ヒロシのWorld NEWS

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健康・医療

誤診の多いガン・心臓病:どんな医者より優秀な人工知能AI誕生 (BBC-Health, January 2, 2018)

これはひどい。毎年、スキャン (走査) 画像によって診断されるイギリスの心臓病患者 6万件の内、1/5が誤診。すなわち、必要のないのに手術が実施され、逆に、病根を見逃して、後日、患者が心臓発作に見舞われることも頻発している。 また、肺ガンの診断も医…

食べすぎて82%が太り過ぎ:ウェールズの肥満とその治療格差 (BBC-News, January 1, 2018)

ホモ・サピエンス (Homo sapience) とはラテン語で「wise man (賢い人)」の意味だ。しかし、「ムシャクシャして殴りたいから」と人を殴り、「食べたいから」とスイーツ、ポテトチップス、ハンバーグと手当たり次第に食べる。これでは脳神経細胞の暴走(runawa…

脚(あし)が「痒い!」:乾燥肌それとも診断の難しいRLS? (BBC-Health, December 25, 2017)

冬のドライブでは、エアコンの温風で、とくに足元が乾燥肌になりやすく、夜ベッドに入ると、脚がムズムズして痒くなる。 ところが、これによく似た症状で、まったく違う疾患がある。それは、まるで、蜂の群れに刺されたように痒くなる「restless legs syndro…

いつまでも若々しい人:遺伝子、細胞老化、生活スタイルに秘密! (BBC-Health, December 19, 2017)

生物 (organisms) は永遠に生きることはできない。器官が摩耗し、あるいは故障しても、それらの細胞を修復できないときが来るからだ。人間も、その体細胞 (human cells)の分裂を繰り返して成長するが、その分裂回数には限りがある (Hayfrick limit (ヘイフリ…

名医も診断が難しいパーキンソン病:麝香 (ジャコウ) が決め手! (BBC-News, December 18, 2017)

体から香気を発するのは麝香鹿 (ジャコウジカ) だけではない。麝香鼠に麝香猫、麝香羊、麝香アゲハもそうだ。しかし、なぜか、麝香のような匂いを発する人もいることがわかった。 さて、「パーキンソン病 (Parkinson's disease)」は手足が震え、歩行・会話、…

私はこうして糖尿病を克服した!:それが不治の病だなんてウソ (BBC-Health, December 5, 2017)

2型糖尿病が治るなんて、誰もが想像もできなかった。 ところが、Newcastle大学の Roy Taylor教授らの研究チームが被験者 298人に対して5ヶ月間にわたって実施した臨床試験では、約半数が健康回復 (remission)した。とくに、15kg以上の減量に成功した人に限る…

ズキズキする片頭痛:その痛みが消える「エレヌマブ」とは! (BBC-Health, November 30, 2017)

神は人間を平等に創らなかった。「片頭痛 (migraine)」は圧倒的に女性に多い(男性に比べて患者数は 3倍)。英語「migraine」の語源はギリシャ語「hemikrania(half skull の意)」。その名が示すとおり、頭の片側だけに「ズキズキと強烈な痛み (an intense, thr…

乳ガン検診「マンモグラム」:女性の迷い、医者の迷い (BBC-Health, November 20, 2017)

ものごとには、たいてい「いい面とわるい面 (the pros and cons)」がある。乳ガンのX線検診「mammograms (マンモグラム)」とて例外ではない。確かに、初期ガンの発見に「有効(benefits)」だが、「不利益(harms)」もある。 「radiation exposure (放射線被曝)」…

1日珈琲(コーヒー) 3杯:医者いらずの万能薬? (BBC-Health, November 23, 2017)

の 英語のことわざに「An apple a day keeps the doctor away .(1日 1個のリンゴで医者いらず)」がある。カナダの大学のキャンパスでは、朝の授業開始前に、リンゴをかじりながら歩き回っている学生の姿をよく見かけた。 ところが、Southampton大学の Dr Rob…

つらい糖尿病:病気に対する周りの理解不足もつらい! (BBC-Health, November 14, 2017)

「diabetes (糖尿病)」の1型は、子どもの頃に発症することが多く、insulin (インシュリン) が離せない。また2型は 「diet or lifestyle (食習慣や生活スタイル)」、「obesity (肥満)」が関与しているとされ、喉が渇く、夜、何度もトイレに通う、疲れやすいな…

効果的なケガの治療:フィブロブラスト(線維芽細胞)を起こせ! (BBC-Health, November 9, 2017)

それは、まるで「100m sprinter(短距離走者)」のようだと言う。 "The sprinter down on the blocks, posed and ready to go, is always going to beat the guy going from a standing start."[ スプリンターは、スターティング・ブロックに足を掛け、両手の…

人の顔ぐらい、私だって分かるわよ!:ヒツジは偉かった (BBC-Science & Environment, November 8, 2017)

他人を傷つけ、他人の迷惑になろうが、とんとお構いなし。そんな性格をオオカミ派と自慢さえする「Homo sapiens (人間)」は多い。 ところが、「inoffensiveness (何びとも傷つけず)」をひたすら守り、古くから、人の暮らしに深く関わってきた心優しい動物が…

ガン免疫療法の強力な助太刀:それは腸内細菌だった! (BBC-Health, November 3, 2017)

暗く (murky)、体の奥深い腸 (gut) の中で、数兆の微生物 (microbe) が、人の体を感染症 (infectious diseases) から守り、ガン (cancers) と戦う「免疫システム (immune system)」に助太刀していた。 なかでも、人類にとって強力な味方は、真正細菌の「Akke…

心臓のオペ(手術)は午前を避けて!:合併症のリスクが高まる (BBC-Health, October 27, 2017)

心臓の手術 (heart surgery) と聞いただけで気を失ってしまいそうになる。しかし、どうしても、それが必要なときには、午前中のオペ (oprations ) は避けて、午後に回した方が無難。その理由を医学的に説明する論文が「The Lancet」に発表された。 フランス…

ガン (呼吸器系) 死亡率:貧乏人と金持ちではその差300% (BBC-News, October 31, 2017)

ガン (cancers) の統計データは、日本でも、種目別、年齢別、性別などで分析されている。しかし、貧乏人と金持ちの違いでガンの罹患率、死亡率を調べた結果は、少なくとも日本では公表されていない。 ところが、「NHS Health Scotland (スコットランド国民保…

スーパーバグMRSA173種のゲノム特定:料金£120、1日で判明 (BBC-Health, October 26, 2017)

「superbugs (スーパーバグ)」とは抗生物質の効かない耐性菌のこと。なかでも、世界中の病院で猛威を振るっているのが「MRSA (メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)」。鼻の中や皮膚に付着していることが多い。薬用クリームや「antiseptic baths (殺菌バス)」で除菌…

タンパク質 Hira の攻撃力:ガン腫瘍もウィルスも叩きつぶす! (BBC-News, October 19, 2017)

「ヒラ (平)」とは、平凡、並み (ordinary) のこと。「ヒラ社員」などと言う。 しかし、英語で「Hira (ヒラ)」と呼ばれるタンパク質は、ものすごい (extraordinary)。医学界では、これを「histone chaperon complex (ヒストン・シャペロン複合体)」とも言う。…

ガン腫瘍の悪玉とその取り巻き:隠れた悪玉を捜し出せ! (BBC-Health, October 19, 2017)

これには驚く。 ガン腫瘍 (tumours) には数万を数える違った種の「mutations (突然変異株)」が存在する。しかし、たった 1ヶ、多くて 10ヶの悪玉が、さまざまなガンを引き起こす「driver mutations (ドライバー遺伝子変異)」であった。具体的には Num. of dr…

「魔法のキノコ」:うつ病の苦しみが消えた! (BBC-Health, October 14, 2017)

子犬から逃げて野に走り出たアリス。そこで見つけたのは大きなキノコ (a large mushroom)。キノコの笠の上には、腕を組み、長い水キセル (a long hookah)を口にくわえた「大きな青い毛虫 (a large blue caterpillar)」が座っている。そして、こんな謎めいたこ…

心電図・トロポニン検査は古い:20分で結果が出る最新検査法! (BBC-Health, September 27, 2017)

病院で検査を受けようと思っても、今ではほとんどが予約制。その上、検査機器も技術も、検査結果待ちの日数も病院によってまちまちで、運が悪いと、とんでもないことになりかねない。 ところで、「心電図 (Electrocardiogram, ECG)」は、心疾患の診断に欠か…

15年間意識不明のフランス人:迷走神経刺激法VNSで目覚める! (BBC-Health, September 26, 2017)

「Paris (パリ)」から高速列車 TGVに乗って南に約2時間。古代ローマ人が築いた都市「Lyon (リヨン)」に到着する。そこには古代ローマ人で賑わったと思われる石造りの円形劇場や石畳の古い街並み、丘の上に建つ「Basilique Notre-Dame de Fourvière (フルヴィ…

体がだるくて、動けない:慢性疲労症候群の治療に光り! (BBC-Health, September 21, 2017)

体がだるくて、その上、筋肉痛。夜、よく眠れなく、気分が晴れない。「慢性肥料症候群 (chronic fatigue syndrome, CFS)」の症状 (syndrome) だ。その症状はうつ病によく似ている。ただし、この病気の原因は、まだよく分かっていない。 "Chronic fatigue syn…

王さまの耳はロバの耳:フクロウの耳は「不老(フロウ)の耳」 (BBC-Science & Environment, September 20, 2017)

ギリシア神話の中で語られる「王さまの耳はロバの耳」。アポロンの怒りをかって、ロバの耳にされたミダス王は、このことを内緒にと床屋に口止めするが、言いたいことを言えない苦しみに耐えかねた床屋。野原に出かけて、穴を掘っては、その中に思いっきり「…

クレオパトラの愛した「Red Gold (紅いゴールド)」:サフラン (BBC-Business, September 13, 2017)

「Alexander the Great (アレキサンダー大王 [BC356-BC323]」は、戦いで傷ついた体をサフラン・バスに入って癒した。また、絶世の美女と謳われた「Cleopatra (クレオパトラ [BC69-BC30])」もバス・タブにサフランを入れて入浴し、その美しさに磨きを掛けた。…

ぐるぐると渦巻きを描くだけ!:パーキンソン病の診断 (BBC-Health, September 6, 2017)

目をつぶって、白い紙の上に渦巻きを描いてみる。思ったよりもきれいに描けた。しかし、蚊取り線香のような渦巻きは、目を開けて描いても難しい。 さて、「Parkinson's disease (パーキンソン病)」は「shaking and muscle rigidity(手の震えや筋肉の硬直)」…

あくびは、なぜ移る?:こんな質問に思わず、大あくび! (BBC-Health, September 1, 2017)

[ 疲れや退屈が原因で、無意識ながら口を大きく開け、深々と息を吸う動作 ]"Involuntarily open one's mouth wide and inhale deeply due to tiredness or boresome: COD, 12 ed." と言えば、「yawn (あくび)」。血液中の酸素が欠乏しても起こるとされるが、…

心臓が止まるほど高価な抗炎症薬カナキヌマブ:心臓発作に有効か? (BBC-Health, August 28, 2017)

ニトログリセリンはダイナマイトの原料。しかし、学生時代、教壇に立った非常勤の講師が、これを持ち歩いていると聞いて皆驚いた。もちろん、その後、それは心臓発作(狭心症)の特効薬であるとの説明があった。発作に襲われたとき、これを使うのだという。 "A…

水道水中の微量なリチウム:認知症を防いでいる? (BBC-Health, August 24, 2017)

認知症 (dementia)は、過去の記憶も自分も失う、悲しく恐ろしい病気だ。 "At the moment, there is no drug that can stop, reverse or even slow the progression of the disease."[ 現在のところ、この病気の進行を食い止めることも、回復させることはおろ…

パーキンソン病の進行が止まった!:イギリスで画期的な成功 (BBC-Health, August 4, 2017)

パーキンソン病 (Parkinson's disease) とは、脳内神経細胞が徐々に死滅し、神経伝達物質「ドーパミン (dopamine)」が消失する病気。病気の進行 に伴って、手に震い(tremor) や歩行・運動機能障害など症状が現われ、最終的には記憶障害 (memory problems) を…

治療法の遅れた膵臓ガンを生き抜く!:唯一の方法とは? (BBC-Health, August 1, 2017)

すい臓 (pancreas) は胃の後に隠れた細長い器官。この部分に腫瘍 (tumours) が発生しても気づかないことが多く、早期発見が難しいガンの一つとされる "About 9,600 people are diagnosed with pancreatic cancer in the UK each year, and fewer than 7% liv…