ヒロシのWorld NEWS

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健康・医療

体内に棲み着き、体調管理する微生物:その細胞数39兆の世界 (BBC-Health, April 10, 2018)

ヒトの体は、約30兆の細胞で構成されている (その 84%は赤血球細胞)。ただし、体はそれらの細胞だけで機能しているわけではない。そこに棲み着いた微生物の細胞39兆が重要な役割を果たしていることが分かってきた。 とくに酸欠状態 (osygen-deprived)の腸内…

「貧乏」か「金持ち」かで決まる!:ガンの生存率まで「金」が支配! (BBC-News, March 30, 2018)

どの国に生まれるにせよ、この世に生まれてくるからには、「お金持ち」の家に生まれたいものだ。貧富の差によって寿命が違い、仕事が違い、病気になっても早死にする確率が高いとは、世の中なんとも不公平で、悲しい。 ここに、その現実を裏付けるデータが発…

カモノハシの母乳のスーパー殺菌力:薬物耐性菌スーパーバクもイチコロ (BBC-News, March 15, 2018)

オーストラリア東部海岸一帯に生息する「カモノハシ (platypus)」は、不思議な哺乳類(mammals)だ。クチバシがアヒルのように平たい「semi-aquatic animals (半水生動物)」で、オスの足には猛毒を分泌する「蹴爪 (spurs)」があり、敵を寄せ付けない。メスは卵…

糖尿病を1型、2型で分類するのは無理:実は5種類もあった! (BBC-Health, March 2, 2018)

糖尿病 (diabetes)は、よく耳にする病気。ガン cancers) に比べて症状も軽く、当座の命の心配はないなどと高を括っていると、とんでもないことになりかねない。この病気に罹ると、心臓発作、脳卒中、失明、腎不全などの発症リスクが高くなり、最悪、手足の切…

病院の処方ミス年間2億3,700万件:死亡者数23,000人 (BBC-Health, February 23, 2018)

イングランドの医療機関で処方される薬の数は年間 11億 5千万件。しかし、正しい薬が患者の手もとに届かい処方ミスが続出している。その数、年間 2億 3,700万件。なんと、患者に渡される薬の5ヶのうち1ヶはまちがえた薬だという。まさに、どうしようもない状…

赤ワインのポリフェノール:虫歯・歯周病の予防効果があった! (BBC-Health, February 21, 2018)

赤ワインは、収穫したブドウの実、皮・種子を丸ごと発酵熟成させてつくられるため、「抗酸化物質 (antioxidants)」の「ポリフェノール (polyphenols)」がたくさん含まれている。この成分は、体内の有害な「遊離基 (free radicals)」を還元して、心臓病、糖尿…

Oxford大学の「抗うつ薬」診断:「効く薬」と「効かない薬」 (BBC-Health, February 22, 2018)

「うつ病 (depression)」は、つらく、悲しく、行き場を失う病気だ。何がつらく、悲しいかと言えば、この病気の発症メカニズムも治療法も未だ十分に解明されていない上に、信頼できる専門の医者が極めて少ないからだ。 思い余って、診断を受けても、ほとんど…

スーパーバグMRSAの殺し屋は:土の中に潜んでいた!

世の中には、しぶとくて、まともな治療ではすぐに死滅させることができない病原菌がたくさんある。MRSAなどの「gram-positive bacteria (グラム陽性菌)」や、皮膚感染症 (skin infections)、肺炎 (pneumonia)、血液感染症 (blood infections)、尿管感染症 (urin…

試験管ベビーはすぐそこに:未成熟卵の培養に成功! (BBC-Health, February 9, 2018)

ガン治療の「chemotherapy (化学療法)」「radiotherapy (放射線治療)」は、女性にとって「sterile (不妊)」のリスクを伴う。将来、赤ちゃんが欲しい成人女性の患者は、治療前に「matured eggs (成熟卵)」や「embryos (胎芽)」を冷凍保存することもできる。 …

ガン幹細胞に兵糧攻め:ガンが欲しくてたまらない栄養原を絶て! (BBC-Health, February 7, 2018)

ガン (cancers) が欲しくてたまらないものがある。それがないと生きてゆけないほど「薬物中毒 (chemical addiction)」に陥っている。 その1つがまた見つかった。その名は「asparagine (アスパラギン)」。アミノ酸(amino acid)の1種で、タンパク質の構成要…

スマホ型DNA解析器:遺伝子変異、ガンの検出が簡単に! (BBC-Health, January 29, 2018)

手の平サイズの携帯型ヒトゲノム解析デバイス「MiniON」が「Oxford Nanopore」社によって開発された。 すでに、「ヒトゲノム計画 (Human Genome Project) [1990-2003]」によって人間の「全遺伝子情報 (genome)」が全て解読され、この情報は DNA塩基配列で暗…

画期的なガン検診:血液検査「CancerSEEK」の威力に世界が注目! (BBC-Health, January 19, 2018)

血液検査で「白血球が多い」などの情報レベルは古い。Johns Hopkins大学の Dr Cristian Tomasettiらの研究グループが開発した血液検査「CanerSEEK」は 8種のガンを「sensitivity (感度)」70%で確定できる。臨床試験で識別されたガン患者 1,005人のガンの部位…

薬の効かない結核:地球を救うのはエシャロットか? (BBC-Health, January 20, 2018)

人間がどんなに足掻(あが)いても、しょせん、自然の力・知恵に敵わないことが多い。 とくに医者には少々慢心があったようだ。安易な気持ちで「抗生物質(antibiotics)」を余りにも使い過ぎたため、病原菌に耐性ができ、ヨーロッパだけでも「抗生物質の効かない…

DNA転写酵素「RNAポリメレーゼ」の姿:印象派ゴッホが描い たか? (BBC-Health, January 17, 2018)

地球上の全ての植物・動物の細胞は、細胞分裂して増殖する。人間の体の細胞分裂の際には、「genetic instructors (遺伝的指令)」が組み込まれた DNA 塩基配列を正確に複製する必要がある。しかし、なんらかの原因で、この作業にミスが発生すると、ガン腫瘍細…

性格が悪いか、パーソナリティ障害:怒鳴り散らして他人を攻撃 (BBC-Health, January 12, 2018)

情緒不安定 (emotional instability) で仲間や部下を口汚く罵(ののし)り、パワハラ(power harassment) を繰り返しても、それを「指導」と言い張る。そんな輩 (やから) は世の中に幾らでもいる。 困ったことに、単に性格が悪い人間なのか、人格が壊れた病気「pe…

誤診の多いガン・心臓病:どんな医者より優秀な人工知能AI誕生 (BBC-Health, January 2, 2018)

これはひどい。毎年、スキャン (走査) 画像によって診断されるイギリスの心臓病患者 6万件の内、1/5が誤診。すなわち、必要のないのに手術が実施され、逆に、病根を見逃して、後日、患者が心臓発作に見舞われることも頻発している。 また、肺ガンの診断も医…

食べすぎて82%が太り過ぎ:ウェールズの肥満とその治療格差 (BBC-News, January 1, 2018)

ホモ・サピエンス (Homo sapience) とはラテン語で「wise man (賢い人)」の意味だ。しかし、「ムシャクシャして殴りたいから」と人を殴り、「食べたいから」とスイーツ、ポテトチップス、ハンバーグと手当たり次第に食べる。これでは脳神経細胞の暴走(runawa…

脚(あし)が「痒い!」:乾燥肌それとも診断の難しいRLS? (BBC-Health, December 25, 2017)

冬のドライブでは、エアコンの温風で、とくに足元が乾燥肌になりやすく、夜ベッドに入ると、脚がムズムズして痒くなる。 ところが、これによく似た症状で、まったく違う疾患がある。それは、まるで、蜂の群れに刺されたように痒くなる「restless legs syndro…

いつまでも若々しい人:遺伝子、細胞老化、生活スタイルに秘密! (BBC-Health, December 19, 2017)

生物 (organisms) は永遠に生きることはできない。器官が摩耗し、あるいは故障しても、それらの細胞を修復できないときが来るからだ。人間も、その体細胞 (human cells)の分裂を繰り返して成長するが、その分裂回数には限りがある (Hayfrick limit (ヘイフリ…

名医も診断が難しいパーキンソン病:麝香 (ジャコウ) が決め手! (BBC-News, December 18, 2017)

体から香気を発するのは麝香鹿 (ジャコウジカ) だけではない。麝香鼠に麝香猫、麝香羊、麝香アゲハもそうだ。しかし、なぜか、麝香のような匂いを発する人もいることがわかった。 さて、「パーキンソン病 (Parkinson's disease)」は手足が震え、歩行・会話、…

私はこうして糖尿病を克服した!:それが不治の病だなんてウソ (BBC-Health, December 5, 2017)

2型糖尿病が治るなんて、誰もが想像もできなかった。 ところが、Newcastle大学の Roy Taylor教授らの研究チームが被験者 298人に対して5ヶ月間にわたって実施した臨床試験では、約半数が健康回復 (remission)した。とくに、15kg以上の減量に成功した人に限る…

ズキズキする片頭痛:その痛みが消える「エレヌマブ」とは! (BBC-Health, November 30, 2017)

神は人間を平等に創らなかった。「片頭痛 (migraine)」は圧倒的に女性に多い(男性に比べて患者数は 3倍)。英語「migraine」の語源はギリシャ語「hemikrania(half skull の意)」。その名が示すとおり、頭の片側だけに「ズキズキと強烈な痛み (an intense, thr…

乳ガン検診「マンモグラム」:女性の迷い、医者の迷い (BBC-Health, November 20, 2017)

ものごとには、たいてい「いい面とわるい面 (the pros and cons)」がある。乳ガンのX線検診「mammograms (マンモグラム)」とて例外ではない。確かに、初期ガンの発見に「有効(benefits)」だが、「不利益(harms)」もある。 「radiation exposure (放射線被曝)」…

1日珈琲(コーヒー) 3杯:医者いらずの万能薬? (BBC-Health, November 23, 2017)

の 英語のことわざに「An apple a day keeps the doctor away .(1日 1個のリンゴで医者いらず)」がある。カナダの大学のキャンパスでは、朝の授業開始前に、リンゴをかじりながら歩き回っている学生の姿をよく見かけた。 ところが、Southampton大学の Dr Rob…

つらい糖尿病:病気に対する周りの理解不足もつらい! (BBC-Health, November 14, 2017)

「diabetes (糖尿病)」の1型は、子どもの頃に発症することが多く、insulin (インシュリン) が離せない。また2型は 「diet or lifestyle (食習慣や生活スタイル)」、「obesity (肥満)」が関与しているとされ、喉が渇く、夜、何度もトイレに通う、疲れやすいな…

効果的なケガの治療:フィブロブラスト(線維芽細胞)を起こせ! (BBC-Health, November 9, 2017)

それは、まるで「100m sprinter(短距離走者)」のようだと言う。 "The sprinter down on the blocks, posed and ready to go, is always going to beat the guy going from a standing start."[ スプリンターは、スターティング・ブロックに足を掛け、両手の…

人の顔ぐらい、私だって分かるわよ!:ヒツジは偉かった (BBC-Science & Environment, November 8, 2017)

他人を傷つけ、他人の迷惑になろうが、とんとお構いなし。そんな性格をオオカミ派と自慢さえする「Homo sapiens (人間)」は多い。 ところが、「inoffensiveness (何びとも傷つけず)」をひたすら守り、古くから、人の暮らしに深く関わってきた心優しい動物が…

ガン免疫療法の強力な助太刀:それは腸内細菌だった! (BBC-Health, November 3, 2017)

暗く (murky)、体の奥深い腸 (gut) の中で、数兆の微生物 (microbe) が、人の体を感染症 (infectious diseases) から守り、ガン (cancers) と戦う「免疫システム (immune system)」に助太刀していた。 なかでも、人類にとって強力な味方は、真正細菌の「Akke…

心臓のオペ(手術)は午前を避けて!:合併症のリスクが高まる (BBC-Health, October 27, 2017)

心臓の手術 (heart surgery) と聞いただけで気を失ってしまいそうになる。しかし、どうしても、それが必要なときには、午前中のオペ (oprations ) は避けて、午後に回した方が無難。その理由を医学的に説明する論文が「The Lancet」に発表された。 フランス…

ガン (呼吸器系) 死亡率:貧乏人と金持ちではその差300% (BBC-News, October 31, 2017)

ガン (cancers) の統計データは、日本でも、種目別、年齢別、性別などで分析されている。しかし、貧乏人と金持ちの違いでガンの罹患率、死亡率を調べた結果は、少なくとも日本では公表されていない。 ところが、「NHS Health Scotland (スコットランド国民保…