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ヒロシのWorld NEWS

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ほうれん草で地雷探知:バイオニック・プランツ最前線 (BBC-Science & Environment, October 31, 2016)

文化・文学

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 ただのほうれん草 (spinach) が地雷探知機 (landmine detectors) に変わる。
 アメリカ MIT (マサチューセッツ工科大学) の Michael Strano 教授らの研究グループが、「Nature Materials」に発表した研究が注目を浴びている。

 その仕組み (set-up) はこうだ。
 はじめに、ほうれん草の葉っぱにナノ粒子とカーボン・ナノチューブを埋め込み、ほうれん草に約10分間、水を吸わせる。その後、葉にレーザー光を当てると、葉の中に埋め込んだナノチューブが刺激され、「近赤外蛍光 (near-infrared fluorescent light)」を発するようになる。これを小型の赤外線カメラで検知し、安価な「ラズベリーパイ(Raspberry Pi computer)」かスマートフォンに信号を送る。

http://ichef.bbci.co.uk/news/834/cpsprodpb/14AA/production/_92209250_mediaitem92209249.jpg

 
 この原理は、標的分子がナノチューブに張り付けた高分子材料と結合すると、レーザー光を当てたときの光り方が変わることにある。

 Strano教授によると、
"The plants could be use for defence applications, but also to monitor public spaces for terrorism related activities, since we show both water and airborne detection."
"Such plants could be used to monitor groundwater seepage from buried munitions or waste that contains nitro-aromatics."

[ バイオニック・プランツは防衛に応用できるが、公共の場の、テロ関連の動きをモニタリングすることも可能だ。すでに、我々は、水中、空中探知方法も提示している。]
[ さらに、地下水の浸透や地下に埋められた武器弾薬、ニトロ芳香族系化合物を含む廃棄物のモニタリングにも利用できる可能性がある。]

 なお、現在のところ、約1m離れて地雷を探知できるが、研究者らは、もっと遠くから探知できるようにと研究中とか。
 
             (写真は添付のBBC Newsから引用。)

www.bbc.com