フルーツの果糖が「食べ過ぎ」を助長する? (BBC-Health,May 5, 2015)
大好きなチョコレート、せんべい、だんご。でも、ちょっとラベルの確認を。食品表示法で定められたラベルの原材料名のことだ。そこには、「砂糖」の文字があるのでは。おいしいものを作るには、「砂糖」が欠かせない。とすれば、日常、たくさんの砂糖を摂っているのかも知れない。
表題の記事は、食品に含まれる砂糖として次の10種をあげる。麦芽糖(maltose)、ブドウ糖(glucose)、果糖(fructose)、蔗糖(sucrose)、乳糖(lactose)、D型ブドウ糖(dextrose)、蜂蜜(honey)、シロップ(syrups)、糖蜜(treacle)、それにサトウキビ・サトウダイコンの抽出糖(sugar cane & sugar beet)。新鮮なフルーツジュースには糖分が多い。英国食品協会によると、小さめのコップ一杯(約150cc)のフルーツジュースで一日の糖分の摂取量は、取り過ぎる位になるという。
さて、アメリカ南カリフォルニア大学の研究者が、この糖分と健康との関係を調べた。果糖とブドウ糖のどちらが、より一層「食べ過ぎ」に影響しているのか。ボランティアの協力を得て実験を行なった結果、果糖を摂取した被験者に「過食症」となる傾向が認められた。「果糖を多く含むジュースは飲みすぎに注意」、ということになる。
よく知られたイギリスのことわざ「一日一個のリンゴで医者いらず」(An apple a day keeps the doctor away.)にあるように、昔からりんごを食べることが勧めれている。リンゴ一個分の糖分が健康には適量ということだ。
(写真は添付のBBC Newsから引用)