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ウーバーの自動運転車が衝突事故:蜂の一刺し? (BBC-Technology, March 24, 2017)

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 タクシー配車アプリサービス (the car-hailing app service) が売りの Uber (ウーバー) の勢いは、止まらない。
  ウーバー社は、昨年12月、アメリカ陸運局 (the Department of Motor Vehicles, DMV) の認可を待たずに自動運転車を走らせ、当局から警告を受けていた。しかし副社長のAnthony Levandowski はこれを無視し、突っ張って Arizona, Pennsylvania, Californiaの3 州でテスト走行を繰り返していた。

 ところが、3 月 24日 (金)、そのウーバーの自動運転車がアリゾナ州の公道で衝突事故を起こした。幸い、この事故で負傷者はでなかったものの、ウーバーの「Volvo SUV」は横倒しになり、衝突した相手の車も後部が大きく壊れた。

 USA南西部 ArizonaのTempe (テンペ) の警察報道官 Ms Josie Montenegro によると、事故の原因は、左折しようとしたウーバーの自動運転車を、ドライバーがかわせなかった (fail to yield)」ため。

"There was a person behind the wheel. It is uncertain at this time if they were controlling the vehicle at the time of collision."
[ ウーバーの車の運転席には人が乗っていた。衝突事故が起きたとき、運転していたのは同乗者だったのか、現時点でははっきりしていない。]

なお、
"Uber's self driving cars always have a human in the driving seat who can take over the controls."
[ ウーバーの自動運転車では、車をいつでも制御できるように、運転席に人が座っている。]

  この事故を受けて、ウーバー社は Arizona (アリゾナ州) を走る自動運転車のテスト走行を中断 (suspend) し、続いて Pennsylvania, California におけるテスト走行も中止した。

 ウーバー社では職場・倫理問題、グーグルの訴訟、トップの Jeff Jones はじめ幹部(executives) の退社など「不名誉な出来事 negative stories」が慌ただしく(tumultuous)続いた。蜂に刺されっぱなしの Anthony Levandowski は、どこまでがんばれるだろうか。

                (写真は添付のBBC Newsから引用。)

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古来、風邪は風が原因:アルプスのフェーンも疫病神か? (BBC-Science & Environment, March 24, 2017)

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 上古の時代、風は「志那郡比古神(シナツヒコ)」が起こすとされた。その風は邪気をはらむとも信じられ、風邪や中風の原因は風にあると考えられた。
 また、初夏から夏に掛けて奥羽山脈の西側から麓に吹きおろす風は、冷たく湿っていて、山背(やませ)と呼ばれた。山背はたびたび稲作に深刻な冷害を引き起こし、東北の農家に恐れられた。

 一方、ギリシャ神話では、風(wind)は全能の神ゼウスが引き起こすと考えられていた。
 その風が、海から内陸に向かって吹き、アルプスの分水嶺(divine)を越えて、スイスの谷に吹き下ろすとき、風はFoehn(フェーン)と呼ばれた。乾燥した暖かい風が、ときに風速150km/h (42m/s)で吹き荒れ、真冬でもフェーンの谷は20℃になった。

 アルプスの麓(ふもと)に暮らす人にとっては、フェーンは全く「頭の痛い」話。
 フェーンが吹くと気分が沈んだり、頭痛(headaches-)や関節痛(joint pain)で悩まされる人が続出する。
 そこで、BBC World Service Programの「Crowd Science (みんなの科学)」班は、風によって本当に健康が損なわれるのか、調査した。

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 スイスの薬剤師 (pharmacist) Mr Daniel Wechslerは、その時期になると、多くの人に「フェーンの関連する疑いの強い症状 (alleged Foehn-related symptoms)」が現われるので、フェーン現象と健康との関連性は高いと見る。
 
 しかし、神経学が専門で「The Swiss Headache Association (スイス頭痛協会)」会長の Dr Andreas Gantenbein の意見は違う。「フェーンを含む風が頭痛を引き起こす」という主張については、科学的な証拠 (scientific evidence) が全くないとする。

 さらに、「Switzerland's Federal Office of Meteorology, MeteoSwiss (スイス連邦気象局)」の Mr Ludwig Z'graggenは

"The historic belief that the Foehn causes headaches, combined with modern weather forecasts which warn that it is on the way, may also be a factor."
"People get headaches when they hear the Foehn in coming."
[ 頭痛はフェーンがもたらすもの、とする古くからの言い伝えに、天気予報の発するフェーン警報が重なって、頭が痛くなっていることも考えられる。]
[ フェーンがやって来ると聞いただけで、みんな頭痛になるのだ。]

 したがって、この件に関する結論は、研究者の間でも意見が分かれた。

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 これとは別に、
"When that dry warm wind blows, it sucks all the moisture out of the air, meaning the visibility is uncannily clear. On a Foehn day, the Eiger, a good 60km from the Swiss capital, Berne, looks close enough to touch."

[ その乾燥して暖かい風が吹くと、空気中の湿分は全て風に吸い取られてしまう。すると、空気が澄んで、不思議なほどに見通しがよくなる。フェーンが吹きつける日は、「Eiger (アイガー, 標高 3,970m)」はスイスの首都 Berne (ベルン) から 60 kmも離れているのに、まるで手が届きそうなくらい、近くに見える。]

 スイスのフェーンはどうやら、単なる疫病神でもなさそうだ。

                (写真は添付のBBC Newsから引用。)

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若返り新薬の研究開発に成功:販売はいつ? (BBC-Health, March 23, 2017)

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 人は 20歳前後を過ぎると、免疫力が低下し、目、肌、関節などに支障が出やすくなる。これは、複雑なシステム系がたどる故障率の時系列変化 (bath-tub curves) に合致する。

 これまで、どれほどの人間が病気に罹らないことを祈り、過ぎた青春を悔い、そして若返りを願ったことか。その切なる願いの強さは、昔話「若返りの水 (関敬吾編:日本昔ばなし、岩波文庫)」をはじめ、多くの「若返りの水、泉」の類話が日本各地に伝わることからも、うかがい知ることができる。

 さて、人の一念は恐ろしいもの。どうやら、「若返りの薬」がついに完成したようだ。
 オランダ「Erasmus大学医療センター」の Dr Peter de Keizerらの研究チームが、失敗を繰り返しながらも、衰えた肝機能を修復し、運動機能を飛躍的に高める新薬の開発に成功した。この新薬は次のように説明される。

"The approach works  by flushing out retired or 'senescent' cells in the body that have stopped dividing."
"They accumulate naturally with age and have a role in wound healing ad stopping tumours."
"But while they appear to just sit there, senescent cells release chemicals that cause inflammation and have been implicated in ageing."

[ この新薬には、体内で細胞分裂が続かなくなって、役目を終えた細胞すなわち老化細胞を洗い流す働きがある。]
[ 加齢に伴って老化細胞が体内に蓄積されると、割傷治癒やガン細胞の生長を妨げる役目を果たすようになる。]
[ しかし、そのまま老化細胞が居座り続けると、炎症の原因となる化学物質が分泌されるようになり、それが老化に深く関与していることが知られている。]

   Dr Keizer らは、寿命の迫ったマウス (マウス年齢 90歳) に、開発した若返りの新薬を週 3 回投与し、ほぼ1年にわたって臓器、運動能力などの変化を調べた。この結果、肝機能の他に毛皮まで若返り、回転リングで走り続ける運動量も 2倍になった。「よぼよぼマウス」は、スタミナのある「元気はつらつマウス」に生まれ変わったのだ。

 ただし、人間に対しても効き目があるかは、試してみないとわからない。まさに、
"The proof of pudding is in the eating."
[プディングのできぐあいは、食べてみないと分からない。論より証拠。]

エルムス大学の研究チームは今後、臨床実験 (human trials) で、若返り効果を立証する予定だ。なお、詳細な研究内容は医学雑誌「Cell」に発表された。
 この論文に対して、イギリスの「King's College London 」の幹細胞 (stem ) 研究者Dr Dusko Ilic は、疑問が残るものの、

"The finding is impossible to dismiss."
[ 今回の若返り新薬の発見を不可解なものとして撥ね付けるのは、無理。]

 いつか、オランダ特許の若返り薬が、世界中で爆発的に売れる日が来るかも知れない。

                (写真は添付のBBC Newsから引用。)

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あたまの良い子が生まれるか?:魚油(DHA)サプリの臨床実験 (BBC-News, March 22, 2017)

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 『魚油 (fish oil) を摂取すると頭の良い子どもが生まれる』との触れ込みで、「ドコサヘキサエン酸 (docosahexaenoic acid), DHA)」や「オメガ3脂肪酸 (omega-3 acid)」のサプリメントが、出産前サプリ (prenatal supplement) として販売され、業界は売り上げを伸ばしてきた。

 ところが、「The South Asutralian Health and Medical Research Institute (南オーストラリア州保険医療研究所)」の Dr Jacqueline Gould らの研究チームが、2,500人以上の妊婦に協力を依頼し、10年間にわたって、妊娠から子どもが7歳になるまで追跡調査した結果、魚油サプリを摂取しても「赤ちゃんの知能 (babies' intelligence)」を高めるのに、何の効果も果たしていないことが分かった。

 臨床実験は、DHA、オメガ3脂肪酸それぞれ800mgが入ったサプリメントとプラシーボ (placebo) のいずれかを、毎日服用する方法で実施された。
 この実験で現われた、魚油サプリの効果といえば、わずかに妊娠期間 (pregnancies) が伸びた程度。赤ちゃんの「脳の改善 (brain development)」にはつながらなかったという。

 Dr Gould が BBC 記者に語ったところによると、妊娠中の女性は、健康的でバランスのとれた食事をとっていれば、生まれてくる赤ちゃんの脳を心配して、各種の魚油サプリに頼ることなど不要だ。

 ただし、研究チームは、この臨床実験の結果を立証するためには、もっと長期にわたる大規模な臨床実験が必要であり、現在、その準備中と述べる。

 なお、研究の詳細は、医学雑誌「The Journal of the American Medical Association」に発表された。

                (写真は添付のBBC Newsから引用。)

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エナジー・ドリンク割りウイスキー:「ケガ、事故のもと」だって? (BBC-Health, March 21, 2017)

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 エナジードリンク (energy drinks) と呼ばれるカフェイン(caffeine)含有量の高い清涼飲料水がある。カフェインの他にも、「glucuronolactone (グルクロノラクトン)」、「taurine (タウリン)」、ビタミン類、ミネラル、ハーブ成分まで含むものまで販売されている。店頭には Red Bull、Monster Energy などが並んでいる。

 最近、若ものの間では、ウイスキー、ブランデー、リキュールなどのお酒を、このエナジードリンクで割って飲むのが流行だ。

 ところが、カナダ Victoria 大学の Ms Andra Roemer らの研究チームが 1981 - 2016年の 35年間に発表された研究論文 13編を精査し、その内の 10編から、お酒をエナジードリンクで割って飲むと、転倒 (falls)、喧嘩 (fight)、事故 (accidents) によって怪我 (injuries) をするリスクが高まっていることを明らかにした。
 ただし、このお酒の飲み方が健康に有害であるかについては、今後さらに大規模な研究が必要とされる。

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 カナダの「clinical psychology (臨床心理学)」に関する Ms Roemer らの研究に対して、「英国ソフトドリンク協会 (The British Soft Drinks Association)」事務局長(director general)Gavin Partington は「There is no indication.(確証はない。)」と撥ね付け、「英国食品基準庁 (The Food Standards Agency)」、「毒性専門委員会 (The Committee of Toxicity)」も、科学的な証拠 (evidence) が不明確と否定的だ。

 現在、イギリスでは食品、ドリンク類に含まれるカフェインの量を規制する法律が存在しない。しかし、カフェインの摂り過ぎに注意が必要なことは明らかだ。

"High levels of caffeine can lead to anxiety, panic attack and increased blood pressure.
 Pregnant and breast-feeding women are advised not to have more than 200mg of caffeine over the course of a day."
[ カフェインの過剰摂取は不安神経症パニック発作を招き、血圧値を高める。
  妊娠中および授乳中の女性はカフェイン摂取量を 1 日 200mg 以下にすることが望ましい。]

 なお、カップ1杯のフィルター・コーヒー (Filter coffee) には約 150mg、Cup of tea (紅茶) には約 40mgのカフェインが含まれるという。

 さて、せっかくのお酒だ。リスクを避けるために、次の点に注意しよう。
・keeping a close eye on how much you and your friends are drinking.
・eating food such as pasta or potatoes before a night out.
・tracking the caffeine and sugar content of energy drinks
・avoiding drinking them before going to bed.

・自分や仲間がどれだけ飲んでいるかに注意を払う。
・夜、お酒を飲みに出かける前には、パスタやポテトを食べておく。
エナジードリンクのカフェイン、砂糖の含有量をチェックする。
・就寝前には、エナジードリンクで割ったアルコール類を飲まない。

 結論:「お楽しみ」は、「Do so in moderation.(ほどほど)」がいい。

                (写真は添付の BBC Newsから引用。)

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古いピアノからソブリン金貨:人生が変わるほどの「へそくり」 (BBC-News, March 16, 2017)

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 昨年のクリスマス前のこと、イングランド西部の「Shropshire (シュロップシャー)」で、古いピアノの中に「巧妙に隠されたへそくり (deliberately hidden hoard)」が発見された。
 それは、誰かがしまい込んで忘れてしまうような中途半端なお金とは額が違っていた。ソブリン金貨と半ソブリン金貨が革袋にびっしり入っていたのだ。「人生が変わってしまうほどの金額 (life-changing sum of money)」だったという。現在のところ、発見された金貨の枚数は公表されていない。

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  オークション会社「Fellows & Son」の Ms Alexandra Whittake rによると、ソブリン金貨 1枚 (a gold sovereign) で £220、半ソブリン金貨で £113の価値がある。

 " But, if one was particularly special, like if it had something wrong with it, or there were fewer minted that year, then it would be worth a lot more." 
[ ただし、鋳造の際にミスがあった金貨、あるいは特定の年代に少しだけしか鋳造されなかった金貨となると、その価値はぐっと上がる。]

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 「senior coroner (埋蔵物上級調査官)」の Mr John Elleryが、金貨の隠されていた古いピアノの歴史について調べ上げている。
 ピアノはロンドンの Broadwood & Sons 製で、1906年にイングランド南西部Essex の Saffron Walden に住む Messers Beavan and Mothersole に売られた。後に、同じ地域に住む一家が 1983年にこのピアノを購入し、その後 Shropshire に引っ越した。そして昨年、このピアノが一旦、別の人に渡される。しかし返却され、修理が始まったところで、金貨の発見に至った次第。
 問題は、1906年から 1983年までのピアノの「行方 (whereabouts)」が不明な点だ。

 もし、誰かが、後日こっそり抜き取ろうと、ひそかに金貨をピアノの中に隠匿したものであれば、宝物 (treasure) の発掘と同じ扱いを受け、「the property of the Crown (国家財産)」に帰属する。ただし、所有者が名乗り出るか、その相続人(heirs) が自分のものだと証明できる証拠を提示できれば、話は別だ。

 なお、最終的な審査は 4月 20日に実施され、そこで結論が下される予定とか。

                (写真は添付のBBC Newsから引用。)

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グローバル経済とカロリーの摂り過ぎ:その奇妙な関係 (BBC-Business, March 15, 2017)

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 今から 50 - 60年前の1960年代、イギリスでも「植物油 (vegetable oils)」は貴重な食材 (precious commodes) だった。Leeds大学 Tim Benton 教授のお母さんも、フライ料理を作るときなど、きちんと計量し、大切 (sparingly) に使ったそうだ。

 ところが、この 30年間で大豆、ココヤシなどの油料作物 (oil crops) の生産量が急増し、安価な植物油が世界中に大量に出回るようになった。その原因は、経済のグローバル化 (globalisation) に伴って植物油の自由貿易が促進されたこと。これに加えて、マレーシア、インドネシアなどの国々が、農家に助成金 (subsidies) を出すなど、輸出用植物油の生産に積極的に関与したことにある。

  世界中のどこでも、安価な植物油が手に入るようになったお陰で、貧困国の飢饉(famine) が救われた面は否定できない。しかし、一方で、地域に根付いていた「地産地消」の食糧生産・消費システムは崩れ、Benton 教授が指摘するように

"The poorest of poor have access to cheep calories."
[ 極貧にあえぐ人々は、安物カロリー食品に手をのばすことに。]

ならざるをえなくなったのだ。そして栄養 (nutrients) バランスも崩れた。
 一例としてアンデスのキヌア (quinoa) が挙げられる。アンデス山脈で 7,000年以上の昔から栽培されて来たこの穀物が、栄養のバランスの優れた「superfood」として、ヨーロッパ・北米でもてはやされると、その価格は急上昇し、地元庶民の口に入らなくなった。

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 この結果、裕福な国以外にも、肥満があふれ、今や地球上の人口の過半数を肥満が占めるまでになった。

"A small amount of fat is an essential part of a healthy, balanced diet. But fats are high in calories so eating a lot can increase the risk of becoming overweight or obese. Saturated and trans fats are also associated with heart disease."

[ 少量の脂質は健康でバランスのとれた食事に欠かせない。しかし、脂質は高カロリーのため、これを摂取し過ぎると、過体重、肥満のリスクが高くなる。また、バター、マーガリン・ポテトチップスにそれぞれ多く含まれる飽和脂肪酸トランス脂肪酸は心臓病に深く関与している。]

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さらに、安い食用油がたっぷりと利用できるようになり、料理まで変わったという。中国やブラジルでは、家庭用料理に大量の揚げ油やサラダ油が使われれているとか。
                (写真は添付のBBC Newsから引用。)

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