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ヒロシのWorld NEWS

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脳内コンピュータをハッキングせよ!:ジェットラグ新療法 (BBC-Health, February 9, 2016)

http://ichef.bbci.co.uk/news/936/cpsprodpb/10E56/production/_88160296_thinkstockphotos-139873754.jpg

  北米、ヨーロッパに向かう海外旅行は楽しいが、時差ボケ (jet lag) はつらい。観光・遊びはともかく、仕事で海外の目的地に着いた後に、時差ボケがひどいと、寝不足の状態が続いて、頭が回転しない。
  まさに、
"Jet lag can leave travellars travellers tired, irritable and disorientated for days."
[ 時差ボケは旅行者を疲れさせ、イライラさせ、方向感覚まで狂わす。それが何日も続くこともある。]

  時差ボケの原因は「体内時計 (body clock, body's inner biological clock)」に変調を来すため。これまで、その措置 (remedy) として、メラトニン錠剤 (melatonin tablets) の服用や照明ボックスによる「光線療法 (phototherapy)」が使用されて来た。しかし、その効果は今一つ。
 そこで、Stanford 大学の Dr Jamie Zeitzer らの研究グループは、旅行者にストロボ(strobe light) を浴びせるという、画期的な時差ボケ治療法を開発した。名付けて、「生物学的ハッキング療法 (biological hacking therapy)」。脳内コンピュータにハッキングを仕掛ける技。

"Cells in the back of the eye that detecte the light send messages to a part of the brain that sets the body clock."
"The light fools the brain into thinking the day is longer than it really is, which shifts the inner clock."

[ 眼球の裏側にある、光を感じる視神経細胞が、脳の奥に位置する神経細胞群 (視交叉上核) に、体内時計をセットする信号を送っている。]
[ ストロボの光は、脳を騙(だま)して、1 日が実際よりも長いと思い込ませてしまうのだ。これで体内時計が調整される。]

  この治療法は、現在普及している他の治療法に比べ、迅速に体内時計の時間調整ができるという。
 
「騙す (fool)」とは、人聞きが悪い。しかし、それも時によりけり。ストロボの光に騙されてみるのも、味なもの。 

http://ichef.bbci.co.uk/news/834/cpsprodpb/FB1E/production/_88168246_f0089422-man_using_light_therapy_box-spl.jpg


                                 (写真は添付のBBC Newsから引用)

www.bbc.com