その時代に脚光を浴びる言葉がある。「sustainable」もその一つだ。文字通りには「持ちこたえることができる」、「持続可能な」との意味だが、それだけでは、なんのことだか、はっきりしない。そこで、「サステイナブル」とカタカナ表記されることが多い。。
なお、COD (12 ed.)は、この語を次のように定義する。
sustainable: conserving an ecological balance by avoiding depletion of natural resources.
[天然資源の枯渇を避けることによって、生態系のバランスを保持するような]
これでも、スッキリしない。「Scholarship Childeren's Dictionary (2011)」はもっと平易に説明する。
sustainable: done in a way that can be continued and that doesn’t use up natural resources.
[今後もずっと続けることができて、天然資源の枯渇を招かないやり方の]
しかし、どうも回りくどい。
要するに、「sustainable」とは「eco-friendly (環境に優しい)」、またはその同義語だ。
MoneyExpert.comの Mr Jason Smithは「sutatinable lifesytel (環境に優しい生活スタイル)」のコツとして、次の10項目を挙げる。
1.Switch to green energy provider
電気料金の契約を「green enery providers (再生可能エネルギー・プロバイダー)」に変更する。
2.Switch off!
TV、照明、暖房機などの家電製品は、使用しないとき、電源タップのスイッチをオフにする。コンセントにつないで置くだけで電気を消費するものもある。なお、通電状況、電気使用量をスマート・メータでチェックするのも効果的。
3.Recycle
地域のリサイクル活動に協力しよう。
4.Eliminate palstic
買い物の際には、ビニール袋を使わないように
5.Get walking
徒歩20分以内の外出では、車を使わずに歩こう。
6.Cut-down as much as possible
シャワー、暖房、湯沸かし。日常のささやかなことでも、無駄なエネルギー消費がないか考えてみよう。
7.Turn down the thermo
暖房による室内の温度設定に気を配り、寒いと感じるときは厚着をしよう。
8.Switch to reusable cap for morning coffee
コーヒーショップにマイカップを持って行こう。
9.Light up with LED
照明は、エネルギー効率の優れたLEDに替えよう。
10.Spread the word
仲間に「sustenable lifestye」を勧め、環境問題の意識を高めよう。
おわりに:川の源流は、山のまた奥山にあるという。その奥地に滲み出る水の一滴は、ほんの少しだけ苔を濡らすだけだ。しかし、いつか、その一滴一滴が集まると、大河となって海に注ぐ。
「sustainable」とは、そんな、脈々と続くひたむきな努力を指すのかも知れない。
(写真は添付の RTE Newsから引用)