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オーストラリア人の肥満:ファーストフードにチョコの食べ過ぎ (BBC-News, August 10, 2015)

http://ichef.bbci.co.uk/news/834/cpsprodpb/B83F/production/_84776174_chocolate_getty.jpg

 「ファーストフード(fast food)」とは、お店(snack bars & restaurants)で、文字どおり「すぐに(fast)」、買って持ち帰るか、その場で食べる軽食(cooked food)のこと。ハンバーガー、ピザ、ドーナッツなどだ。オーストラリア人は、この「fast food」をよく食べる。それに今一つ。「fast」を「quick」とも勘違いしていて、食べるスピードも早い。さらに、オーストラリア人はチョコ(chocolate)が大好き。食後は、チョコレートをたっぷりと楽しむという。

 また、「ジャンクフード(junk food)」とは、「栄養価の乏しい食べもの(food with little nutritional value)」のことだが、Noakes教授によると、ファーストフードはチョコ(chocolate)やケーキなどの「おやつ(treat)」と同類の、このジャンクフードに分類されるという。

オーストラリア連邦科学産業研究機構(The Commonwealth Scientific and Industrial Research Organization, CSIRO )」が、住民40,000人を対象に調査した結果、オーストラリア人は毎日、ジャンクフードを食べて、とくにチョコレートを年間、1人平均32kgも食べていることがわかった。この量は、板チョコ(100g)の320枚分に相当する。当然、調査したCSIROは、住民に「C判定」の評価を下す。

 一方、「オーストラリア保健福祉研究所(The Institute of Health and Welfare)」によると、
「オーストラリアに在住する成人の3人に2人、子供の4人に1人が肥満(overweight or obese)。しかも、その肥満率(obesity rate)は、年々上昇するばかり。」

 Noakes教授は指摘する。

"[Junk]food is no longer just an indulgence. Its become mainstream and Australian are eating it each and every day."
" They also need to be more mindful of every bite they take by eating more slowly and consciously."

[ジャンクフードは、時々口にする「お楽しみ」ではなくなった。今や、オーストラリア人の食事の主流となり、何らかのジャンクフードを毎日食べるようになってしまったのだ。]
[オーストラリア人は、一噛み、一噛みにもっと注意を払い、食べることに意識して、もっとゆっくり、食事を摂るように心がけるべきだ。」

 さて、日本人。忙しさにかまけて、コンビニで買ったおにぎりやドーナッツで空腹をしのいではいないだろうか。少なくとも、口にするものに気を配ってやらないと、これを受け入れる「体」が、たまったものではない。

                    (写真は添付のBBC Newsから引用)

www.bbc.com