満月に願いごとを!:68年に一度の超大型スパームーン (BBC-News, November 10, 2016)
冷えびえとした晩秋の夜空に、月が煌々と輝くと、辺りの木立は魔力を帯びた光に包まれる。
古来より日本人は、その崇高で神々しい (divine)「お月様」を神と崇め、心静かに手を合わせては、家族の健康と幸せを祈ってきた。
11月14日 (月) は、68年に一度の特別な満月を迎える。この日、ちょうど、月がその楕円軌道上で地球に大接近する近地点 (perigee) に位置するため、お天気に恵まれると、普段とは違う大きさの満月で、まぶしく輝く「supermoon (スーパームーン)」が観測できるはずだ。
"Usually, a supermoon is about 14% bigger and 30% brighter than a full moon when it is further away from the Earth."
[ 通常、この日のスーパームーンは、楕円軌道上の最も地球から離れた遠地点 (apogee)にある満月に比べて14%大きく、その明るさは 30%も強い。]
"If you look at it when the moon in nearer to the horizon, this can create an optical illusion which it look even bigger and more spectacular."
[ 地平線の近くの月を観測すると、目の錯覚でスーパームーンはもっと大きく、「もっとスペクタクルに見えるはず。]
なお、12月の満月も楽しみだ。運が良ければ、めったに見られないスーパームーンと「Geminid meteor shower(双子座流星群)」との共演が期待できそう。
願いごとがたくさんある方は、ぜひ、この機会をお見逃しなく。
(写真は添付のBBC Newsから引用。)