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ヒロシのWorld NEWS

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タバコの煙は悪魔の煙:臓器細胞のDNAがメチャクチャに (BBC-Health, November 3, 2016)

健康

http://ichef.bbci.co.uk/news/660/media/images/81208000/jpg/_81208804_cigarettes.jpg

 一昔前は、喫茶店 (cafe) に入ると、タバコの煙で店内の奥が見えないほどだった。大学の会議でさえ、室内はタバコの煙がモウモウと立ちこめていたものだ。

 しかし、「The Wellcome Trust Sanger Institute」の Sir Mike Stratton 教授らが科学雑誌「Science」に発表した論文の内容は、ショッキングだ。喫煙者の「tumour DNA (腫瘍由来のDNA)」を分析した結果、

"The analysis shows a direct link between the number of cigarettes smoked in a lifetime and the number of mutations in tumour DNA."
[ 一生の間に喫煙するタバコの本数と、腫瘍由来DNAに発見される突然変異体の数との間には、正比例の関係が存在する。]

"The changes are permanent, and persist even if someone gives up smoking."
[ DNAが一度変異すると、永久にそのままで、タバコをやめても元にもどることはない。]

 研究結果によると、タバコを 1 年間 1 日 1 箱 (20本) のペースで吸うと、以下に示される数(平均値)だけ、臓器の細胞内に突然変異体 (mutations) が蓄積される。
・lugs (肺)              :150×2
・larynx or voice box (喉頭):97
・mouth (口)            :23
・bladder (胆嚢)         :18
・liver (肝臓)           : 6

"For every 150 mutations in the cell each year, that is 150 opportunities for lung cancer to develop."
[ たとえば、片方の肺の細胞内に毎年150ヶの突然変異体が現われることは、肺ガンの発症リスクが 150回づつ増え続けること。]

"There are 35,000 deaths a year in the UK from lug cancer, and it is estimated that nine out of 10 cases are preventable."
[ イギリスでは肺ガンで毎年35,000人が死亡している。しかし、10件の内9件の割合で、肺ガンは予防が可能だ。]

 ガン (cancers) の「根本的な原因 (underlying causes)」はまだよく分かっていないが、タバコが細胞の DNA変異を加速させていることは間違いなさそうだ。
              (写真は添付のBBC Newsから引用。)

www.bbc.com