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車の走らないScotland道路:サイクリングで走れ! (BBC-News, April 13, 2020)

cyclists

 Scotlandでも、先月の 3月23日から「lockdown (都市封鎖)」が始まり、外出制限が続く。マイカーの運転は自粛を受け、電車もバスも本数が減った。

 路上を走る車の数は 1/3に減少し、人々の外出件数も、外出制限前の 1日平均2.7件から、制限後には平均0.9件に落ちた。こうして、主要都市の道路はどこも閑散となった。

 そんな中で、街で目につくようになったものがあるという。それは「cycling」。

 「Transport Scotland (スコットランド自治政府の運輸機関)」によって創設された「Cycle Scotland」の調査によると、Scotland中部の都市「Dunfermine (ダンファームリン)」、「Newton Mearns (ニュートン・マ−ンズ)」、「Dundee(ダンディ−)」では、サイクリング利用者数が、いずれも、昨年の 3月時期に比べて約 2倍以上に伸びた。 

 「Cycle Scotland」は、2017年から、Scotlandの主な主要都市の路上60ヶ所に、サイクリング走行カウンター (圧電素子)を設置し、サイクリングの利用状況をモニタリングして来た。

 その最高責任者 Mr Keith Irvingは、この調査データには、サイクリングが、「social distancing」を兼ねた運動、移動手段として見直されている背景があると見る。

 一方、Ms Kirsty Cliftは、Bishopbriggs (ビショプブリッグス)に住む介護士。都市閉鎖後、職場への通勤に「borrowed electric bikes (貸し電動自転車)」を利用し始めた一人だ。

 これまで、Glasgowの道路には車が溢れ、サイクリングなどは危険と隣合わせと思っていた。それが、閑散となった街中を自転車で走る爽快感に、今は夢中。風と一体となる喜びに包まれて、気分は最高。エネルギーが湧いてきて、積極的になれるという。

                                 (写真は添付のBBC Newsから引用)

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