ヒロシのWorld NEWS

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健康・医療

王さまの耳はロバの耳:フクロウの耳は「不老(フロウ)の耳」 (BBC-Science & Environment, September 20, 2017)

ギリシア神話の中で語られる「王さまの耳はロバの耳」。アポロンの怒りをかって、ロバの耳にされたミダス王は、このことを内緒にと床屋に口止めするが、言いたいことを言えない苦しみに耐えかねた床屋。野原に出かけて、穴を掘っては、その中に思いっきり「…

クレオパトラの愛した「Red Gold (紅いゴールド)」:サフラン (BBC-Business, September 13, 2017)

「Alexander the Great (アレキサンダー大王 [BC356-BC323]」は、戦いで傷ついた体をサフラン・バスに入って癒した。また、絶世の美女と謳われた「Cleopatra (クレオパトラ [BC69-BC30])」もバス・タブにサフランを入れて入浴し、その美しさに磨きを掛けた。…

ぐるぐると渦巻きを描くだけ!:パーキンソン病の診断 (BBC-Health, September 6, 2017)

目をつぶって、白い紙の上に渦巻きを描いてみる。思ったよりもきれいに描けた。しかし、蚊取り線香のような渦巻きは、目を開けて描いても難しい。 さて、「Parkinson's disease (パーキンソン病)」は「shaking and muscle rigidity(手の震えや筋肉の硬直)」…

あくびは、なぜ移る?:こんな質問に思わず、大あくび! (BBC-Health, September 1, 2017)

[ 疲れや退屈が原因で、無意識ながら口を大きく開け、深々と息を吸う動作 ]"Involuntarily open one's mouth wide and inhale deeply due to tiredness or boresome: COD, 12 ed." と言えば、「yawn (あくび)」。血液中の酸素が欠乏しても起こるとされるが、…

心臓が止まるほど高価な抗炎症薬カナキヌマブ:心臓発作に有効か? (BBC-Health, August 28, 2017)

ニトログリセリンはダイナマイトの原料。しかし、学生時代、教壇に立った非常勤の講師が、これを持ち歩いていると聞いて皆驚いた。もちろん、その後、それは心臓発作(狭心症)の特効薬であるとの説明があった。発作に襲われたとき、これを使うのだという。 "A…

水道水中の微量なリチウム:認知症を防いでいる? (BBC-Health, August 24, 2017)

認知症 (dementia)は、過去の記憶も自分も失う、悲しく恐ろしい病気だ。 "At the moment, there is no drug that can stop, reverse or even slow the progression of the disease."[ 現在のところ、この病気の進行を食い止めることも、回復させることはおろ…

パーキンソン病の進行が止まった!:イギリスで画期的な成功 (BBC-Health, August 4, 2017)

パーキンソン病 (Parkinson's disease) とは、脳内神経細胞が徐々に死滅し、神経伝達物質「ドーパミン (dopamine)」が消失する病気。病気の進行 に伴って、手に震い(tremor) や歩行・運動機能障害など症状が現われ、最終的には記憶障害 (memory problems) を…

治療法の遅れた膵臓ガンを生き抜く!:唯一の方法とは? (BBC-Health, August 1, 2017)

すい臓 (pancreas) は胃の後に隠れた細長い器官。この部分に腫瘍 (tumours) が発生しても気づかないことが多く、早期発見が難しいガンの一つとされる "About 9,600 people are diagnosed with pancreatic cancer in the UK each year, and fewer than 7% liv…

インフルエンザ・ワクチン:これは楽チン、パッチで張るだけ! (BBC-Health, June 28, 2017)

この病気は1743年、イタリアで大流行し、またたく間にヨーロッパ全土に広まった。インフルエンザ (influenza) のことだ。単に「flue」とも呼ばれる。もともと「influenza」とは、イタリア語で「epidemics (流行病)の突発」を意味したが、このときの flueの大…

悪玉コレステロール・ワクチン:まもなく登場か? (BBC-Health, June 20, 2017)

このところ、誰でも耳にするようになったコレステロール (cholesterol)。この有機化合物は「cholotith (胆石)」から発見されたため、ギリシャ語「khole」由来の「chole: bile [胆汁]」と「stereos: stiff [固まり] を結びつけて、この名前で呼ばれるようにな…

プリサイス・メディスン最前線:ガン細胞DNA検査で死亡率激減 (BBC-Health, June 19, 2017)

ガン治療の最先端技術は、ガン患者のDNAを調べ、個々の患者に最適な治療薬を投与する「プリサイス・メディスン (Precise medicine) [精密医療]」だ。 現在、「進行した前立腺ガン(advanced prostate cancer)」には、変異した細胞だけを攻撃する分子治療薬 (t…

神経細胞が死滅するパーキンソン病:その原因は腸内細菌! (BBC-Health, Dec 2, 2016)

BBCはなぜか、ここに 6ヶ月前の医療トピックスを取り上た。しかし、その内容はすばらしい。 脳内の神経細胞を徐々に死滅させ、手の震え (tremor)や歩行・運動機能障害 (difficulty moving) を引き起こす「Parkinson's disease (パーキンソン病)」。原因は不明…

無敵(細菌)の敵は天敵!:救世主バクテリオファージの登場 (BBC-Science & Environment, June 8, 2017)

抗生物質 (antibiotics) は、患者の処方の他にも家畜の病気の予防・治療に大量に使用されている。イギリスでは、家畜に使われる抗生物質の割合は 40%。日本でも、魚の養殖から養鶏、養豚、畜産にと広く消費されている。 しかし、農漁業分野で発生した「antib…

前立腺ガンの死亡率急減:早期治療にアビラテロンが画期的効果 (BBC-Health, June 3, 2017)

前立腺ガン (prostate cancer) の治療方法で、医学界は揺れている。 昨年の9月、「Prostate cancer treatment 'not always needed' (初期の前立腺ガン:慌てて治療する必要なし!) [ Sept 15, 2016 ]」の記事で取り上げた Oxford 大学 Freddie Hamdy 教授らの…

その不思議な医療技術:心の悩みを書かせて、免疫力を高める! (BBC-Future, June 2, 2017)

この BBC の記事には「disclaimer (免責条項)」が付随する。記事の内容はあくまで「general information (一般的な情報)」であり、医学的、法的な医療責任を負うものではないことが記される。したがって、情報は読者の責任で、毎日の生活に活かすようにお願…

VCM耐性菌「スーパーバグ」:これを木端微塵に破壊する抗生物質 (BBC-Health, May 30, 2017)

どんなに「たまご酒」を飲んでも、あるいは漢方薬に頼っても、ある種の感染症では一向に埒が明かないこともある。そんなとき、医師が処方する抗生物質(antibiotics) の効き目に驚かされる。抗生物質の登場で、これまでどれだけの人命が救われたことだろうか…

新種の植物遺伝子コードを探せ!:次世代の食糧・医療革新のために (BBC-Science & Environment, May 18, 2017)

天気予報。それはだいたい当たるが、予報が外れて大変な目に遭うことも少なくない。まして、数年あるいは数十年先の気象変動を正確に予測することなど、不可能に近い。 農業に携わる人は誰でも知っているように、作物の生育や病害虫の発生は気象に大きく左右…

食事の質と量を誤ると肥満に:それがなぜ大腸ガンを引き起こす? (BBC-News, May 16, 2017)

Scotlandでは毎年「大腸ガン (bowel cancer)」と診断される患者は約 3.800人。そして、約1,600人がこの病気で死亡している。(日本で大腸ガンと診断される患者数は約14万人/年。死亡者数:約 6万人/年) その大腸ガンの原因として、肥満 (obesity) を見落とせ…

0.001秒間の宇宙の中の「自分」に気づく:そこに「心」あり (BBC-Travel, May 9, 2017)

刹那 (せつな) とは、指でパチンと弾く瞬間 (1禅指) の 1/65 の時間という。秒に換算すると、およそ 0.001秒か。禅の修行では、刹那せつなの注意力 (mindfulness) が大切とされる。 さて、USA の禅の研究者 Paul Reps が、「無門関」などから禅の神髄に迫る…

鎮痛剤 (非ステロイド性抗炎薬):「心臓発作」の恐れあり! (BBC-Future, May 10, 2017)

頭痛 (headache) や「変形性関節炎 (osteoarthritis)」で「非ステロイド性抗炎薬 (non-steroidal anti-inflammation drugs, Nsaid)」を服用している人は多い。日本では、誰でも薬局で「バファリン (アスピリン)」などの市販薬を購入できる。 しかし、イギリ…

ヨガ行者 (yogi) の秘法「火渡り」:「リアルタイムfMRI」で盗み取れ! (BBC-Future, May 8, 2017)

Roald Dahl (ロアルド・ダール) の名作「The Wonderful Story of Henry Sugar (ヘンリー・シュガーのすてきなお話)」には、ヨガ行者 (yogi) の秘法「火渡り」に触れた記述がある。Yogi は、いとも簡単に、青白く燃えている炭火の上を裸足で歩く。 もちろん、…

痛みってどんなもの?:モルヒネと遺伝子治療薬と痛みの世界 (BBC-Future, April 27, 2017)

「痛いって感じたら、どんなに幸せ」。世の中には不思議な病気があるものだ。「先天性無痛症 (Congenital Insensitvity to Pain, CIP)」は、100人中数人の確率で発生し、世界中には数百万を数える人がこの病気で悩んでいる。熱湯を熱いとも感じないし、ナイ…

これで脳の病気も怖くない!:ついに特効薬が発見された (BBC-Health, April 20, 2017)

「神経変性脳疾患 (neurodegenerative brain diseases)」とは、体の運動機能・制御に関わる脳の神経や脊髄 (spinal cord) の細胞が消失する病気だ。「Alzheimer's (アルツハイマー病)」、「Parkinson's (パーキンソン病)」、「multiple sclerosis (多発性硬…

糖尿病から腎臓病になるって!:タンパク質P2X7Rが悪魔の働き (BBC-News, April 20, 2017)

[ 糖尿病は血液中の血糖値が高くなる病気。世界中で約 4億 1,500万人がこの病気に罹患している。腎不全を引き起こす主要な原因でもある。][ このため、糖尿病患者の約 40%が、腎臓病を患ってしまう。] "Diabetes results in high levels of blood sugar and …

未来都市「5Gのハブ」を目指せ:スウォンジー・ベイの戦略 (BBC-News, April 16, 2017)

5G とは「5th generation mobile networks (第 5世代移動通信システム)」の略。先進国間でその技術開発とインフラ整備に鎬(しのぎ)を削っている、マイクロ波を利用した高速大容量通信システムのことだ。 Wales の南の名門 Swansea 大学の「生命科学研究所(In…

パーキンソン病患者に光り:画期的な脳神経細胞の治療法が開発される (BBC-Health, April 11, 2017)

パーキンソン病 (Parkinson's disease) とは、脳内神経細胞が死滅し、神経伝達物質「ドーパミン(dopamine)」が減少する病気。病気の進行 に伴って、手に震い(tremor) や歩行・運動機能障害などが現われる。 なぜ、神経細胞が死滅するのか、その原因は不明。…

抗生物質の長期服用:大腸ポリープを誘発! (BBC-Health, April 5, 2017)

病気に罹ると、ほとほと困る。抗生物質 (antibiotics) の使い過ぎの恐ろしさが頭にある人は、だれでも、はじめは薬局に出向く。そして、それほど安くはない漢方薬(Chinese herbal medicines) を買い求める。 ところが、大抵、症状が一向に良くならない。結局…

治るはずがない骨粗鬆症:治療薬が骨をボロボロにしていた! (BBC-Health, March 1, 2017)

骨粗鬆症 (osteoporosis)は、骨密度 (bone density) が低下し、全身の骨がスカスカになる病気。軽く転んでも、股間接(hip)や大腿骨 (femur) にヒビが入りやすくなる。すると歩行に支障を来し、体力が急激に衰えるから恐ろしい。 イギリスで患者数 300万人。し…

ビタミンDサプリ:フランスで販売停止 (BBC-News, January 4, 2017)

「命は宝の宝」と言う。人の命は何にもまして貴い、とする教えだ。イギリスでも、「While there's life there's hope. (命ある限り、希望有り)」とのことわざがある。しかし、その「命(life)」に責任のある政治家 (politicians) や商人 (merchants) が、心底…

心臓に隠れた厄病神:そのしっぽを掴め (BBC-Health, December 20, 2016)

厄病神とはよく言ったものだ。それは、知らぬまに、人の体に忍び込む。とくに、心臓病は気をつけたい。症状 (symptoms) がないと、何も気がつかずに、厄病神をぬくぬくと太らせてしまうことになる。 血圧 (blood pressure) やコレステロール (cholesterol) …