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ヒロシのWorld NEWS

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ガン(癌)を生き抜く:医師は最先端の科学を! (BBC-Health, August 1, 2016)

http://ichef.bbci.co.uk/news/660/cpsprodpb/9450/production/_89886973_ce543b15-c97c-411f-a30e-f40e70b34b72.jpg

 イギリスの慈善団体「Macmillan Cancer Support」がまとめた報告書「Cancer Then and Now (ガン:昔と今)」によると、過去 50年間の間に医療技術が進歩し、スクリーン検査で早期にガンが発見できるようになったお陰で、現在、ガンに罹っても治療を受けて 10年間生き延びる人は、1970年代に比べて 2 倍に増加した。
 ガンの治療を受け、これと闘いながら暮らしている人は、イギリス全土で 170,000人に上り、その中には、40 年も生き延びている人もいる。

 しかし、やっかいな問題がある。ガン治療がもたらす「legacy of side-effects (副作用の後遺症)」だ。

"Sadly there is no cancer treatment available at the moment that does not carry a risk of side-effects."
[ 悲しいことに、副作用のリスクを伴わないガン治療は、目下のところ、存在しない。]

  ガン治療に当たる医者は、患者が「fatigue (けん怠感)」、「poor bowel control (便秘)」を訴えても、「大したことがことがない (small)」と、切り捨ててしまうが、患者本人とっては、「quality of life (生活の質)」にかかわる重大な問題なのだ。
 なお、イギリスでは、625,000人がガンの治療を受けた後に、「depression (うつ病)」に苦しんでいる。

 最悪なのは、病院の選択を間違えたばかりに、「outdated treatments (時代遅れの治療)」を受けてしまい、その後、生涯にわたって深刻な副作用に悩まされることだ。

 「Cancer Research UK (イギリスガン研究所)」の Nell Barrie 氏は次のように指摘する。
 近年、ガン生存率が大幅に改善されたことは、喜ばしいことだ。しかし、ガンの予防、診断、そして治療の技術をさらに進歩させるためには、医師は、世界トップレベルの最先端医療科学に、常に目を向けていることが大切なのだ。とくに、治療が難しい肺がん、脳腫瘍、膵臓ガンには、その姿勢が欠かせない。

 実に明快。日本でも、この Nell Barrie 氏のような見識の深い、誠意ある医師が、数多く出現することを期待したい。
                  (写真は添付のBBC Newsから引用。)

www.bbc.com