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インチキ医者:自称USで学んだ美容整形で、女性の顔がボコボコ (BBC-News, May 3, 2018)

https://ichef.bbci.co.uk/news/904/cpsprodpb/9A41/production/_100998493_mediaitem100998492.jpg

 「盗人 (ぬすっと) と知者の相は同じ」と言い、易者でさえも盗っ人と賢人との見分けがつかないそうだ。
 人を騙して金をとるのも、盗っ人。「いかさま、いんちき (bogus)」はヒト属 (Homo)のある種が得意とするところだ。 しかし、「いんちき」はいんちきでも、程がある。

 West London の町 Uxbridge (アックスブリッジ)「Pole Hill Road」に住む Ozan Melin (42歳) のことだ。自称アメリカUSで学んだ「美容整形外科医 (osmotic surgeon)」で、医者とは真っ赤な嘘。何の医療資格も持たない、ずぶの素人だった。
 その男が「シワ取り」の美容整形と称して、希望者の自宅に赴いたり、ビューティ・サロンで「unknown and extremely dangerous substance (不可解かつ極めて危険な化学物質)」を女性の顔に注射していた。

 Ms Marcelle Kingも、名医を気取った男の口車に乗せられて、2016年 8月に美容整形を受けた1人。注射を受けると顔面が腫れ上がり、病院に駆け込んで手当を受けた。まぶたの下にひどい水疱 (blisters) ができて、ヒリヒリと痛み、一時は目が見えなくなったと言う。

 さらに Ms Carol Kingscottも Ms Kingと同じように、インチキ医者の美容整形を受けた後、顔面が誰かと「喧嘩して、パンチを受けたように」腫れた。

 このインチキ医者の Ozan Melinは、「他人を重篤な症状に陥れた廉で有罪 (guilty of inflicting grievous bodily harm)」となった。
 ただし、現在は保釈され、6月 8日に正式な判決が出る見込みとか。

 人を騙して、その健康な体に被害を与えた上、金を巻き上げるなど、「インチキ紳士(bogus gentleman)」も地に落ちたものだ。

                    (写真は添付のBBC Newsから引用)

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