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史上空前の、この暑さ:人類はどこまで耐えられるか! (BBC-Science & Environment, August 2, 2019)

 heatwave

 カナダで過ごした冬は、大学のキャンパスがダイヤモンド・ダストで覆われて、凍て付くような寒さだった。それに、冷たい風が吹き付け、サラサラした粉雪を舞い上げると、手足を動かさないでジッとしているものなら、体の芯まで凍えてしまう極寒だった。
 そんな寒い日には、どんなに灼熱の太陽の暑さが懐かしく思えたことか。

 ところが、日本の、今年の気候は、1月からして異常だった。
 1,2月は好天に恵まれた。そこで、ほぼ毎日、サイクリングに出かけては、足腰の筋肉を鍛え、また自然を満喫することができた。3月、4月、5月は例年に比べて極端に雨が少なかった。お陰で、必死になって水やりに努力したものの、庭のイチゴは全滅だった。そして、6月、7月、8月には、並外れた暑さが続いた。

 それもそのはずだ。
 「The EU's Copernicus Climate Change Service (EUコペルニクス気候変動サービスC3S)の Dr Freja Vamborgらの研究グループが、観測データを解析した結果、今年の 6月、7月は、いずれも、これまでの月別最高気温の記録を更新していることが分かったという。

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 とくに、7月には、ベルギー、オランダ、ドイツが、軒並み、40℃を超える記録的な熱波に襲われた。
 Dr Vamborgは、この件について次のように話す。

"This particular month has been very warm but to me this is not really the main point. The main point is that not only this month been very warm, but last month was very warm. All months during 2019 have been very warm in term of comparison with other years."
" And that trend is not likely to stop unless we do something about curbing greenhouse gas emissions."

[ 7月は (確かに) 特別に暑かった。しかし、それは本当に重要なことではない。私が見過ごせないと考える点は、この7月だけではなく、その前の月も猛暑だったことだ。(なんと)  2019年の、どの月も、例年に比べて、とんでもなく暑い日が続いた。]
[ したがって、今、人類が、温暖化ガスの排出を制限するために、何らかの行動を起こさない限り、この猛暑の傾向はおそらく止めようがないに違いない。]
 
 しかし、創造主は、冷厳に、次のように言うだろう。

『 せっかく、水と緑に恵まれた地球を人類に与えてやったのに、その大地を掘り返しては石炭・石油を燃やし、おまけに多くの生命体が拠り所とする自然の樹木を切り倒すなど、我が儘のし放題。
 これでは、まるで、ドアと窓を閉め切った家の中で、自分の家具を焼いているようなものではないか。その暑さに、煙たさに、耐え切れるものなら、耐えてみろ』と。

                  (写真は添付のBBC Newsから引用)

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