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驚いたのはどっち:尻に咬みついたヘビか、咬みつかれたオバさんか (BBC-News, January 24, 2019)

 

https://ichef.bbci.co.uk/news/834/cpsprodpb/112C7/production/_105334307_21208ece-9b33-4c8e-bee2-7c80eb4b5393.jpg

  これは、ほんの小咄 (こばなし)。

 この冬、北米についで、イギリス、ドイツ、フランス、ロシアなどヨーロッパ各国が寒波と豪雪に見舞われている中で、南半球のオーストラリア大陸は、逆に、この数十年で記録的な猛暑に襲われ、大量に野生の馬、コーモリ、魚が死んでいるとの報告が相次ぐ。

 野生動物は、この暑さを凌(しの)ごうと必死だ。「carpet pythons (カーペット・ニシキヘビ)」とて例外ではない。このヘビがやっと見つけた「避暑地」は、なんと「bawls (トイレの水たまり)」。
 そこにうずくまって、日中の暑さをやり過ごしていたところ、その便座にMs Helen Richards (59歳)がドスンと、お尻を落とした。
 驚いたのは、まず、ヘビが先だった。突然の敵の襲来に、我を失って逃げ場を探し、とりあえず、Ms Richardsのお尻に咬みついた。

 Ms Richardsは飛び上がった。そして、便座の中を覗くと、ちょっと見では、「(longneck turtles (オーストラリア ナガクビガメ)」のようだ。けれど、よくよく見ると、それは、全長1.5mの「carpet pythons (カーペット・ニシキヘビ)」。

https://ichef.bbci.co.uk/news/736/cpsprodpb/C4A7/production/_105334305_50623492_947707382084542_6312839370856464384_n.jpg

 Ms Richardsは、ヘビに咬まれたとき、「sharp tap (鋭い突き)」を感じたという。幸い、このヘビは「non-venomous(無毒)」。咬み傷は「puncture wounds (刺傷)」で済んだ。

 このニシキヘビの捕獲に当たったMr Jasmine Zelenyによると、夏場になると、オーストラリア東海岸の都市「Brisbane (ブリスベン)」の辺りでは、「carpet tythons」が住宅のトイレに忍び込んで涼をとるのが、普通に見られる風景とか。

オーストラリアは、なんとも恐ろしい処だ。おちおち、用も済ませられないとは......。

                   (写真は添付のBBC Newsから引用)

www.bbc.com