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あなたの「もったいない精神」が地球を救う:それはなぜか!(その1) (RTE-News, October 15, 2019)

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 「もったいない」が、ほんの一時(いっとき)、マスコミで話題になった。が、それも、直ぐに過去の出来事になった。

 銅 (copper)は熱しやすく、冷めやすい。しかし「ウソッ」、「マジッ」、「メッチャ」がすっかり定番になったTV各社も、熱した銅 Cuに勝(まさ)るとも劣らぬほどに、冷めやすい。視聴率を上げるために、なりふり構わずになっていないか、本当に大事な真実を公平・公正に伝える指名が全うできているか、関係者は常に反省が必要であろうに。

 さて、戦国・江戸時代あるいは戦中・戦後、日本は食糧難に苦しむときがあった。「お茶わんには、1粒のご飯も残してはいけない」、これが当たり前で、食事の作法でもあった。その「食べ物をありがたい」と思う日本人の心が、薄れ、廃(すた)れた。
 
 現在、日本の食品ロスは年間643万トン。どのスーパー・コンビニでも、毎朝、売れ残りのパンなどが大量に処分されている。食品が過剰生産になっていることは、まぎれのない事実だ。しかし、食品ロスの約50%は食べ残しが占めると言う。

 誰もが、初めから棄てようと思って、食品を買わないはずだ。それなのに、なぜこうも、大事な食べ物を無駄に棄ててしまっているのか。そこには、こんな背景もあるかも知れない。

・毎日の生活が忙し過ぎて、買い置きの品目を忘れてしまい、不用な物を買い過ぎる。
・スーパーの販売戦略に引っかかり、衝動買いしてしまう。
・本をゴミ箱に棄てる感覚が身に付いてしまい、「食」を大切にする気持ちまで失った。

 添付のRTEの記事によると、「食 (food)」を粗末に扱うことは、これを生産し、加工、輸送、販売する労力・エネルギーを無駄にすることであり、無駄なCO2を排出することでもあり、したがって、地球温暖化を早めることにつながる。
 なお、「Irish household (アイルランドの一般家庭)」が食品ロスで無駄にする金額は、年間€400 - €10,000 (約48,000 - 121,000円)。そこで、RTEは、家庭で食品ロスを減らす方法として、次の7項目を提示する。

 (次回に続く)
                                                                  (写真は添付のRTE Newsから引用)

www.rte.ie