夜、頭が爆発することはない？(BBC-Future， April 17, 2015)
ドッカーンと爆発音。続いてバチバチッと頭の中がショートし、ビカッビカッと稲妻が走る。これはエクスプローディング・ヘッド症候群（EHS)（頭部爆発症候群）の症状の一例だ。脳内神経活動の暴走の仕業であり、ストレスや情緒的緊張が関与しているとする説もあるが、その原因は、よく分かっていない。
学生を対象とした調査では、18％の学生が「体験したことがある」と回答した。これに襲われたときのショックと恐怖が余りにも大きく、親にも言えず、独り悩んでいる事例もある。さらに、EHSが「睡眠麻痺」いわゆる「金縛り」と一緒に起こると、症状が一層深刻になる。
では、どうすればこの症状とうまく付き合って行けるのか。それには、この記事の中で紹介されている体験者の取組みが参考になるであろう。
なお、金縛りは、意識があっても、体を自由に動かすことができないと感じる症状であり、日本人の40％が体験している。とくに交代勤務の多い看護師などに、体験者の割合が高い。この症状には不規則な睡眠、ストレス、それに体調が影響していると考えられる。
（写真は添付のBBC Newsから引用）
