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あなたの魅力は30秒で決まる:ここが面接のコツ ! (BBC-Capital, May 14, 2016)

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 誰でも、初めて会う人の前では緊張する。ましてや、就活・受験時の「面接(interviews)」で複数の面接官 (interviewers) から矢継ぎ早に質問を受けると、日頃考えているようには、なかなか行かないもの。
 では、どうすれば良いか。面接の「秘訣・コツ (tips and trick)」はあるのか。面接官は何を見て、どう評価しているのか。そんな疑問に対する答えをBBCの記事をもとに一緒に考えてみよう。

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 まず、面接・面談のコツは確かにある。
 基本的なことだが、身だしなみがどうでも良いはずはないし、品性を欠く「slang (俗語)」や親しい友達同志で交わされる言葉は、控えた方が無難だ。なぜ、面接者のあなたが、そこに居るのか、心を澄まして考えるとすぐに分かる。面接者は、自分を見てもらい、話しを聞いてもらいたいために来ているはずだ。
 
 もちろん、面接は「受付 (reception)」から既に始まっている。面接には関係ないからと、「受付け係 (receptionists)」に「失礼な振る舞いや横柄な態度 (rude and dismissive)」をとると、それがマイナス点となって、しっぺ返しを受けることになる。

 さらにリクルータ (recruiter) の Adam Seabrook 氏によると、面接が始まって、最初の 30 秒間が勝負どころ。ここで好印象を与えることができるか否かで、運命が決まる。それに、面接時間は限られている。自己紹介は「positive and simple (積極的かつ簡潔)」に尽きる。
"Don't ramble on for too long." [ 長々とおしゃべりしないこと。]

"Focus on what is directly relevant to the job you are interviewing for and for the person interviewing you. Keep in mind an interview is generally not about how smart you are, or how great of a person you are. It is about your fit for a specific job."

[ 面接を受けている会社の仕事に直接関連した事柄に焦点を当て、目の前の面接官のため (質問に的確に答えるよう)に話すこと。心に留めて置くべきことは、あなたが優秀だとか、りっぱな人間だとかといったことには、誰も関心がないのだ。要は、あなたが会社の求める人材に向いているかが重要。]

 そこに、「humour (ユーモア)」と「enthusiasm (熱意)」が、嫌みでない形で入れば申し分ない。

 しかし、結局のところ、面接時だけ、自分をうまく売り込もうと力んでも、しょせん、それは「仮りそめの振る舞い」、「悪あがき」に過ぎない。本物か偽物かを見極めるのがプロの仕事だ。
 面接の一番の秘訣は、あなたの「personality (品格)」を日頃から磨くこと。顔の表情や立ち居振る舞いは、磨き上げられた「心」に自ずから付いてくるもの。

                                 (写真は添付のBBC Newsから引用)

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