アメリカ10代の若者:驚くべきスマホ事情 (BBC-News, November 4, 2015)
少々余裕のある、どの国の子どもも、現在、スマホ (smartphones)に夢中だ。この多機能型の「携帯電話 (mobile phones)」には、友達との交信機能以外に、ネット検索、音楽、映画、ゲームなどの機能が詰め込まれている。
ところで、最新型スマホの流行最前線を走る、アメリカの若者は、今、スマホの「どの機能」を、「どれくらい」使用しているのだろうか。
アメリカ (US) のNPO「Common Sense Media」が、US在住の8歳から18歳までの若者 (teenagers) 3,000人を対象にした調査を行ない、その結果を次の6項目にまとめて発表した。
1. 使用時間
・1日9時間:USの「若者 (teens)」のスマホ平均使用時間
2. ソーシャルメディア (social media)
・45%:若者の45%が毎日、「social media」を利用
(なお、女性は男性よりも、「social media」の使用時間が40分長い。)
・66%:若者の66%が毎日、「音楽」を聞くために利用
・58%:若者の58%が毎日、「テレビ」を観るために利用
3. ながら勉強
・2/3:若者の2/3が、スマホを使いながらの「ながら勉強」
・50%:若者の50%が、音楽を聞いて勉強した方が効率が上がると回答
4. テレビ・映画
・50%:若者の50%がテレビ受信機でもテレビを観ている
・22%:YouTube等の platforms からオンラインビデオを観ている
・14%:スマホでTVや映画を観ている
5.ソーシャルメディアが好きか
・10%:ソーシャルメディア(ネット検索、交信機能)が好きと回答した若者
・2/3:若者の2/3は、スマホで音楽を聞くのが好き
6. 親の所得等の影響
・2時間:低所得の家庭の若者は、高所得の家庭の若者に比べて、スマホの使用時間が平均2時間も長い。
・45分:黒人の若者は、白人あるいはヒスパニック系の若者に比べてスマホの使用時間が45分長い。
(写真は添付のBBC Newsから引用)