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エナジー・ドリンク割りウイスキー:「ケガ、事故のもと」だって? (BBC-Health, March 21, 2017)

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 エナジードリンク (energy drinks) と呼ばれるカフェイン(caffeine)含有量の高い清涼飲料水がある。カフェインの他にも、「glucuronolactone (グルクロノラクトン)」、「taurine (タウリン)」、ビタミン類、ミネラル、ハーブ成分まで含むものまで販売されている。店頭には Red Bull、Monster Energy などが並んでいる。

 最近、若ものの間では、ウイスキー、ブランデー、リキュールなどのお酒を、このエナジードリンクで割って飲むのが流行だ。

 ところが、カナダ Victoria 大学の Ms Andra Roemer らの研究チームが 1981 - 2016年の 35年間に発表された研究論文 13編を精査し、その内の 10編から、お酒をエナジードリンクで割って飲むと、転倒 (falls)、喧嘩 (fight)、事故 (accidents) によって怪我 (injuries) をするリスクが高まっていることを明らかにした。
 ただし、このお酒の飲み方が健康に有害であるかについては、今後さらに大規模な研究が必要とされる。

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 カナダの「clinical psychology (臨床心理学)」に関する Ms Roemer らの研究に対して、「英国ソフトドリンク協会 (The British Soft Drinks Association)」事務局長(director general)Gavin Partington は「There is no indication.(確証はない。)」と撥ね付け、「英国食品基準庁 (The Food Standards Agency)」、「毒性専門委員会 (The Committee of Toxicity)」も、科学的な証拠 (evidence) が不明確と否定的だ。

 現在、イギリスでは食品、ドリンク類に含まれるカフェインの量を規制する法律が存在しない。しかし、カフェインの摂り過ぎに注意が必要なことは明らかだ。

"High levels of caffeine can lead to anxiety, panic attack and increased blood pressure.
 Pregnant and breast-feeding women are advised not to have more than 200mg of caffeine over the course of a day."
[ カフェインの過剰摂取は不安神経症パニック発作を招き、血圧値を高める。
  妊娠中および授乳中の女性はカフェイン摂取量を 1 日 200mg 以下にすることが望ましい。]

 なお、カップ1杯のフィルター・コーヒー (Filter coffee) には約 150mg、Cup of tea (紅茶) には約 40mgのカフェインが含まれるという。

 さて、せっかくのお酒だ。リスクを避けるために、次の点に注意しよう。
・keeping a close eye on how much you and your friends are drinking.
・eating food such as pasta or potatoes before a night out.
・tracking the caffeine and sugar content of energy drinks
・avoiding drinking them before going to bed.

・自分や仲間がどれだけ飲んでいるかに注意を払う。
・夜、お酒を飲みに出かける前には、パスタやポテトを食べておく。
エナジードリンクのカフェイン、砂糖の含有量をチェックする。
・就寝前には、エナジードリンクで割ったアルコール類を飲まない。

 結論:「お楽しみ」は、「Do so in moderation.(ほどほど)」がいい。

                (写真は添付の BBC Newsから引用。)

www.bbc.com