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知ってびっくり!:びっくりマーク「!」 (BBC-Capital, June 7, 2019)

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 添付の記事の執筆者Ms Emily Torresは、1996年のMichigan (ミシガン州)Point Hurons生まれ。ぶつぶつと、「American phrases (アメリカン・フレィズ)に溢れた、まとまりのない話が続く。これが「twitter (ツイッター)」かと驚いた。
 まるで、カウンセリングの面談で話すような「つぶやき」ではないか。

 とにかく、Ms Torresは、「exclamation mark (感嘆符)」、俗に「びっくりマーク」と呼ばれる記号「!」について、一言、言いたかったようだ。『この記号は控えめに!』

 さて、記号「!」をUSでは、英国流を避けて「exclamation point」と呼ぶ。それは、「強調 (emphatic statement)」、「命令 (order)」、「感嘆 (interjection)」を表わす。

・She's only eighteen!:あの子は、まだわずか18歳よ! (強調)
・Come here immediately!:すぐ、ここに来い! (命令)
・Oh!:ああ! (感嘆)

 なお、記号「!」を数字の後に付けると「階乗 (fractional)」を表わし、その意味は
・4 ! = 4×3×2×1:four factorial

 専門家が2006年に実施した調査によると、「exclamation mark (感嘆符)」は男性に比べて女性がこの記号を好んで多用するという。メールの相手に「friendliness (親近感)」を伝えるために使用されるそうだ。どうやら、文章をピリオドで終えると、ぶっきらぼうの印象を与えかねない。とにかく、相手に「don't want to be perceived to cold (冷たい人と受け止められたくないため)」とか。

 ただし、Jane Aaronは、文末に掲げた「American English」の正書法のテキストで次のように述べている。

"And use exclamation points sparingly, even in informal writing. Overused, they'll fail to impress to readers, and they may make you sound overemotional."

[ 記号「!」の使用は、たとえプライベートな文章中でも控えめに。これを使いすぎると、せっかくの「!」も効力を失い、かえって、書き手がひどい感情過多になっていると思われかねない。]
[ Jane E. Aaron: The Little, Brown Compact Handbook, Longman, 2010 ]

               (写真は添付のBBC Newsから引用)

www.bbc.com