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ヒロシのWorld NEWS

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Star Wars「宇宙哲学」講座:The Force(理力)の深奥に迫る! (BBC-News, February 10, 2017)

宇宙 文化・文学

http://ichef-1.bbci.co.uk/news/976/cpsprodpb/F98D/production/_94258836_hi037449745.jpg

  「force (力)」の語源はラテン語fortis」で、「strong (強い)」の意。
 宇宙の賢者ジェダイ・マスター「Yoda (ヨーダ)」が放つ「The Force」は限りなく強大だ。宇宙戦闘機を軽々と空中に浮遊 (levitation) させ、未来をも読み解く。

 Lucasfilm の映画「Star Wars」のテーマは、「The Force (理力)」だった。
 1977年初めて公開され、この映画を観た人は、聞き慣れない「理力」に戸惑った。理力とは「念力(psychokinesis)」のことか。いや、もっと深い、宇宙を支配するような創造主の力か。それとも宇宙物理学で話題の「dark matter (暗黒物質)」由来の力か。
 とにかく、それは超自然的な力であり、普通の生命体では持ち得ない巨大なパワーを発揮する。Star Wars の観客は、映画のスケールの大きさと、謎めいた「The Force (理力)」に圧倒された。

 そして、新たな「Star Wars」が次々に上映された。George W. Lucasの「The Force」とは、一体、何を意味するのか。どんな哲学的な概念 (concepts) が込められているのか。

 この疑問に答える講座が、Glasgow大学で「The Star Wars day (スターウォーズデー)」に当たる 5月 4日に開かれる。これは一般市民も聴講できる公開講座 (open access course)で、朝から晩までの丸一日 (day-long) の集中講義。ただし、受講しても「degree credits (卒業単位)」には認定されない。

 講義の主題は
"Star Wars and philosophy: Destiny, Justice and the Metaphysics of the Force"
[ スターウォーズとその哲学: 運命、正義、ならびに理力の形而上学的考察]

"It will examine how far people can be responsible for their own actions when their destiny is governed by 'the force'."
[ この講座では、The Force (理力)」の本質、存在意義を探求し、『強大な「The Force」によって自らの運命が支配されたとき、人はどこまで自分の行動に責任がもてるか』について考える。]

  講師は Glasgow 大学で哲学を教える Dr John Donaldson。その Dr Donaldson は次のように語る。

" It's a way of making philosophy more accessible. It's an unfortunate fact that philosophy tends to be hidden away in the universities."
[ 今回の講座は、哲学をもっと身近にする手段の一つ。残念なことに、哲学がどうしても大学に埋もれがちになってしまうのが実情だ。]

 Dr Donaldson は,壮大な宇宙に繰り広げらるドラマ「Star Wars」を通して、その背景にある「free will (自由意志)」,「moral responsibility (道徳的責任)」の「concepts (概念)」について説明する予定だ。
                                      (写真は添付のBBC Newsから引用。)

www.bbc.com