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死ななくてもいいのに!:南ウェールズ死亡原因の20%は運動不足 (BBC-News, July 25, 2016)

http://ichef.bbci.co.uk/news/660/cpsprodpb/142A6/production/_90489528_walk.jpg

 [ 私たち人間は、本来、動き回るようにできている。動き回るのが自然であり、また健康にも良いのだ。しかし、現代人の問題は、その運動レベルが余りにも低い状態にあること。この10年間、運動不足は全く改善されていない。]

"We are made to be active and being active is a natural and healthy thing to do. The problem is that physical activity levels are far too low and they have not increased for over 10 years."

  Swansea大学「University Health Board (大学保健委員会)」の活動機関「Abertawe Bro Morgannwg, ABM」が、Wales 南部の Swansea (スウォンジー)、Neath Port Talbot (ニース・ポート・タルボット)、Bridgend  (ブリジェンド) の 3 州 (county) に在住する住民 50 万人に対して、大規模な健康調査を行なった結果、住民の 3人に 1人は、毎日、ほとんど座ったままの生活を送り、運動量は週に 30 分以下であることが分かった。
 この運動量は、「心配にならざるを得ないほど低い値 (worryingly low)」だという。

 South Wales の死亡原因の 20% ( 5人に 1人)は、運動不足にあり、適切に運動を続けていれば、その死は免れたはずと、研究者は指摘する。

 なお健康を維持するために、今すぐ「取り組むべきこと (What we should be doing)」は、

・少々きついと感じる(少し息が弾む程度)の「moderate intensity exercise (強さが中程度、中等度強度)」の運動(軽いジョギング、階段の上りなど)を週 150分 ( 1日2 0分強)。
・あるいは、「vigorous exercise (激しい運動)」(マラソン、縄跳びなど)を週 75分。
・子どもは、毎日、中・強度の運動を 60分。
・就学前の児童は、毎日、300分 ( 5 時間)動き回れば十分。
・年齢に関係なく、筋肉強化と柔軟性を保つ運動が必要。
・座って過ごす時間を最小限に。

                 (写真は添付のBBC Newsから引用。)

www.bbc.com