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負けてたまるかオコゼ:ニシキヘビに噛みつく (BBC-News, August 31, 2015)

http://ichef-1.bbci.co.uk/news/834/cpsprodpb/2AF5/production/_85279901_snake_vs_shark_ouch.jpg

 オーストラリア大陸の北端近くに位置するダーウィン・ハーバー(Darwin Harbour)。この海底には、第二次大戦の残骸(wreck)が眠る。ここで繰り広げらた「オニグルマオコゼ(stonefish)」と「ニシキヘビ(python)」との戦いがカメラに収められた。

 ニシキヘビがオニグルマオコゼに噛みつき、オコゼがそのヘビの土手っ腹に負けじと噛みつく。それは「突拍子もない戦い(bizarre battle)」だ。どうやら、ニシキヘビは、とんでもない魚を「獲物(prey)」と間違えたようだ。

 オコゼの背中には13本の鋭い有毒のトゲ(spines)がある。これに刺されると、人間でも、適切な手当てをしないと数時間で死亡する。

 この、ものすごい戦いを実際に目撃したのは、銛(モリ)で生計を立てる漁師Mr Rick Trippe 。ダーウィン・ハーバーに仕掛けておいた「網かご(chicken coop)」を船に引き上げると、その中で、2匹が猛烈に戦っていたという。
 船の上でもオコゼは大蛇を咥えて放さない。「ググッ ググッ」と唸っていた(croaking)というからすごい魚だ。

 オコゼは、水を断たれて弱り、この勝負、ニシキヘビに軍配が上がるかと思いきや、なんと、大物ニシキヘビも、オコゼの毒に勝てず、やがて死んでしまったそうだ。
 
                               (写真は添付のBBC Newsから引用)
 

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