朝、ベッドから起きだして、眠気覚ましにシャワーを浴びるのは気持ちがいい。でも、夕食の前後、あるいは就寝前にシャワーを浴びたり、お風呂に浸(つ)かると、その日の疲れがとれるので、これまた棄てがたい。
さてさて、シャワーやバスは、朝、夕のどちらにするのが正しいのだろうか。
Swedenの美容機器メーカー「Foreo UK」の本部長で、スキンケアのエキスパートでもあるMr Boris Raspudicによると、肌を「tip-top condition (最高の状態)」に保つには、「evening shower」がお勧めだ。
なにしろ、1日中、外で働いたり動き回って、肌は粉塵・大気汚染物質で結構、汚れているもの。その汚れを洗い流さずに、ベッドに潜り込むのは、どう見ても不潔の感をぬぐいきれない。
朝のシャワーが大好きな人、またはどうしても、ベッドに入る前にシャワーを十分に浴びることができない人でも、せめて、夜は顔、手･足、お尻だけでも洗いたいものだ。この点に関しては Mr Raspudicの意見も同じ。
しかし、「Foreo (フォレオ)」が「YouGov」と共同で、UKの「bathing habits (シャワー習慣)」について調査したところ、イギリス人の61%が、朝、習慣的にシャワーを浴びていた。
さらに、シャワーを浴びているときに、どんなことをしているのかと尋ねたところ、それは年齢によって異なり、
1．18 - 24歳の若もの
・音楽を聴く ：37%
・TV, video, Netflix & YouTube鑑賞 ：17%
・1日のプランを立てる ：21%
2．25 - 34歳の若もの
・夜、シャワーを浴びながら、冷たいビールやワインを楽しむ傾向
ただし、イギリスの男性(調査協力者)の14%は、シャワーもバスも大嫌い。シャワーを週に1，2度浴びればいい方だった。
いくら「appearance (身だしなみ)」を整えたところで、シャワーも浴びずに、数知れない微生物をその肌に寄生させ、ひどい「body odour (体臭)」を放つようでは、本物の紳士とは呼べないだろうに。それとも、そんなものは、端(はな)から、UKにいなかったのだろうか ...... 。
(写真は添付のRTE Newsから引用）
