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危険、バイ菌がいっぱい!:それがバスルームだって? (BBC-Health, March 28, 2018)

https://ichef.bbci.co.uk/news/768/cpsprodpb/A3AC/production/_100600914_rubberduckgetty.jpg

 旅先のホテルでシャワーを浴びると、気分もスッキリ。また、家庭のバスタブに肩まで浸かると、Ⅰ日の疲れもとれる。でも、ほとんどの人が見落としているのは、バス・ルームに潜む「危険(dangers)」。

 Queen's Mary 大学の John Oxford教授によると、バスルームは「衛生上の観点から見ると (from a hygiene point of view)」極めて「要注意のスポット (tricky spots)」。
 BBCが、その注意点を次の6項目にまとめた。

1.Rubber ducks and bath toys:アヒルちゃんにお風呂場のおもちゃ
 お風呂に浮かぶアヒルちゃん。それがあるだけで、お風呂場の雰囲気も楽しい気分に変わる。しかし、実は、これが不潔そのもの。

 「The Times」に掲載された「The Swiss Federal Institute of Aquatic and Technology (スイス連邦水科学・技術研究所)」と「Illinois大学」の共同研究によると、検査の対象となった「bath toys (お風呂場のおもちゃ)」19ヶの内の 58%から、カビ (fungi) が検出されたという。
 お風呂に浮かぶアヒルを指で押して、中のお湯をそのお口からチューチュー出して遊ぶこともある。子どもは喜ぶが、これも大変危険。お湯が子どもの目や耳、あるいは口に入ると細菌感染症を起こしかねない。

2.Children's bath seats:赤ちゃん用バスシート
 赤ちゃんをバスシートに座らせ、バスタブにお湯を浅く張って遊ばせておくと安心と思いがちだ。しかし、これは間違い。赤ちゃんの行動は予測不可能。入浴中は絶対に目を離さないように。赤ちゃんの姿勢によっては、わずか数cmの水位で溺れることもある。

3.Scalding:熱湯を浴びてやけど
 寝ぼけまなこでシャワーを浴びたり、子どもの体をシャワーで洗ってあげるときは、まず、シャワーのバルブを水にしておいてから、徐々にお湯のバルブを開いて温度を上げるようにすること。
 とくに外出先のホテルのシャワーは、使い慣れていなので、この注意が必要だ。

4.Soap:石けん
 固形石けんには、予想以上にバイ菌がいっぱい付着している。これをみんなで使い続けると、大腸菌 (E. coli) も簡単に人から人に感染してしまう。
 家庭では液体ソープ入り「ソープ・ディスペンサー」がお勧め。

5.Towels:タオル
 ふんわりしたタオルの感触は格別。しかし、そこは「germs (バイ菌)」にとっても住み心地のいい場所だ。一度、誰かが使用して湿り気がつくと、なお結構な生息環境となる。
 家庭内では、家族各人がそれぞれ個別のタオルを使用し、来客用には使い捨てのペーパータオルを準備しておくといい。

6.Slippery surface:すべりやすいバスルームの床
お風呂場の床は、すべりやすい。ころんで骨折、アザ (bruises)、切り傷、脱臼(dislocations)など、思わぬ事故を起こすことがある。
床にはバスマットや滑り止めマットを敷いて、転倒防止に努めること。
  
                (写真は添付のBBC Newsから引用)

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