ピーター・ラビットのお母さんの誕生日：150回目 (BBC-News, July 2, 2016)
「ピーター・ラビットのおはなし (The Tale of Peter Rabbit)」は、愛くるしいウサギが登場し、世界中の子どもに大人気だ。その絵本の作者「Beatrix Potter (ベアトリックス・ポター [1866 - 1943] )」が愛した田園風景は、スコットランドに近いイングランドの北部 Cumbria (カンブリア州) Lake Distric t(湖水地方) にある小さな村「Coniston (コニストン)」。
1930 年頃、Potter は、その一帯が「Forestry Plantation (森林プランテーション)」に変わると聞き及び、イングランドの伝統的な自然を保護するために、農場を買い占めた。
そして、そこで絵を描き、羊を育てた。「Yew Tree Farm」の始まりだった。その後も Potter はイングランド各地の農地を買い続け、ついには 4,000 acres (約1,618 ha) と膨大な敷地の農場を経営することになる。
農場では「Herdwick (ハードウィック種)」の羊を飼育した。これが評価されて「The Herdwick Sheep Breeders' Association (ハードウィック種綿羊飼育者協会)」の会長に選出されたが、残念なことに、就任前にこの世を去った。農場は全て「National Trust」に寄贈されたという。
この 7月 2日 (土)、Beatrix Potter 生誕 150年を記念して「Yew Tree Farm」が一般公開される。
"People can go on the creaky floorboads, see Beatrix's furniture and look at her pictures."
[ 訪問者は、ギシギシと音が鳴る床板を踏んで、べアトリックスの家具を目にし、その作品を鑑賞できる。]
なお、農場の納屋 (barn) では、展示会 (exhibition) が 7月 10日まで毎日開催され、Beatrix に関係した写真や絵、spinners (紡績機)、weavers (機織り) などが展示される予定とのこと。
（写真は添付のBBC Newsから引用。）
