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ヒロシのWorld NEWS

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きょうはチョッピリお洒落!:アスコットでお出かけ (BBC-News, June 18, 2016)

http://ichef.bbci.co.uk/news/872/cpsprodpb/FCA8/production/_90008646_210bcc19-8d44-45f3-9d1f-af104fcfb4ca.jpg

 今から 400年以上も前の、1600年代初期のことだ。
[ ルイ 13 世統治の時代、フランス軍に傭兵されたクロアチアの兵士は、ミリタリイ・キットの1つとして、絵のように美しいスカーフを独特の結び方で首に巻いていた。下士官のスカーフは、どちらかと言うと、織り目の粗い布地で、将校の首元を飾るのは、目の細かいリンネルや絹であった。]

"Croat soldiers serving under the French army during the reign of Louis XIII wore military kit which included picturesque scarves distinctively knotted at the neck. Enlisted soldiers were likely to have a coarse cloth, while officers might swaddle their necks in fine linens and silks."

  このファッションは、またたく間にフランス全土に広がり、ルイ 14 世の時代になると、ダンディな「Beau Brummell (シャレ男)」には欠かせないものとなった。やがて、スカーフはイギリスに渡る。ここでも大評判。英語では、このスカーフをフランス語「Cravate (Croatian) [クロアチア人の意] 」風に、「cravat (クラヴァット)」と呼んだ。
 「cravat」は、ファッションと富の両方を同時に誇示するために、首に巻かれたとも言える。

 1600 年代後半の Victoria 女王の大英帝国時代には、上品さ (suave) をさらに引き立たせようと、「cravat」の「Staple (留め具)」まで考案される。
 この時代、産業を興して財をなした中間富裕層が、王室主催の競馬「Royal Ascot」の観戦に、意気揚々と「cravat」を首に巻いて出かけた。そこで、「ascot」、あるいは「ascot tie」とも呼ばれるようになる。

http://ichef-1.bbci.co.uk/news/768/cpsprodpb/A28A/production/_90001614_enlai_grey_black_purple_silk_ascot_tie_cravat_massive.jpg

"Traditionally made from pale gray patterned silk, the ascot is now more commonly seen in bright - some might say lurid - colours."
[ 伝統的なアスコットは、淡いグレイの、模様入りシルクで作られた。しかし、今日、派手な色、それも、人によっては、けばけばしいと感じるような色のアスコットも、よく目にするようになった。]

"But the ties, they are a-changin'."
[ しかし、タイは変わるもの。]

 2012 年、イギリス王室が定めた「Royal Ascot」会場の特別席「Royal Enclosure」の服装規約 (dress code) は、次のように規定する。

"Gentlemen are kindly reminded that it is a requierment to wear either black or grey morning dress which must include a waistcoat and tie (no cravats)."
[ 紳士諸君は、どうか、黒かグレイのモーニングを着用し、ウエストコートにネクタイ(クラヴァットは不可)をお締めの上、ご入場願います。]
 
                                 (写真は添付のBBC Newsから引用)

www.bbc.com