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心臓に隠れた厄病神:そのしっぽを掴め (BBC-Health, December 20, 2016)

http://ichef-1.bbci.co.uk/news/904/cpsprodpb/C6EB/production/_93032905_thinkstockphotos-516727646.jpg

 厄病神とはよく言ったものだ。それは、知らぬまに、人の体に忍び込む。とくに、心臓病は気をつけたい。症状 (symptoms) がないと、何も気がつかずに、厄病神をぬくぬくと太らせてしまうことになる。

 血圧 (blood pressure) やコレステロール (cholesterol) を調べると、おおよその、心臓の健全性は判断できるが、心臓に潜む隠れ病を見つけることは、極めて難しいとされる。病気の発見は、早ければ早いに越したことはない。

 Edinburgh大 学と Glasgow 大学の共同研究チームは、心臓病の新たな早期発見法を医学雑誌「The American College of Cardiology」に発表した。
 Niccholas Mills 教授らの研究によると、血液中の「troponin (トロポニン)」レベルが高い人は、検診後 15年以内に心臓発作 (heart attack) を発症するか、それが原因で死亡するリスクが大きいという。
 「troponin (トロポニン)」とは、心筋 (heart muscle) が損傷を受けたときに放出されるタンパク質。
          
 さらに、男性の被験者 3,300人を対象にした調査によると、コレステロールを下げるために処方されている「statins (スタチン)」に、トロポニンのレベルを引き下げる効果も認められた。

"Nevertheless, the best way to treat heart disease is to prevent it in the first place, and this is why a healthy diet, regular physical activity, not smoking, and maintain a healthy wight and blood pressure is so important."

[ しかしながら、心臓病の最善の治療法は、まず、この病気に罹らないこと。そのためには、体に良いものを食べ、規則的に運動をし、たばこを止めて、健全な体重と血圧値を維持するようにすることが、とても大切だ。]

                 (写真は添付のBBC Newsから引用。)

www.bbc.com