaving leaves skin dry and flaky:ひげ剃りを使うと肌がカサカサする

 これも間違い。肌がカサカサするのは、単に、肌が乾燥しているだけ。shavingの後では保湿クリームを塗って、肌に潤いを与えておくことを忘れずに。

 なお、体の水分が不足している可能性もある。水分補給も大切だ。

4.Dry shaving is fine:ドライ・シェービングが良い

 とくに、女性の方は注意。すね毛を剃る際に「dry shaving」していませんか。「shaving (シェービング)」の基本は、「床屋さんのひげ剃り」だ。顔剃りの前には、必ず蒸しタオルを使うもの。足のスネ剃りの場合も、足を 3 −5分間ぬるま湯に浸けて、肌が十分に潤ったところで shavingすると、肌がパンと張ってくれるので、ムダ毛がよく剃り取れる。もちろん、お風呂上がりやシャワーの後でも効果的だ。

5.Pressing harder give you a closer shave:刃を強く当てると、よく剃れる

 どんなに、刃を強く肌に当てても、shaverの構造と刃の質が悪ければ、刃が肌にしっかり密着しない。したがって、肌に強く刃を当てた「ひげ剃り (shaving)」は邪道だ。

 切れないshaverはさっさと捨てて、適切な shaverを探し出し、shaving (ひげ剃り)」はあくまで、shaverを軽くもって、「gentle strokes (優しく剃ること)」。

6.Shaving every day will irritate your skin:毎日剃ると肌が荒れる

 そんなことはない。肌荒れが心配な人は、よく切れる shaverを見つけて、これを正しく使うことだ。肌が敏感な人でも、シャワーの後は、顔のヒゲも柔らかくなるため、無理なく顔剃りができる。このとき、空いている片方の手で、顔を撫でながら剃ると、剃り残しが少なくなる。「shaving foam (泡立てクリーム)」もお勧めだ。

 なお、shavingの後は、「保湿クリーム」を塗ることも忘れずに。

 

              (写真は添付のRTE Newsから引用)

www.rte.ie