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その「好物・おやつ」:たまらなく食べたくなるのはなぜ? (BBC-Future, April 27, 2015)

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 チョコレート、スウィーツ、ドーナッツ、それにアイスクリーム等々。食べ過ぎると良くないとわかっていても、「こだわりの好物」をついつい口に運んでしまうのは、なぜか。Flinders大学のEva Kemps教授がこの疑問に答える。

 「疲れているから」とか「体が必要としているから」といった言い分けめいた理由は、単なるこじつけに過ぎない。「食べたくなる」本当の理由は、内的要因(感情)と外的要因(視覚刺激)の2つ。人は、悲しみ、心配、ストレス、退屈、孤独などの状態にあるとき、心の癒やしを「好物」に求めて食べてしまう。また、「ポスターや写真」、「TVコマーシャルや周りで食べている風景」などの視覚情報が脳を刺激し、無性に食べたくなると言う。

 「食べたい」気持ちを我慢していると、脳の知的活動が妨げられて、計算力は低下する。また、大きなミスを犯す可能性が出てくる。

 ところで、何事も我慢はよくない。我慢はかえって特定の「好物」に対するこだわりを強めるだけだ。だから、少し、食べた方がいい。これが結論。

             (写真は添付のBBC Newsから引用) 

www.bbc.com