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その日焼け、後悔しない?:これだけは知っておいた方がいい! (RTE-News, August 1, 2019)

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 日焼けした肌 (tanned skin)の人は、健康的で活動的に見える。かって、日焼けした肌の女性モデルがビールや化粧品のコマーシャルに起用されると、だれもかれもが、こぞって海や山あるいは日焼けサロンに走った。

 しかし、これは危険だ。手っ取り早く言って、
"Tanned skin is damaged skin." [ 日焼けした肌は、痛んだ肌。]

 強い日光や人口紫外線で肌を焼いて見たところで、肌は老化するばかりか、皮膚細胞のDNAが損傷を受けて、皮膚ガン (skin cancer)の発症リスクを高める。

 Irelandで活躍する「Public Health Medicine (公衆衛生医学)」カウンセラーのDr Triona McCarthyによると、
"Five serious sunburns in a person's life increase the risk of deadly skin cancer by 80%."
[ 一生の間に、強い日差しを5回浴びると、致命的な皮膚ガン (メラノーマ)の発症リスクは1.8倍に増加する。]

 さらに、強い日光からサングラスで目を保護してやらないと、若いときは発症しないが、年を重ねるにつれて「cataract (白内障)」のリスクが高くなる。

 つまり、強い日差しを浴びると、皮膚が赤くなったり、ひどいときには「blisters (水ぶくれ)」になる短期的なダメージと、目に見えないために気づかない「長期的なダメージ」を受けると言うのだ。
 なお、「melanoma (メラノーマ)」は、体の他の部位に転移して増殖する恐ろしいガンだ。

 では、どうすれば良いか。
 日差しが強い日中はもちろんのこと、曇り日でも紫外線が結構強いもの。ネット上には、紫外線対策の「秘訣 (hacks and tricks)」があれこれと書かれているが、「基本原理(basic principles)」は、太陽の紫外線を浴びないこと、あるいはこれを和らげることにある。
 それには、日陰 (shade)で過ごすのが一番 (the first line of defence)。そして外出の際には、鍔広(つばびろ)の帽子をかぶったり、肌を露出しない「loose-fitting clothes (ダブダブの衣服)」を着用することだ。

まとめ:何よりも大切なことは、「海水浴だ、日光浴だ!」、「小麦色の肌、健康的な肌、!」などの「口車 (snow job)」に乗らないこと。
                  (写真は添付のRTE- Newsから引用)

www.rte.ie