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ヒロシのWorld NEWS

世界のニュースを日本語でお届け!

室内の植物がその声を聴いている:驚くべき感知能力 (BBC-Earth, January 18, 2016)

H.L.Goodall さんは、2 ft のユッカ (yucca) の木を購入し、1 週間に 1度は歌を聞かせながら葉っぱをきれいに洗ってやった。すると、わずか 2 年足らずで、ユッカの木は 7 ft (2.1m) まで生長したそうだ。 また、植物にクラシック音楽を聞かせると、良く育つ…

イギリスの異常な暖冬:天気は荒れ、花は狂い咲く (BBC-News, January 5, 2016)

昨年 12 月のイギリスの平均気温は、記録を取り始めた 1910 年以来最も高く、例年の「平均気温 (the long-term average) より 4℃ も上回った。 「イギリス気象庁 (The UK Met Office)」は、スコットランドから、北アイルランド、イングランド北部に至る広範…

トキ(朱鷺):スコットランドの北の島に渡る (BBC-News, January 3, 2016)

朱鷺 (ibis) は夜明けを告げるという。また、古代エジプトでは、毒ヘビを食べ、ナイルの氾濫を告げる聖なる鳥として崇められ、トキを殺した者は厳重に処罰された。知恵の神トート神 (Thoth) はトキの顔を有している。 さて、日本のトキ (Nipponia nippon) の…

大きさで人を魅了し、臭いで昆虫を惑わすタイタン花 (BBC-News, December 29, 2015)

世界最小の花はミジンコ ウキグサで、その大きさは 0.1 mm。では世界最大の花と言えば、サトイモカ科コンニャク属の学名「Amorphophallus Titanium」、英名「Titan Arum」、和名「ショクダイ オオコンニャク」の植物だ。インドネシアのスマトラ島の熱帯雨林…

イギリス東部沿岸:アザラシの赤ちゃん誕生で賑わう (BBC-News, December 28, 2015)

イングランド東部の「Lincolnshire (リンカンシャー)」の Donna Nook の一帯は「自然保護区 (nature reserve)」が広がる海岸地帯だ。ここは、「grey seals (ハイイロアザラシ)」、別名「Atlantic seals (大西洋アザラシ)」のコロニーがあることで知られ、201…

イヌの優れた「共感」能力:相手の感情にしぐさを合わせる (BBC-Science & Environment, December 23, 2015)

人間は、周りのみんなが悲しんでいるときには悲しみ、逆に、皆が愉快に笑っている場所では、ひとりでに (automatically) に笑ってしまう。これが「共感 (empathy)」と呼ばれるものだ。チンパンジーやオランウータンなどの「霊長類 (primates)」も、同様のし…

北極グマ:薄い氷盤と流氷に苦しむ (BBC-Science & Environment, December 16, 2015)

北極グマ (polar bears) は、「縄張り (territory)」の氷にあいた孔 (あな) を見回る。そして、その孔からアザラシ (seals) が出てくるのをひたすら待ち続ける。これが北極グマの一般的な狩りの仕方だ。 ところが、北極の温暖化に伴って、流氷の厚みは薄くな…

蝶々(バタフライ)が消えて行く:イギリスの田園風景 (BBC-Science & Environment, December 15, 2015)

澄み切ったコバルトブルーの秋空に、数え切れないほどの赤トンボが飛び交う風景は、かって、夏の終わりを告げる日本の風物であった。その赤トンボの数も、近年はめっきり少なくなり、秋の空は、見上げても寂しいものになった。 トンボに限らず、ツバメ、スズ…

ウェールズでマヌカハニー発見:「耐性菌」感染治療に期待 (BBC-News, December 5, 2015)

Wales (ウェールズ)は、イングランド島の西側の山あい一帯を占める。首都は「Cardiff (カーディフ)」。そして Wales の北西部に Gwynedd (グウィネズ州)が広がる。 地図上で、州の形をなぞると、魔女の顔のシルエットが浮かび上がる。その魔女のあごの辺りは…

生まれて、親はなし: スコットランドのカワウソ (BBC-News, November 26, 2015)

かって、カワウソは、日本全国で広く生息していた。昔話にも現われ、地方によっては人を化かすとも、カッパは、暗がりで見えたカワウソの姿とも言われた。そのニホンカワウソはとっくに絶滅した種だ。 ヨーロッパでは、今でも広く「カワウソ (otters)」が生…

苦難を乗り越えて生き延びる:ウェールズの小さな赤毛のリス (BBC-News, November 23, 2015)

リスは、日射しが強いと、その大きなフサフサのしっぽで日陰を作り、エサをほおばる。古代ギリシャ人は、この様子をよく観察していたものだ。 英語の「squirrel(リス)」の語源は、ギリシャ語の「skiouros」。この語は「skid(shadeの意)」と「oura (尾の意)」…

ネス湖のネッシー?:これでも、その血筋を引くものです (BBC-News, November 20, 2015)

スコットランドの北に、イギリスでは最大の貯水量を誇る淡水湖がある。あの幻の怪獣「ネッシー (Nessie)」が住むという「ネス湖 (Loch Ness)」。英語の読みは、「ロッホ・ネス」。この湖からネス川が流れ、海へと注ぐ。その河口一帯には、都市「インヴァネス…

花の受粉に働くマルハナバチ:殺虫剤で体調不良 (BBC-Science & Environment, November 18, 2015)

農薬がないと、確かに、売り物になるような果物は作れない。米も小麦も、野菜だって事情は同じだ。農薬を使うことで、その収穫量は格段に伸びる。 しかし、農薬は「両刃の剣[つるぎ] (double-edged swords)」。自然・環境に対する負の側面も持ち合わせている…

この子、捨て子のシール・パプ:名前はロウグちゃん (BBC-News, November 17, 2015)

生まれて3週間の、まだ赤ちゃん。白い産毛の残る「ハイイロアザラシ (grey seals)」の「子ども (pup)」が保護された。場所はスコットランド北東部の港町「フレイザーバラ (Fraserburgh)」の海岸。今月の初め、「英国潜水士海洋生物救助隊 (British Divers Ma…

片目を開けて眠れる?:その「ワザ」とは (BBC-Science & Environment, October 22, 2015)

少々怒りっぽく (a little snippy)、人の言うことなんか聞かない (not amendable)。その細く開けた鋭い目は、人を睨み付けて離さない。ワニ (crocodiles) のことだ。 ところで、このワニには、特殊な才能があった。 オーストラリア「La Trobe(ラ・トローブ)…

美しきもの、世界で一番美しい生物よ:お住まいは熱帯? (BBC-Earth, October 15, 2015)

映画やテレビでみる熱帯のジャングルは、色鮮やかな花や、蝶、鳥で溢れている。そのせいか、誰もが色彩の美しい自然と熱帯を結びつけてしまいがちだ。 代表例がベニコンゴウ インコ (Red-and-green Macaw)。その大型のインコは、鮮やかな赤と、緑と青の羽で…

乾燥に強いサボテン:人間の欲に弱い (BBC-Science & Environment, October 5, 2015)

「仙人掌」はサボテンと読む。その「サボン」はポルトガル語「sabão(サボン)」、「テ」は手の意味だ。つまり、「石けんの手」が訛ってサボテンとなった。日本には江戸時代に観賞用として渡来したとされる。なぜ、サボテンが石けんか。それは、石けん(しゃぼ…

オットセイのちゃっかりサーフィン:ボードはザトウクジラ (BBC-News, September 17, 2015)

一昔前のサーガスでは、オットセイの曲芸「玉乗り」が定番の呼び物だった。 ところが、表題のエピソードは、「オットセイ(fur seal)」が「ザトウクジラ(humpback whale)」をサーフィンボード代わりに使って、サーフィンを楽しんだという奇妙奇天烈、しかし本…

負けてたまるかオコゼ:ニシキヘビに噛みつく (BBC-News, August 31, 2015)

オーストラリア大陸の北端近くに位置するダーウィン・ハーバー(Darwin Harbour)。この海底には、第二次大戦の残骸(wreck)が眠る。ここで繰り広げらた「オニグルマオコゼ(stonefish)」と「ニシキヘビ(python)」との戦いがカメラに収められた。 ニシキヘビがオ…

天空の城「ポウィス城」:庭木の刈込みは空中作業車で (BBC-News, August 15, 2015)

「yew(イチイ)」の語源はドイツ語「eow」。Shakespeareの「ハムレット」では、庭で眠っている王の耳に、このイチイの種から採った毒薬「恐ろしきヘボナ」が流し込まれたという。英辞典CODは、「yew」の語義を次のように記す。 " an coniferous tree with poi…

山が山でなくなった:モイルウィン・マウル山 (BBC-News, August 9, 2015)

ふるさとの山は、たとえ小さくても、そこには人それぞれの特別な思い出があり、愛着があるもの。山は、ときに「心の支え」となることもある。 では、改めて、どのようなものを山と呼ぶか、と問われると、正確な回答が気になる。広辞苑はつぎのように、記す。…

つかまって、たまるか:魚は進化する (BBC-News, August 5, 2015)

漢字「魚」は、まさに象形文字の代表格だ。その頭が滝を昇る魚のように上向きに書かれるのもいい。魚は泳ぎが速い。速くなるように進化(evolution)した。速く泳げる泳法の秘密は、その体型、鱗(うろこ)の配列、粘液、尾ひれの動きなどに隠されている。 しか…

野生のウサギ:どこに消えたか (BBC-Earth, July 29, 2015)

「たいへんだ、たいへんだ、ひどく遅れてしまう」 "Oh, dear! Oh, dear! I shall be too late." アリス(Alice)がお姉さんと一緒に川の土手に座っていると、スーツを着込んだウサギが、慌てて、そこを走り抜ける。有名なルイス・キャロル作「ふしぎの国のアリ…

野生ラン:環境変化のバロメータ (BBC-Science & Environment, July 26, 2015)

野生ラン(orchid)は美しい。遠くから離れて見ても、近づいて、ときに虫めがねで、その花の色、形を細かく観察しても、造形のみごとさには、驚くばかりだ。「orchid」は、古代ギリシャ人がその球根の形から名付けた「orkhis」に由来する。英語の「testicles」…

北極グマ(白クマ):氷もエサもない夏の北極で苦難 (BBC-Science & Environmentl, July 16, 2015)

その昔、今からおよそ15万年前のこと、北極グマ(Polar bear)の先祖(ancestor)は、日本のツキノワグマ(月輪熊Asian black bear)やカナダのヒグマ(brown bear)の親戚筋(relatives)と「袂(たもと)を分かつ旅をした。白い世界で目立たぬように、体毛を黒から白に…

美しく、逞しく、怖い野の花: ハナウド属 (BBC-Mazine, July 10, 2015)

春5月、山間部の川べりに沿って車を走らせると、白い小さな花の群生を目にすることがある。高さが1~2 mの茎の先で、放射状に花柄(かへい)を広げ、下から見上げると、まるで線香花火のように花が咲いている。これは、ニンジン(carrot)と同じセリ科(Apiaceae)…

気候の「悪業」か:昆虫マルハナバチの生息地が消えゆく (BBC-Science & Environment, July 9, 2015)

原文の表題に現われた「vice」は不思議な言葉だ。この語源は異なった3つのラテン語「vitum(defect)」、「vice(instead of)」、「vitem(vine)」にある。すなわち「vice」の生まれた土壌がそれぞれ、「悪」、「副」、「万力器」と違う。辞書では1つの見出しに…

紅海の深海蛍光サンゴ:その特徴と医療への応用 (BBC-Earth, June 25, 2015)

海は深度が増すにつれて、到達する太陽光が弱くなる。紅海(Red Sea)の深度50mから100mの海底で、その弱い太陽光を受けながら、妖しげな色彩を放つサンゴ礁(coral reef)が発見された。このサンゴは自然光を受けると、波長の短い青色・紫外線スペクトルを吸収…

雲は変幻自在: 気象の表情10態 (BBC-Earth, June 28, 2015)

空は、変幻自在(phantasmagoric)。見知らぬ異郷の地に立つと、世界は違って見える。風景も周りの人も建物も、見慣れたものとは違うとき、少しばかり不安な心の底から、ヒタヒタと波のような興奮のうねりが、次から次へと押し寄せてくる。 遠くで、水鳥ルーン…

海草藻場: 「さかなのゆりかご」をもっと大切に (BBC-Science & Environment, June 27, 2015)

海草が群生している比較的浅い海域を海草藻場(もば)(seagrass meadow)と言う。ここは、穏やかな流れに海草がゆらめき、魚にとっては「かくれんぼ」や「寝場所」に最適。おまけにエサが豊富で、水もおいしい。海草がせっせと水中の窒素やリンを吸収して水を浄…

テッポウウオの技:昆虫めがけて水てっぽう (BBC-Earth, June 21, 2015)

「サクランボの種飛ばし」に競技があると聞いた。少々品性に欠けるとは思ったが、単なる「遊び」だ。 しかし、テッポウウオ(archerfish)の水てっぽう(water jet)は単なる遊びではない。東南アジアの熱帯域に広く生息するこの魚にとって、水てっぽうは弓矢に…

生物は生き残れるか:「新絶滅期」に突入した地球―米研究報告 (BBC-Science & Environment, June 20, 2015)

「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。おごれる人も久しからず、唯春の夜の夢のごとし。たけき者も遂にはほろびぬ。偏(ひとへ)に風の前の塵に同じ。」と、琵琶法師は唄う。平家物語の名文の一節。 いつの時…

農業を守るためには、ミツバチを守れ:研究報告 (BBC-Science & Environment, June 17, 2015)

蜂はハチでもいろいろだ。スズメバチはどの種の顔も恐ろしげで、攻撃的(aggressive)。これに比べて、ミツバチは平和的(amicable)。草花の蜜をせっせと集めて、人間にハチミツ(honey)を与えてくれる。 さらにミツバチは、ありがたいことに、菜種(oilseed rape…

「ヒメアカタテハ」蝶:大群がイギリスに飛来か (BBC-Earth, June 12, 2015)

野の花に舞うその蝶の華麗な姿は、さながら、舞踏会で踊る、美しいドレスの貴婦人(lady)に似て、見る人を魅了する。 ヨーロッパは、この数ヶ月暖かい気候が続いた。そのお陰で、「ヒメアカタテハ」(Painted Lady Butterfly)が、異常と思われるほどの大集団で…

誰の、何を、なぜ?:激しく怒っているのか小鳥ロビン (BBC-Magazine, June 11, 2015)

夕日の沈む西の空には、魅了される。目の前の、とてつもなく奥深い空が、華麗に、神秘的に、そして魅惑的にその姿を変えて行き、やがて暮れて(twilight)、辺りは暗くなる。 朝の時分になると、東の空は、まるで誰にも気づかれないように、少しずつ、少しずつ…

ヴァンパイヤ草:「富めるものから取り、貧しきものには与える」 (BBC-Earth, June 9, 2015)

のっけから、名せりふ、「富めるものから取り、貧しきものには与える」。江戸末期の天保三年(1832)獄門に処せられた「鼠小僧」次郎吉の決め口上。 表題の記事によると、「ロビン・フッド(Robin Hood)」も同じようなことを言ったようだ。日頃、なかなか日の当…

道ばた:野草(ラプンツェル)の究極の逃亡先 (BBC-Science & Environment, June 6, 2015

雑草は、したたかで、少々のことではへこたれない。まるでの戦国時代の野武士だ。これに比べると、野草は、雑草に守られて育つお姫様のよう。可憐で美しいが、環境の変化に敏感で、その花の命も短い。 イギリスの農業は、時代とともに変化し、1930年代に比べ…

珈琲(コーヒー):絶滅から救え (BBC-Magagine,May 24, 2015)

先日、スタバ(Starbucks)カフェの前を通ると、行列ができていた。今や、コーヒーは世界中で大人気だ、その毎日の消費量は、カップにして20億杯。この15年間で45%も伸びたのだ。コーヒー農業に携わり、生計を立てている世帯数は2,500万。これにコーヒーの流…

野生動物:徐々に消え、やがて何もない風景に(BBC-Scienc & Environment, May 2, 2015)

動物園は英語でzoo。これを広辞苑は、「各種の動物を集め飼育して一般の観覧に供する施設」と定義する。しかし、イギリスの辞書(COD)には、「野生動物を研究し、保護し、一般の人に見せるための施設」とある。どちらに、野生動物に対する愛情と敬意が感じら…

ビーバーのお気に入りの地はスコットランドのテイサイド (BBC-Scotland, April 29, 2015)

ビーバー(beaver)の原義は「褐色の動物」(brown animal)。勤勉・英知の象徴とされる。このbeaver を動詞で用いて、beaver away とすると、ビーバーのように「せっせと働く」という意味になる。ビーバーは、かってヨーロッパ、北アメリカ両大陸に広く生息し…