ナマズ(鯰)の攻撃:釣り人 血だらけ (BBC-News, September 22, 2015)
それは、今週の月曜日、9月21日の夜のこと。オーストラリア大陸北端の都市ダーウィン(Darwin)のビーチの辺りで、頭から血を流している男を通行人が見つけ、警察に電話した。警察は急いで現場に駆けつけ、事情を聞いたそうだ。
血を流していた男は、夜釣りを楽しんでいた45歳のオーストラリア人。当人が警察に語った話によると、男は友達と一緒に夜釣りにやって来た。やがて、手応えを感じて、リールを巻き上げようとしたところ、その「獲物(catch)」はいきなり水面から飛び跳ね、釣り人の頭に一撃を食らわせたという。その魚は、背中に有毒のトゲを持った、大きな「ナマズ(catfish)」だった。
担当した警察副本部長Louise Jorgensenが言うには、
"He writhed in pain and bled profusely while his friend calmly took possession of the prize catch."
[ 男は痛くて身をよじらせ、血がダラダラだった。ところが、その友人は悠然と「大物のナマズ」を手にして(消えて)いた。]
つまり、ナマズの反撃を受けた釣り人は、ビーチで血を流してうめいていたが、その友達は、男を置き去りにして、さっさと帰ってしまったようなのだ。
さらに警察は、記者に次のように続けたという。
"Remember folks, its Northern Territory Water Safety Week - be careful out there."
[ 皆さん、お忘れなく。ただ今、ノーザン・テリトリー準州の「海の安全週間」です。外遊びには、ご注意を。]
しかし、いくら注意したところで、ナマズに「攻撃(assault)」されるとは、誰にも想像すらできないのでは。
(写真は添付のBBC Newsから引用)