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冬のくちびる:潤いを与え、カサカサにさせないコツ! (RTE-News, December 26, 2019)

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 冬になると、髪の毛も爪も、パサパサ、ガサガサになり、唇(くちびる)も乾燥して、気がついたらひび割れして出血していることさえある。

 唇の皮膚の最上部にある「角質層 (stratum comeum)」は、とても薄くて保湿力が弱く、乾燥は大の苦手。
 その上、唇は「salty foods (塩分の高い食品)」に触れることもあれば、「saliva (唾液)」で濡れることもあって、その皮膚が痛めつけられる機会も多い。

 では、どうすれば、この冬、潤(うるお)いがあって、つやつやした、きれいな唇のままで過ごせるのか。「皮膚科学 (dermatology)」が専門のDr Emma Wedgeworthによると、それには、次の 5つのコツがあるという。

1.Don't lick your lips:唇を舐めない
 唇の表面は酸性の状態。ところが、唾液は強いアルカリ性。したがって、唇に乾きを感じて、これを舐めると、一時的に濡れても、その薄い「角質層」が剥がれてしまう。すると、バリア機能が失われ、唇の周りに「かぶれ」すなわち「irritant contact dermatitis (刺激性接触皮膚炎)」を起こしやすくなる。

2.Choose cosmetics carefully:リップ化粧品に用心
 口紅などのリップ化粧品はアレルギー反応 (allergic reaction)を起こしやすいもの。店頭で、リップ・グロスやリップ・クリームを選択する際には、といかく唇を乾燥させないことを第一に。

3.Be careful with skincare:顔のスキンケア時に注意
 顔にスキンケア・クリームを塗るとき、どうしても、その手でデリケートな唇に触れてしまいがちだ。スキンケアの前に、唇に保湿クリーム (hydrating lip products)を塗って置くと良い。

4.Rehydrate regularly:リップ・クリームを何度も塗る
 唇が乾燥しだしたら要注意。カサカサになってひび割れする前に、リップ・クリーム (lip balm)や保湿クリームをたっぷり塗ること。1日何度も、クリームを塗り直す。

5.Don't pick your lips:カサカサのめくれを剥がさない
 唇がひび割れて、角質層がめくれると、誰でも気になるもの。でも、これを噛みきったり、剥いだりしては、絶対だめ。唇が傷ついて、さらにひび割れを広げるだけだ。保湿クリームを何度も塗って、カサカサを防ぐことが肝心。

                                                       (写真は添付のRTE Newsから引用)

 

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