ヒロシのWorld NEWS

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自然

神々の食べもの「チョコレート」:その5,000年の歴史 (BBC-Science & Environment, October 30, 2018)

チョコレートづくりに欠かせないカカオ (cacao)。その学名は「Thepbroma cacao」。「神々の食べもの」という意味だ。「cacao」の語源は、中米・メキシコ一帯の先住民「Nahua ( ナワ族)」が話した「Nahuatl (ナワトル語)」の「cacua」に由来するとされ、「choc…

見栄えのわるい「ミバエ」:でも、その遺伝子は人によく似ていた! (BBC-News, October 25, 2018)

ミバエ (fruit flies)を下等生物 (humble organism)とバカにしてはいけない。その脳は、ケシ粒 (a poppy seed)ほどの大きさだが、神経細胞は約100,000ヶ。しかも「アルツハイマー病 (Alzheimer's disease)」患者の遺伝子によく似た遺伝子を数多く持っている。…

今後80年間で海水面は 1m上昇:土地も家も海に呑み込まれる! (BBC-Science & Environment, October 26, 2018)

子どもの頃は、まだ「白砂青松 (はくしゃせいしょう)」と呼ばれる海岸の景勝地が、全国の至る所に残されていた。しかし、そのほとんどが、この半世紀の間に海岸浸食で徐々に消え、わずかに残った浜辺も大量のプラスチック・ゴミで埋まった。あれほど美しかっ…

ナメクジはのろのろの夜盗:その撃退法を試みた! (BBC-Science & Environment, September 27, 2018)

海牛 (ウミウシ)とは、昔の人はよく言ったものだ。確かに牛のように頭には角 (つの)がある。しかし、その姿は陸上の牛とはかけ離れたもの。まるで、薄絹の衣をまとった淑女のように、華麗で厳 (おごそ) かに浅瀬の岩場をゆっくりと泳ぎ回る。海牛は汚れた海…

それくらいヤギだって分かる!:優しい貴方(あなた)と怒りんぼ (BBC-Science & Environment, August 29, 2018)

イギリスの作家「ヒュー・ロフィテング (Hugh Lofting [1886-194])」の代表作「ドリトゥル先生航海記 (The Voyage of Doctor Dolittle)」では、主人公のDr Dolittle (ドリトゥル先生)はたくさんの動物から愛され、動物の言葉が話せた。サルもガチョウもみんな…

豪州の春の野にカエルは鳴かない:神の子「El Niño」が襲って大干ばつ (BBC-News, August 8, 2018)

子どもの頃、欧州の Austriaと南半球の Australiaを随分と間違えた。Austriaの語源はゲルマン語「Österreich」で「eastern kingdom (東の王国)」の意味だ。 一方、Australiaは、オランダの探検家「Willen Janszoon (ウィレム・ジンス)」が1606年に発見し、一…

「賽 (さい) の河原の石積み」がアートだって?:鬼が笑う不謹慎さ! (BBC-News, August 11, 2018)

子どもの頃、河原や海辺で小石を積み上げて遊ぶと、大人の人にそんなことはやめるようにと叱られた。縁起が悪いとも言った。「1つ積んでは父のため、2つ積んでは母のため、...... 」とは、日本人の誰もが知っている「賽(さい)の河原の石積み」。「せっかくの…

雨上がりの大地の匂いペトリコール:それがパヒュームの原料? (BBC-Science & Environment, July 27, 2018)

夏の異常な日照りが続くのは、イギリス、フランス、ドイツをはじめ、その他のヨーロッパ各国も同じ。こんなに大地が乾燥すると、草原の草という草が枯れ、川や湖が干上がって、牛も羊も、そして農家も大弱りだ。みんな、これほど、雨を待ち焦がれたこともな…

ミツバチは郵便ポストがお好き!:これを20,000匹で占拠 (BBC-News, June 25, 2018)

Britain島の南西端には、タツノオトシゴの頭の形をした半島「Cornwall Peninsula」がある。その半島の先端近くの小さな村「St Day (セント・デイ)」は、16世紀から1830年代にかけて銅鉱山 (copper mines)で栄えた地であった。 今は、人口1,800人ほどが暮らす…

イギリスでは悪玉の雑草がはびこり:善玉の山野草が苦難に! (BBC-Science & Environment, May 14, 2018)

エビネにアツモリソウ、シュンランなどの山野草 (wild flowers) には、観ていて飽きることのない素朴な美しさが備わっている。 しかし、これらの山野草も、食うに困り果てた人がいたものか、その群生地から掘り抜かれて、田舎の「道の駅」などで売られている…

湖沼地帯の葦(アシ)と蒲(ガマ):地球温暖化を加速させていた! (BBC-Science & Environment, May 4, 2018)

ギリシャ神話の「牧神パーン(Pan)」は、葦(アシ)で「Pan-pipe(パーンの笛)」をつくった。また、むかしの人は、葦(アシ)は「悪(あ)し」につながり、縁起がわるいと、おなじ漢字を「ヨシ」とも読んだ。 そのアシ (reeds) やガマ (cattails) などの「水生植物…

バラ(薔薇)のゲノム解析に成功:さて、まっ青なバラがつくれるか? (BBC-Science & Environment, May 1, 2018)

バラ (roses) には不思議な魔力があると、イギリスで信じられた。太陽が真上に来る「夏至 (The summer solsitce)」の夜、女性が枕の下にバラを敷いて寝ると、胸に秘めた恋人の夢の中に、自分が現われるというのだ。 しかし、バラはバラでも、品種によって、…

ロンドン市民を襲撃:毒蛾OPM幼虫、陣形をつくり毒毛で襲う! (BBC-News, April 28, 2018)

「蓼 (たで) 食う虫も好き好き」、「捨てる神あれば、拾う神あり」とも言われ、人の好きずきには計り知れないものがある。あの「蛾 (moths)」を美しいと褒め称え、その採集に夢中になっている人もいる。 しかし、園芸家にとって、蛾は「敵」の何ものでもない。…

カモノハシの母乳のスーパー殺菌力:薬物耐性菌スーパーバクもイチコロ (BBC-News, March 15, 2018)

オーストラリア東部海岸一帯に生息する「カモノハシ (platypus)」は、不思議な哺乳類(mammals)だ。クチバシがアヒルのように平たい「semi-aquatic animals (半水生動物)」で、オスの足には猛毒を分泌する「蹴爪 (spurs)」があり、敵を寄せ付けない。メスは卵…

庭に来る小鳥:可愛いけれど、感染症に注意! (BBC-Science & Environment, March 12, 2018)

雪解けの頃になると、庭の小枝の先に残っていた木の実もほとんど小鳥に食べ尽くされてしまう。七竈(ナナカマド)や南天の紅い実、夏ハゼの黒い実。ルビーのような青木の実も、いつの間にか1つ残らず枝から消えて、小鳥が最後に向かうのは、危険な地面の上を、…

DNA解析で約800万年前にタイムスリップ:ミカンのルーツ探し! (BBC-Science & Environment, February 8, 2018)

「わらしべ長者」はよく知られた昔ばなし。 それまで運がなかった男が、観音様におすがりしたお陰で、次々と幸運に恵まれる話だ。地面に転んだひょうしに、何気なく掴んだ1本のわらしべが、3つのミカンのご褒美となり、それが 3反の白布に、名馬にと、手にす…

血も涙もない極悪非道:それが「ヘッジホッグ」だって? (BBC-Science & Environment, February 7, 2018)

化け物ではない。顔は人間、体も人間ながら、冷酷無情、極悪非道の限りを尽くす人間は数知れない。さしずめ、その筆頭に挙げられるのは古代ローマのネロ、ドイツのヒットラー。それにイングランドの「リチャード3世 (Richard Ⅲ)」か。 Shakespeare (シェーク…

「ワン、ツー、スリー」が言えるシャチ:ご挨拶Helloだって言える! (BBC-Science & Environment, January 31, 2018)

オームや九官鳥は「人の声」を器用にまねることができる。カラスも他の動物の「鳴き声」をまねるという。しかし、海の中を泳ぎ回る「シャチ (killer whales)」が「hello」,「bye bye」,「one, two, three」など幾つかの英語を喋るとは驚きだ。 人が海で泳いで…

蛇に恋して、その魔力に取り憑かれ!:ついに命を落とした男 (BBC-News, January 24, 2018)

その目つきはワニ (crocodiles) ほど冷酷・残忍な感じを与えないが、顔立ちは決してかわいいとは思えない。獲物 (prey) を捕らえると、これをグルグル巻きにして強力な力で絞め殺し、一飲みで食べてしまうニョロニョロ。ニシキヘビ (pythons) のことだ。 そ…

「ものづくり」の原点はカラスにあった?:不正のない、優れた技術 (BBC-Science & Environment, January 22, 2018)

カラス (crows) の鳴き声は日本語も英語もほとんど同じで、「caw caw (カア カア)」。また日本語の「カラス」も英語の「crows」も、その鳴き声の擬声語(onomatopoeia) から派生した語だ。 カラスの飛翔力には定評がある。さらに、その頭脳も、鳥の仲間では、…

儂(わし)の口ヒゲは生まれつき:キザな人間とは違うわい! (BBC-Science & Environment, January 17, 2018)

「monkey(サル)」の仲間の多くは樹の上に生息するが、「patas monkey (パタスモンキー)」は別だ。サバンナを駆け回るこの種は、脚力を発達させた。 "Patas monkeys are found from west to east across sub-Saharan Africa; they are among the fastest-movi…

美しい花々:なぜ地球を征服できたか! (BBC-Science & Environment, January 14, 2018)

数億年前の、恐竜がのし歩いていた頃の地球上は、シダ類 (ferns) や針葉樹(conifers) で覆われていた。しかし、約 1億 5千万年前の「beginning of Cretaceous period (白亜紀前期)」、植物に変化が起こる。花が咲き、実をつける被子植物(angiosperms) が出現…

小犬のペットにチョコは禁物:チョコレート中毒で死ぬことも! (BBC-Science & Environment, December 21, 2017)

カカオの学名は「Theobroma cacao」。「神の食べものカカオ」の意だ。「theology (神学)」のように、英単語に「prefix (接頭辞)」の「theo-」が付くと、「神」を表わす。 カカオ豆には、「神の食べもの」に由来する「theobromine (テオブロミン)」が含まれる…

スコットランドのスズメ:川沿いの巣箱で生き残れるか? (BBC-News, December 20, 2017)

今は冬至が過ぎたばかりで、夜明けが遅く、小鳥たちも朝寝坊を楽しんでいるため、その鳴き声で目覚めることもないが、旅先で、聞き慣れない小鳥のさえずりで目が覚めるのは、何とも爽やかで気持ちのいいものだ。 ところがイギリスでは「tree sparrow (スズメ…

1億年前まとわりついて、恐竜に嫌われた!:吸血ドラキュラダニ (BBC-Science & Environment, December 12, 2017)

ダニはダニでも、葉っぱの裏にはびこる葉ダニや動物に寄生するマダニ、さらには「働かずに他人にたかって生活する、きらわれもの (学研 現代新国語辞典)」まで多種多様。その種類は1万種以上とされる。しかし、一般にダニは吸血性の「マダニ (ticks)」と「コ…

富士山に匹敵するイギリスの山 Mt Hope だって!:どこにあったの? (BBC-Science & Environment, December 11, 2017)

今から 5千万年~1億年前に太平洋のプレートが南極大陸に衝突して、その下に潜り込んだ。このときに起きた地殻変動で大陸が隆起し、南極半島 (Antarctic Peninsula)一帯の Mt Hope, Mt Jackson, Mt Vinson をはじめとする標高 3,000mから 4,000m級の山々が、…

海のユニコーンは摩訶不思議:驚くと心拍数を下げる! (BBC-Science & Environment, December 7, 2017)

人は恐怖に襲われると心拍数が上がり、血圧が下がる。しかし、同じ哺乳類でありながら、「海の一角獣 (unicorn of the sea)」の「narwhale (イッカク)」は全くちがった[生理学的な反応 (physioligical response)」を示す。 そもそもイッカクは北極海の氷の隙…

豪州のカエルの鳴き声「ヤーイ」:国中のアプリで大捜査 (BBC-News, December 5, 2017)

これはオーストラリア大陸に生息するカエルの鳴き声の一例だ。 ・croaks :ケロケロ、ケロケロ・chirps :ケケケッ、ケケケッ・whistles:ピルルッ、ピルルッ・barks :ゥーグォオ、ゥーグォオ どの「onomatopoeia (擬音語)」も日本語に変換するのに骨が折れ…

「黄金バット」の使者コーモリ:脳が特別に進化した正義の味方! (BBC-Science & Environment, November 27, 2017)

西のかなたに太陽が沈むと、「夜と闇 (night and darkness)」がやって来る。これで喜ぶのは、お日さまが照っていては仕事のやりにくいドロボウと悪人。 さて、それとは別に、日が落ちかけたころになると、自転車の荷台に商売道具一式を積んだ「いつものオジ…

どうしても雪山に登りたくなったら:無事に帰り着くために! (BBC-News, November 8, 2017)

「雪の女王」それとも「雪女」に誘われてか、毎年、冬になると雪山で命を落とす登山者が後を絶たない。それでも、どうしても雪山に登りたくなった人に、これだけは注意して置きたいことがある。山は豹変する。 晴れた冬の山は、辺り一面がお日様の光にピカピ…