ヒロシのWorld NEWS

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自然

どうしても雪山に登りたくなったら:無事に帰り着くために! (BBC-News, November 8, 2017)

「雪の女王」それとも「雪女」に誘われてか、毎年、冬になると雪山で命を落とす登山者が後を絶たない。それでも、どうしても雪山に登りたくなった人に、これだけは注意して置きたいことがある。山は豹変する。 晴れた冬の山は、辺り一面がお日様の光にピカピ…

このヒトも「森の人」、でも別のヒト:類人猿の仲間が増えた! (BBC-Science & Environment, November 2, 2017)

「Edgar Alan Poe (エドガー・アラン・ポー、1800-1849)」はギャンブル好きで大酒飲み。しかし、その怪奇に満ちた短編推理小説「The Murders in the Rue Morgue (モルグ街の殺人)」のストーリーの展開には、度肝を抜かれる。何と犯人は、檻から逃げ出した「…

バイキングが愛して食べて、皮を剥いだリス:ハンセン病の元凶? (BBC-News, October 25, 2017)

CODによると、Viking (バイキング) とは、[ 8世紀末から11世紀中頃にかけて、ヨーロッパ北西部の海岸にやって来ては略奪し、また各地に住み着いたスカンジナビア人の海賊あるい交易商人。] "Any of the Scandinavian seafaring pirates and traders who raid…

鹿が線路わきに立往生3時間:電車のショックで動けない! (BBC-News, October 13, 2017)

鹿 (deers) は古来より神の使いあるいは薬師如来の化身と崇められた。平泉の毛越寺(もうつうじ) は、白鹿によって導かれた慈覚大師円仁 (えんにん) が、そこに堂を建立したのをはじまりとする。 さて、遠く離れたスコットランドのこと。 その奇妙な出来事は、…

北極圏のグリムセイ島:ここの珍味は鱈 (たら) と絶滅危惧種パフィン (BBC-News, September 24, 2017)

火山島の「Iceland (アイスランド)」。その北の港 Dalvik (ダールヴィーク) からフェリーでさらに 40km 北に向かう。荒波 (very choppy waters) と船酔い (seasickness)に格闘すること3時間。陸地が恋しくなった頃、ようやく「Grimsey (グリムセイ島)」に到着…

王さまの耳はロバの耳:フクロウの耳は「不老(フロウ)の耳」 (BBC-Science & Environment, September 20, 2017)

ギリシア神話の中で語られる「王さまの耳はロバの耳」。アポロンの怒りをかって、ロバの耳にされたミダス王は、このことを内緒にと床屋に口止めするが、言いたいことを言えない苦しみに耐えかねた床屋。野原に出かけて、穴を掘っては、その中に思いっきり「…

コアラのヒッチ・ハイク小旅行:車軸にしがみついて命がけ! (BBC-News, September 16, 2017)

Koala (コアラ) はオーストラリア大陸先住民 (Indigenous people) が呼んだ「marsupia l(有袋類)」の名前に由来し、19世紀には Koolah または Koola と綴られた。それが、いつの間にか、Koala に変化してしまった。 コアラはその愛嬌のある顔と仕草から、ロ…

宝石?:いや、小鳥にとってはもっと美しい (BBC-Science & Environment, September 13, 2017)

カモミール、ラベンダー、ローズマリーなどの花が終わると、それまで目立たなかった木々に変化が現われる。ゴンズイ、ウメモドキ、山椒、七竈、山法師の実が、紅く色づくのだ。雨の日は、とくに美しく輝き、まるで庭の宝石。コハゼの実は黒い真珠のよう。秋…

クレオパトラの愛した「Red Gold (紅いゴールド)」:サフラン (BBC-Business, September 13, 2017)

「Alexander the Great (アレキサンダー大王 [BC356-BC323]」は、戦いで傷ついた体をサフラン・バスに入って癒した。また、絶世の美女と謳われた「Cleopatra (クレオパトラ [BC69-BC30])」もバス・タブにサフランを入れて入浴し、その美しさに磨きを掛けた。…

コウモリの超音波探知が通じないステルス:これで落命 後絶たず! (BBC-Science & Environment, September 8, 2017)

放課後の閉鎖的なクラブ活動や熟もなければ、テレビの前あるいは机にかじり付くようなこともなかった。 4、50年前の、のどかな片田舎では、太陽が西の空を紅く染めて地平線に落ち、辺りが暗くなりかけても、川岸、橋の上では、たくさんの子どもたちが、家路に…

小さい葉っぱに大きな葉っぱ:それを決めるのは夜の寒さ! BBC-Science & Environment, August 31, 2017) te

植物の多様性 (diversity) には驚く。地球上には数十万種の植物が生息していると言われるが、その葉の形も大きさも、みごとに違っていて、個性的なものも多い。 熱帯のジャングルで勢力をふるうヤシ (palms) の葉っぱは、木々の空間を埋め尽くすように大きく…

金魚が酒を造っていた!:それは、氷の下で生き抜く秘密 (BBC-Science & Environment, August 11, 2017)

金魚 (goldfish) は「crucian carp (フナ)」の仲間。その一族の魚は「harsh environment (苛酷な環境)」を生き抜くために、独自の進化を遂げた。 北ヨーロッパでは冬になると池や湖に厚い氷が張る。しかし、たとえ池全体が凍って、水中から酸素が取れなくな…

1億4千万年前、地球上に初めて咲いた花:パリ第11大学が再現 (BBC-Science & Environment, August 1, 2017)  

地球上に初めて花 (flowers) が咲いたのは、今から 1億 4千万年前。しかし、その化石が発見されていないため、原始の花の形は「なぞ (enigmatic)」だった。 「Université Paris-Sud (パリ第11大学)」の Hervé Sauquet 准教授らの研究チームは、被子植物 (ang…

毛のないミクロ熊「クマムシ」:宇宙でも生き延びる生物! (BBC-Science & Environment, July 28, 2017)

宇宙空間は -270℃で真空。放射線が飛び交う苛酷な環境だ。しかし、そのような自然環境にあっても生き抜ける生物が地球上にいる。「tardigrades (クマムシ)」と呼ばれる体長 1mm前後の生物だ。体型は毛のない熊に似ているが、丸い口に4対のズングリ足を持ち、…

2万年前、オオカミにDNA変化:こうしてイヌに進化した! (BBC-Science & Environment, July 19, 2017)

魔女 (witches) のホーキの後ろに乗って、空を飛ぶのが黒猫 (cats) なら、風を意のままに操る北欧の全能の神オーディン (Odin) に従うのは、イヌ (dogs)。そのネコとイヌが大いに暴れ出すと、「It rains cats and dogs.(どしゃ降り)」となる。 しかし、不思…

噛みつくアリだって役にたつ?:羽アリは天気のバロメータ! (BBC-Science & Environment, July 18, 2017)

とんでもないほど無責任でルーズな貨物検査が、とんでもない災いをもたらした。コンテナ貨物船が寄港する港は、南米原産の「ヒアリ」またの名を「アカカミアリ(Red fire ants)」で大騒動だ。この外来種のアリは腹部に毒針を持っていて、スズメバチのように人…

おせっかいはいや!:あたしをほっといて! (BBC-Newa, July 7, 2017)

ことばを覚えたての子どもは「あれ何?、これ何?」と、しつこく親に聞く。また、子どもでもないのに、他人のことを「あれ、これ」と詮索するのが大好きな人もいる。 そんなとき、Englandでは「Lay-overs for meddlers.(あんたには関係ないことでしょ)」と言…

カエルの王国:6,600万年前、小惑星が地球に衝突して出現 (BBC-Science & Environment, July 3, 2017)

アマガエル (hyla) は、なんとも愛嬌のある顔をしている。この季節、窓カラスや小枝の葉っぱに張り付いて、人にまとわりついては血を吸う蚊や、害虫アメシロの幼虫を、パクパク食べてくれる。その仕草も面白いので、つい見入ってしまう。 昔の人も、よくカエ…

こんなに尽くしているのに、殺すなんて!:ミツバチの受難 (BBC-Science & Environment, June 29, 2017)

ミツバチ (bees) の一生は短い。それでも、せっせと花の蜜を集め、植物の受粉(pollination) を手伝う。それなのに、人間は容赦なく農薬 (殺虫剤) でミツバチを苦しめ、その個体数を激減させて来た。 「European Commission (欧州委員会)」は、2013年、ミツバ…

ネコ(猫)は遠いむかしから制約が大嫌い!:何よ、私は私なの! (BBC-Science & Environment, June 19, 2017)

「猫が顔を洗うと、天気になる」と、子どもの頃に良く聞いた。猫には不思議な予知力がある信じていた古代人の思いのなごりのようだ。ただし、一方で、「猫に小判」、「猫かぶり」とも言い、猫の扱いにブレが見られる。 猫は、ときに甘いなき声でじゃれつくか…

巣作りは「早いもの勝ち」!:ミツバチと小鳥の世界のゲーム理論 (BBC-Science & Environment, June 13, 2017)

古いことわざに、「先んずれば、人を制す」とある。その出典は「史記- 項羽本紀」に書かれた「吾聞、先即制人、後即為人所制」。「先手、必勝」とも言う。 どうやら、これは「人との争い」や「戦い」、「剣道の技」に限らず、ミツバチや小鳥たちの世界でも、…

無敵(細菌)の敵は天敵!:救世主バクテリオファージの登場 (BBC-Science & Environment, June 8, 2017)

抗生物質 (antibiotics) は、患者の処方の他にも家畜の病気の予防・治療に大量に使用されている。イギリスでは、家畜に使われる抗生物質の割合は 40%。日本でも、魚の養殖から養鶏、養豚、畜産にと広く消費されている。 しかし、農漁業分野で発生した「antib…

なぜエベレストに登るの?:酸素ボンベを盗むため! (BBC-News, May 25, 2017)

"Why did you want to climb Mount Everest?" [なぜ、エベレストに登りたいのか?]と問われて、" Because it's there." [ そこに、その山があるから。]と答えたのは、イギリスの登山家「George Mallory (ジョージ・マロリー [1886-1924])。 日本人にとって雲…

フラミンゴの足は1本しかないの?:その立ち姿の謎に迫る! (BBC-Science & Environment, May 23, 2017)

動物園では必ずと言っていいほど目にするフラミンゴ (flamingo)。長い首から羽にかけてピンク色に染まり、これまた長い足で厳かに立つ。しかも歩くとき以外、地上ではほとんどいつも1本足立ち (one-legged standing) だ。もちろん、その姿勢で眠ることだって…

新種の植物遺伝子コードを探せ!:次世代の食糧・医療革新のために (BBC-Science & Environment, May 18, 2017)

天気予報。それはだいたい当たるが、予報が外れて大変な目に遭うことも少なくない。まして、数年あるいは数十年先の気象変動を正確に予測することなど、不可能に近い。 農業に携わる人は誰でも知っているように、作物の生育や病害虫の発生は気象に大きく左右…

ガラガラヘビにキスを求めた男:拒絶され、咬まれて大けが (BBC-News, May 17, 2017)

マムシは薄黒く、どことなく気味が悪い。その上、強烈な毒を牙に隠し持っている。ところで、西部劇に登場するヘビと言えば、ガラガラヘビ (rattlesnake)。Oxford の英語辞書 COD は次のように説明する。 "heavy-bodied American pit viper with a series of …

気候変動が花壇を襲い:伝統的なイギリス庭園が消える! (BBC-Science & Environment, April 26, 2017)

地球温暖化は世界中に異常気象と災害をもたらした。イギリスの天候にも異変が現われている。この数十年、スコットランドやイングランド北部の Cambria、Lancashire は豪雨と洪水に悩まされるようになり、逆にイングランド南部の Essexでは、強烈な熱波 (inte…

未知の力を秘めた野草:追われて、逃げて、たどり着いた先は! (BBC-Science & Environment, April 24, 2017)

地球は、広大な宇宙の中にあって、色々な生命体が互いにバランスをとり、あるいは支え合いながら生きている生息環境だ。どの生物にも、それぞれが誕生した理由があり、生き抜く権利があるはず。 小麦、米、野菜、果物などは、人類が野生種から改良し、育て上…

ノコギリエイをバリバリ食う:どう猛なオーストラリア海水ワニ (BBC-News, April 12, 2017)

野生生物 (wildlife) の世界では、時代劇や西部劇のように、悪人とヒーローとが明確に別れてはいない。自然は「predators (食うもの)」と「preys (食われるもの)」とが共存する、情け容赦のない苛酷な生態系だ。 その「predators (食うもの)」を単純に悪と決…

古来、風邪は風が原因:アルプスのフェーンも疫病神か? (BBC-Science & Environment, March 24, 2017)

上古の時代、風は「志那郡比古神(シナツヒコ)」が起こすとされた。その風は邪気をはらむとも信じられ、風邪や中風の原因は風にあると考えられた。 また、初夏から夏に掛けて奥羽山脈の西側から麓に吹きおろす風は、冷たく湿っていて、山背(やませ)と呼ばれた…