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キャンプ中のテントにワニが襲撃:足に咬み付いた大物 (BBC-News, April 26, 2016)

http://ichef.bbci.co.uk/news/660/cpsprodpb/13438/production/_89440987_001678136-1.jpg

 その事件は、今週の月曜日の 4 月 25 日に起こった。場所は、オーストラリア北部準州「Northern Territory (ノーザン・テリトリィ)」にある「Finke Gorge 国立公園」内の、静かで自然豊かな一帯「Palm Creek」。

 その日、Peter Rowsell君 (19歳) は、家族と一緒にこのキャンプ場にやって来て、水辺の土手から 15m の場所にテントを張った。
 やがて、夜になり、眠りに就いた。ところが、誰かが右足を振り回しているのに気づいて、目が覚めると、驚いたことに、体長 3~4 mの「クロコダイル (crocodile) の大物が足に咬み付いている。Peter 君、何とかクロコダイルの攻撃をかわして、これをテントの外に追い出した。クロコダイルは、水辺にすべり込んで見えなくなったという。

 Peter 君の傷は深いが、命に別状はない様子。すぐに、妹が Peter 君を車に乗せ、地元の町 Katherin (キャサリン) の最寄りの病院に、約2時間掛けて連れて行った。幸い、怪我の治療は上手くいき、まもなく退院できるとのこと。

 Katherine の mayor (メイヤー) が BBC のリポーターに語ったところによると、最近、町の海水浴場でもクロコダイルがよく目撃されるようになり、現在、その駆除を計画中とか。
"We do have to live with crocs because this is their environment as well, but we don't need to live with them dangerously."

[ この地はクロコダイルの生息環境でもあるから、どうしても彼らと一緒にやっていかなければならないのよ。だけと、ヒヤヒヤしながらクロコダイルと暮らすこともないわ。]

 さて、咬みつきワニ君。人間を怖がらせ、いばってみたところで、どうやら、その命も風前のともしびのようだ。

                              (写真は添付のBBC Newsから引用)

www.bbc.com