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ヒロシのWorld NEWS

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ブルーチーズ(青カビチーズ)O157感染:スコットランドで拡大 (BBC-News, July 29, 2016)

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 「Say cheese. (はい、チーズ!)」。宴会、集会の集合写真でパチリ。これでみんなニコニコ、幸せの一瞬かと思いきや、できあがりの写真では、「ムッ」とした顔のオジサンがいるものだ。チーズが気に入らないのかも知れない。
 さて、そのチーズの仲間に、「blue cheese (青カビチーズ)」がある。少々、臭いがきつい、あのチーズだ。世界で最初に、これを口にした人間は、よほどお腹が空いて、かつ、勇気があったに違いない。何しろ、「blue cheese」の評価ほど、人気の分かれるものも珍しい。人によっては「大嫌い」と、見向きもされない。

 とこで、スコットランド南部「Lanarkshire (ラナークシャー州)」の湿原 (moor) に小さな村「Carnwath」がある。その村の「Errington Cheese Ltd (エリングトン・チーズ社)」は、1980 年代の初期から家族経営で「Dunsyre Blue Cheese (ダンサイヤ・ブルーチーズ)」を生産してきた。

http://ichef-1.bbci.co.uk/news/834/cpsprodpb/AB82/production/_90560934_cheese3.jpg


 しかし、不幸にして、製品の一部が「unpasteurised milk (低温殺菌されていない牛乳)」 から造られてしまい、これが混入した。製品コード (batch code) C22、D14が危険だ。
 これまで、チーズが原因と思われるO157 感染者は、スコットランドで 14人、イングランドで 2人の計 16人。その内、2 名は入院したが、現在、症状は安定している。
   「Health Protection Scotland , HPS (スコットランド保険保護局)」は、5 月 18 日から7 月 29 日の間に Dunsyre Blue Cheese を購入した人は、これを食べないで、お店に返すか廃棄するように、と発表した。

"Symptoms associated with E. coli O157 can include stomach cramp, diarrhoea, vomiting and occasionally fever."
[ 病原性大腸菌 O157 に感染すると、胃痙攣、下痢、吐き気などの症状が現われ、ときに発熱を伴うこともある。]
 症状が悪化すると、「bloody diarrhoea (出血性下痢)」に至るため、油断は禁物だ。

"Food Standard Scotland advises that vulnerable groups, including pregnant women, children and elderly people should not consume unpasteurised milk and diary products made from unpasteurised milk due to the increased risk of food poisoning."
[ スコットランド食品基準局 FSS によると、低温殺菌されていない牛乳やこれを原料にした酪農製品は、食中毒の危険性が高いため、妊娠中の女性、子ども、高齢者などの抵抗力の弱い人は、これを食べない方が良いという。]

 なお、Errington Cheese 社は、「precaution (予防処置)」として、直ちに、「voluntary recall (自主的な製品回収)」に踏み切った、と伝える。
                  (写真は添付のBBC Newsから引用。)

www.bbc.com