ヒロシのWorld NEWS

世界のニュースを日本語でお届け!

孤独 (loneliness):あっと驚く、その真実! (BBC-Future, October 1, 2018)

http://ichef.bbci.co.uk/wwfeatures/wm/live/976_549/images/live/p0/6m/fj/p06mfj40.jpg

 人は、ときに、独りになりたいと思うこともある。しかし、よほどの偏屈者でもない限り、孤独が好きだと言う人はめったにいない。第一、人間は「ひとりぼっち」では生きて行けない。いや、人間だけはない。どの植物・動物でも、たった1つを残して、全てこの世から絶滅してしまったら、生き残るのが至難の業になることは間違いなしだ。

 しかし、かってChicago大学のJohn Cacioppo教授が唱えた説によると、孤独(loneliness)は人類 (humans)が進化して抱くようになった感情 (feelings)。
 人類は共同体 (co-operative groups)をつくって狩りをし、敵とも戦い、生き延びて来た。当時、個が共同体から見放されることは、死を意味した。したがって、人類は仲間から疎外されていると感じ取ると、仲間との結びつきを強めたり、友だちをつくり、また古い友情を再燃させる行動に出た。
 人間は本来、「わがまま」。しかし、そのわがままな個の心にブレーキを掛け、1つの共同体につなぎ止めるように働くのが孤独だったとも読み取れる。

http://ichef.bbci.co.uk/wwfeatures/wm/live/976_549/images/live/p0/6m/fj/p06mfj0r.jpg

 さて、UKの3大学は、Londonの博物館「Welcome Collection」と共同で、孤独に関するOnline調査「BBC Loneliness Experiment」を実施した。その総計約55,000人分に及ぶ調査データを解析して明らかになった「あっと驚く事実 (counterintuitive findings)」を、Ms Claudia Hammondが次の5項目にまとめた。

1.Younger people feel loneliness than older people
  孤独を感じる人は、お年寄りも若ものが多い

 これは何としたことか。孤独を「often or very often (何度も又はしょっちゅう)」感じるとと回答した人は

・75歳以上:27%
・16-24 歳 :40%

青春時代はなんやかんやと悩みごとが多い。また、親元を離れて自立するときに当たって、目の前に立ちふさがる障害や思うようにいかないことが、山ほどある。そうこうする間に、自分がどういう人間で、何をしたいと思っているのかさえ分からなくなり、その苦しみと焦 (あせ) りとが混じり合って、自分の居場所を見つけられずに、世間から孤立していると感じてしまうのかも知れない。

2.41% of people think loneliness can be positive
 孤独をプラスに捉える人が41%

 オンライン調査対象者の41%は、孤独感にはプラスの効果があると回答した。しかし、その孤独も、慢性化すると「miserable and distressing (惨めで悲惨)」なものに変わる。その証拠に、「often feel loneliness (何度も孤独を感じる)」と回答した人の中では、孤独にプラスの効果があると答えた人は31%だった。

3.People who feel lonely have social skills that are no better or worth than average
 孤独を感じる人もそうでない人もソーシャルスキルに違いなし

 孤独に陥っている人は友だちつくりがうまくいかず、ソーシャルスキルも苦手と思われがち。孤独な人は、きちんと相手の顔を見て話し、相手の心を感じとることができるであろうか。この点に関しては、孤独な人もそうでない人との間に違いが認められなかった。唯一の違いは、「anxiety (不安障害)」から派生する「neuroticism (神経症)」上の違いだった。

4.Winter is not lonelier than other time of year
 孤独を最も強く感じるのは冬ではない

 クリスマスが近づくと、さぞかし独り暮らしの人は寂しさや孤独感を募(つの)らせるのではと思いきや、そうではなかった。クリスマス・シーズンではパーテイに呼ばれることも多くなるせいか、調査対象者の2/3以上は、孤独を感じる季節がとくに冬とは限らないと回答した。
 むしろ、夏になると、近所の住民が皆「summer vacation (夏期休暇)」に出かけるのに、どこにも出かけられなかった人は、1人だけ取り残された感を強くする可能性もある。

5.People who often feel lonely have higher levels of empathy than everyone else
 孤独に苛(さいな)まされている人は、他の人よりも共感力が強い

 CODによると、「empathy (共感力)」とは「the ability to understand and share the feelings of another (他人の感情を理解し、その感情を共に分かち合える能力」。
 研究者は、共感力を 2つに分けてデータ分析を行なった。1つは他人の「physical pain (肉体的苦痛)」に対する共感力。他の 1つは、いじめにあったときや、パーテイに呼ばれなかったときの失望感、あるいは恋人に振られたときなどに受ける「social pain (社会的苦痛)」に対する共感力だ。この 2つの共感力が、孤独とどのような関係があるのだろうか。
 その分析結果に驚く。ドアに手が挟まれた人などの「肉体的苦痛」を哀れむ共感力については、孤独を感じている人もそうでない人も、違いが認められなかった。しかし、他人の「social pain (心の苦痛)」に対しては、何度も孤独感を味わい、孤独に苛(さいな)まされている人ほど、共感力が強かったのだ。
                                         (写真は添付のBBC Newsから引用)

  面白かったら、投票クリックお願いします!

www.bbc.com

カロリー摂取量だけ気にしても健康にならない:その理由とは! (BBC-Health, September 19, 2018)

https://ichef.bbci.co.uk/news/976/cpsprodpb/36C2/production/_103481041_eating-2.jpg

 子どもの頃、見ると、持っている僅かばかりのお小遣いを、全て、はたいて買いたくなるもの。それは駄菓子屋の店先に並んだ色とりどりの「ぺろぺろキャンデー(lollipops)」だった。そのキャンデー1本のカロリーは約45kcal。リンゴ1ヶを食べたのとほぼ同じ位のカロリー。しかし、カロリー以外は何の栄養もない「empty calories」。

 「Public Health England (イングランド公衆衛生局PHE)」によると、カロリーだけ気にしても、病気を寄せ付けない「healthy diet」の選択は無理だという。
 以下はカロリー摂取について注意すべき6項目。

1.「Quality calories」vs 「Empty calories」
 食品を手にするとき、そのラベルに記載されたカロリー値が気になるが、摂取カロリーだけに目を向けても「healthy diet」は望めない。同じカロリーの食品でも、「quality calories (高品質カロリー)」と「empty calories (エンプティ・カロリー)」があるからだ。
 たとえば、一掴みのナッツとチョコビスケット2ヶのカロリーは、ほぼ同じ。ところが、ナッツには沢山の栄養素 (nutrition)が含まれるのに対し、チョコビスケットの栄養価はほとんどゼロ。

2.Traps of calorie-free foods:カロリー「ゼロ」のワナ
 炭酸飲料 (fizzy drinks)に表示された「Zero calories (カロリーゼロ)」,「 calorie-free (カロリーフリー)」に騙(だま)されてはいけない。食品表示法によると、1 杯分 (a serving) が 5cal以下なら、メーカーは「calorie-free」と謳うことができるからだ。実際には、カロリーフリーの炭酸飲料 1缶 (355ml) を飲み干すと、約 10kcalのカロリーとなる。これは小さなニンジン (30g)のカロリーに匹敵する。どちらが体にいいのかは歴然だ。

3.Dining out calories:外食カロリー
 調査によると、毎日の摂取カロリーの 1/4は外出先で摂られている。ただし、そのカロリーを正確に把握することは極めてむずかしい。
 珈琲を飲むとき、ブラックならともかく、それに砂糖、ミルクなどをまぜるとカロリー値が極端に変わるからだ。
 ほんの一例だが、ホット珈琲に「semi-skimmed milk (半脱脂ミルク)」を入れた「latte coffee (カフェラテ)」のカロリーは約78kcal。ところが、これに「vanilla syrup (ヴァニラ・シロップ)」を垂らすと、カフェラテのカロリーは約 2倍以上の 175kcalに跳ね上がる。もちろん、このカフェラテ。「quality calories」はほとんどゼロ。

4.Recommended healthy diet:お勧めの健康的な食べ物
 PHEが勧める食卓の品揃えとは

・lots of fruit and vegetables
・some starchy foods such as wholegrain bread, pasta and rice
・some protein from meat, fish, dairy or pulses
・a bit of fat

・食卓にはたくさんのフルーツと野菜を
・全粉粒パン、パスタ、ライスなどの澱粉質を少し
・タンパク質(肉、魚、乳製品、豆類など)を少し
・ほんのちょっと脂肪分も

 逆に、控えた方が良いのは

・sugary fizzy drinks
・alcoholic drinks
・sugary breakfast cereals
・cakes
・biscuits
・pastries

・糖分の高い炭酸飲料
・お酒
・糖分の高い朝食用シリアル
・ケーキ
・ビスケット
・お菓子

5.How many calories you need? :成人に必要なカロリー摂取量とは

・女性:2,000kcal/日
・男性:2,500kcal/日

また、理想的な1日3食のカロリー配分は

・Breakfast: 400kcal
・Lunch :600kcal
・Dinner :600kcal
・Leaving room for drinks and snacks (間食): 400cal

6.Excess calories and obesity:カロリーの摂り過ぎと肥満
NHS Choicesによると、体格指数 BMI値が BMI≧25と過体重か肥満で、減量を強く希望する人は、1日の摂取カロリーを500 - 600kcalほど減らして、1週間で 0.5 - 1.0kgの減量を目標とするのが望ましい。

結論:カロリー摂取量に注意を払うことも大切だが、栄養バランスの取れた食事を心がけること。
                                               (写真は添付のBBC Newsから引用)

  面白かったら、投票クリックお願いします!

www.bbc.com

ナメクジはのろのろの夜盗:その撃退法を試みた! (BBC-Science & Environment, September 27, 2018)

https://ichef.bbci.co.uk/news/936/cpsprodpb/1032C/production/_103584366_lettuceandslugscredithayleyjonesrhs.jpg

 海牛 (ウミウシ)とは、昔の人はよく言ったものだ。確かに牛のように頭には角 (つの)がある。しかし、その姿は陸上の牛とはかけ離れたもの。まるで、薄絹の衣をまとった淑女のように、華麗で厳 (おごそ) かに浅瀬の岩場をゆっくりと泳ぎ回る。海牛は汚れた海域では住めないため、海牛が見つかる岩場には、クロモなどの海草が生え、フグが泳いで、サザエが潜んでいることが多い。
 
 ところが、この海牛を英語では「sea slugs」と、なんとも味気ない名前で呼ぶ。「slugs」とはナメクジのことだ。確かに、海牛 (ウミウシ)は、ナメクジやカタツムリ(snails)と同じ仲間の「gastropods (腹足類)」だが、ナメクジと同じように扱われては、少々かわいそうな気がする。

 さて、英語の「slugs」は、かってバイキングが話していたScandinavian (スカンジナビア語)の「のろま、なまけもの」という意味の「slugga」に由来する。
 ナメクジは夜行性で、日中はプランター、植木鉢などの底に隠れていて、夜になると、まるで夜盗のように活動を始める。野菜や花、柔らかい葉っぱを片っ端から食い荒らす。
 農家や園芸家にとっては、人が寝ている間に動き回る、手強い相手だ。

 そこで「The Royal Horticulture Society (王立園芸協会RHS)」の Dr Haley Jonesらの研究グループは、「一般家庭で採用されているナメクジ撃退法 (home remedies)」が、果たしてレタス・ポット栽培に効き目があるのか、実際に試してみた。

 その対策法とは次の5種目
・Copper tape:周りに銅テープを張る
Sharp grit:粗めの砂を撒く
・Pine bark:パイン・バークを敷き詰める
・Wool pellets:ウール・ペレットを敷き詰める
・Egg shells:卵の殻を置く

 その結果、どのナメクジ撃退法も効果がなかった。つまり、これまで効果ありとされて来たやり方でナメクジを撃退しようとしても、それは時間とお金の無駄だと分かったという。
 ナメクジなどの腹足類は、体の表面が粘膜 (a film of mucus)で覆われているため、砂、タマゴの殻など物ともしないのだ。

 なお、一口で「ナメクジ (slugs)」と言っても、UKだけで40種以上のナメクジが生息し、悪さを働く「pests (害虫)」は数種のみ。キノコなどの菌類 (fungi) を食べるナメクジもいれば、ミミズのように「肉食系 (carnivorous)」の種もいる。Dr Jonesらのレタス園に集まったナメクジは、ほとんどが「grey field slugs (ノハラナメクジ)」で、他に「common garden snails (ヒメリンゴマイマイ)」がやって来た。

 ナメクジの天敵は「hedgehogs (ハリネズミ)」、「birds (小鳥)」、「toads (ヒキガエル)」。
 
 さて、では、有効的なナメクジ撃退法とは何か。
 商業的な規模でナメクジを駆除する際には、「slug-parasitic nematodes (ナメクジ寄生線虫)」を含む「biocontrol agents (生物防除剤)」が散布される。
 しかし、家庭で育てるプランター野菜をナメクジから守るためには、夕方になって
、ナメクジが這い出たところを掴まえるのがお薦めとか。(注意:ナメクジには寄生虫、細菌が付いていることがある。素手で触れないこと。)

 ただし、RHSは、ビールを小皿に入れて、ナメクジを誘い出す方法も有効とみる。
 また、珈琲カス、木酢液などにもナメクジに対して忌避効果があるとされる。一度、やってみる価値はありそうだ。
                                         (写真は添付のBBC Newsから引用)

  面白かったら、投票クリックお願いします!

www.bbc.com

うつ病の予防には:地中海料理を食べること! (BBC-Health, September 26, 2018)

https://ichef.bbci.co.uk/news/936/cpsprodpb/CF41/production/_103575035_gettyimages-479831676.jpg

 地震・地滑り、洪水、火山噴火などの「自然災害 (disasters)」の対策には、予知・予防が何よりも大切であることは、誰の目にも明らかだ。
 しかし、これが「病気 (diseases)」となると、不思議にも医療関係者の思考が常軌を逸する。ガン (cancers)、心臓疾患、うつ病などの「病」も、発生の予測・メカニズムの解明が不十分な災害現象と捉えて、その予防・啓発を、研究分野の第1に据えて取り組む医科系大学、研究機関の存在は、聞いたことがない。病に罹ることがなければ、人類はどれだけ幸せで、また、どの国の医療費もどんなに削減できることか。
 
 さて、これまでの研究で、「地中海料理 (Mediterranean diet)」が心臓疾患の予防に効果あることが分かっていた。これを食べると、2型糖尿病の進行や血圧・コレステロール値の上昇が抑制されるためだという。加えて、長寿、減量にもつながるとあっては、良いことづくめの伝統料理だった。

 その料理に、さらにもう一つ、健康上の利点 (benefits)が加わった。うつ病(depression)の予防効果だ。
 London大学「University College London」の Dr Camille Lasalleらの研究グループは、過去 8年間に発表された地中海料理に関する研究論文 41編を精査した結果、この料理を食べ続けると、うつ病の予防に効果があるとの結論に達した。(詳細な研究内容は医学雑誌「Molecular Psychiatry (分子精神医学)」に掲載)

 地中海料理とは、野菜たっぷりの料理で、素材にはフルーツ、豆類、ナッツ、穀類に、少量の鶏肉・豚肉と乳製品、それに良質のオリーブ・オイルを使った地中海沿岸諸国に伝わる伝統料理だ。 

 さて、「食 (food)」と「心の状態 (mood)」は、次のように、深く結びついているという。

・Being depressed can cause loss of appetite and someone who is feeling low might not look after themselves so well.
・Happy people may be more likely to lead healthier lifestlyes (not drinking too much alcohol - a known mood depressant)
・It might be that eating bad foods - lots of sugar and highly processed foods - increases the risk of depression, meaning eliminating these from your diet is important.

・うつになると食欲が落ちる。また気分が落ち込むと身の回りはどうでもよくなる。
・明るく楽しい人は、健康的な生活スタイルをとる傾向が強い。(一般によく知られた、一時的に気分を紛らわすだけの向精神薬アルコールの摂取量も少ない。)
・砂糖過多、加工食品(素材の加工処理のレベルが高い缶詰、冷凍ピザ、ハム・ソーセージなど)の食べ過ぎは、うつ病の発症リスクを高める。したがって、うつ病の予防には、体に良くないとされる、これらの食品を避けることが大切だ。

 ただし、Glasgow大学の Naveed Sattar教授が指摘するように、Dr Lasalleらの研究には、「tightly controlled trials (厳密に管理された臨床試験)のデータが欠けているため、地中海料理うつ病の予防に効果があるとする結果には「十分な注意 (a heavy dose of caution)」を払う必要があるとの声もある。

結論:うつ病は治療が難しい病気だ。食べるものに気を付けると、予防できるとしたら、これに勝 (まさ)る「治療法 (therapy)」はない。
                              (写真は添付のBBC Newsから引用)

  面白かったら、投票クリックお願いします!

www.bbc.com

新歓コンパで「グラスに薬物混入」:新入生が意識不明の重体に! (BBC-News, September 24, 2018)

https://ichef.bbci.co.uk/news/768/cpsprodpb/815C/production/_103561133_c42e2f9b-b07c-4564-994b-0ff45dd39934.jpg

 ヒト属「Homo」だけの卑劣な行為「turning a blind eye, or pretend not to notice (見て見ぬふり」もさることながら、パーティの席のグラスに睡眠薬などの薬物・異物を混入する悪事のひどさは、おそらく地球上の他のどの生物にも認められないもの。
 文明が発達し、人々の生活が便利に、かつ豊かになったとは言え、ヒトの心は廃れて、さびれる一方だ。

 Englandの東南に突き出た「Cornwall Peninsula (コーンウォール半島)」の港町「Falmouth (ファルマウス)」に Falmouth大学がある。新学期の始まるこの9月、この大学でも「新入生歓迎会 (freshers' event)」が「Grove Place (グローブ・プレイス)」のクラブで開催された。9月22日(土)のことだった。

 Ms Mimi Walter (19歳)も、この歓迎会に参加し、会場の席上でグラスに口を付けた。
 ところが、まもなく体がしびれて麻痺し、今、自分が何をしているのか、全くわからなくなった。幸い、意識朦朧状態のMs Walterを友だちが会場のトイレで発見し、すぐに救急車を呼んだ。Ms Walterは近くの「The Royal Cornwall Hospital」の集中治療室 (critical care unit)に運ばれて治療を受け、なんとか一命を取り留めることができたという。

 後になって、Ms Waterが語ったところによると、
" I have no real recollection of last night."
" A couple hours later it is likely it would've been fatal."
"Don't accept drinks off anyone, keep your drink close, if your feel you have been spiked seek medical assistance ASAP."

[ 昨夜のことは、なんにも覚えていないの。]
[ 友だちが私を発見するのが、あと2時間も遅れていたら、たぶん、深刻な状態になっていたわ。]
[ だから、パーティの席では、誰からもグラスを受け取ってはダメ。自分のグラスをしっかりと握っていることよ。そして、グラスに薬物の混入を感じたら、医療支援サービスASAPに連絡して。]

 Falmouth大学当局は、この事件に対し、「deeply concerned (深く憂慮)」していると発表。また、警察は、目下、犯人を捜査中だ。

"Drink spiking is illegal and can result in a maximum punishment of 10 years in prison for anyone who is found guilty of doing it."
[ 他人のグラスに薬物を混入することは犯罪行為。その罪に問われた人は最高10年の懲役刑に処せられる。 ]

 日本でも新入生歓迎会と称して、各大学独自のつまらない、ときに卑劣な新入生いじめの風習・慣習が残されていた。机の上に一人ずつ素足で立たせ、力限りの声を張り上げた自己紹介を強いる。中華鍋に注いだ日本酒の一気のみを迫る等々。
 ああ、あれは大学の「見て見ぬふり」が招いた、学生の暴走だった。
 
         (写真は添付のBBC Newsから引用)

 

  面白かったら、投票クリックお願いします!

www.bbc.com

「太り過ぎ」:「タバコ」を抜いてガンの最大要因となる日が迫った! (BBC-Health, September 24, 2018)

https://ichef.bbci.co.uk/news/872/cpsprodpb/17C15/production/_98710379_083a182c-5873-4b10-a600-1bfdf2b80b7d.jpg

 14世紀、ヨーロッパからアジアにかけて、悪人、善人の見境なく執拗に人々を襲った疫病ペスト (plague)。当時、感染国の4人に1人、世界全体では数千万人がペストで命を落としたと言われる。
 しかし、現代社会で最も恐ろしい病気はペストでもコレラでもない。ガン (cancers)だ。
 
 世界保健機関の「WHO Report 2018」によると、世界全体のガン死亡者数は2018年の1年間だけで 960万人と推定され、死亡件数の6件に1件がガンとなった。かっての疫病ペストに勝るとも劣らない勢いで人類を襲い、10年間で約 1億人がガンで死亡する時代だ。

 なぜ、こうもガンの犠牲者が出るのか。その原因は何か。
 もちろん、ガンは伝染病ではないため、感染菌が人に取り憑(つ)く分けではない。したがって、その原因は「preventable causes (予防可能な原因)」とされる。たとえば女性に限ると、タバコを吸わなければ、ガン発症の12%を避けることができ、加えて、太り過ぎ (overweight or obese)でなければ、ガンの発症リスクは、さらに 7%下がる。

 ただし、UKでは太り過ぎの女性が増え続けているため、25年後に、「太り過ぎ」が、悪の主役「タバコ」の座を奪うと予想されている。
 なお、「タバコ」と「太り過ぎ」が原因とされるガンは、次のとおり。

1.Cancers linked to smoking (タバコが原因のガン)
・acute myeloid leukaemia:急性骨髄性白血病
・lung:肺ガン
・bladder:膀胱ガン
・bowel:大腸ガン
・cervical:子宮頸がん
・pancreatic:膵臓ガン
・stomach:胃ガン

2.Cancers linked to being overweight or obese (太り過ぎが原因のガン)
・bowel:大腸ガン
・gall bladder:胆嚢ガン
・kidney:腎臓ガン
・liver:肝臓ガン
・breast:乳ガン
・ovarian:卵巣ガン
・thyroid:甲状腺ガン

 また、気を付けたいのは、この10年間で増えた「severe obesity (重症の肥満BMI≧35)」の子どもたち。太っている子どもは、普通の子どもに比べて、大人になって肥満になる確率が5倍も高い。

 ガンは手強い悪党のようなもの。その防御・攻撃の基本は武道と同じ。まずは、守りを固めて、隙を与えないことだ。
         (写真は添付のBBC Newsから引用)

 

  面白かったら、投票クリックお願いします!

www.bbc.com

きっぱり止める、徐々にやめる:禁煙の成功率が高いのはどっち? (BBC-Health, September 20, 2018)

https://ichef.bbci.co.uk/news/834/cpsprodpb/2BF4/production/_99525211_gettyimages-811322566.jpg

 英文記事の「go cold turkey」とは、薬物、タバコ、お酒などを「きっぱり止める」こと。
 さて、タバコをやめようにも、一度くせになった「プカプカ習慣」をやめることは、並みの意思力では無理。では、固い決意でタバコをきっぱりやめるとしたら、本当にやめられるのか。あるいはやめることができた人がいるのか。

 「Public Health England  (イングランド公衆衛生局)」の調査によると、喫煙を決意した喫煙者が1年後にタバコを吸わなくなっている確率 (禁煙成功率) は 禁煙の取組み方によって、次のように異なる。

・Going cold turkey (きっぱり止める)                            :  4%
Nicotine replacement therapies (ニコチン置換療法) :  6%
・NHS stop-smoking clinic (NHS禁煙診療)                   : 24%

 つまり、「きっぱり止める」と宣言してみたところで、ほとんどの人はタバコをやめられれていないのだ。
そこで、PHE当局は、今年も禁煙をサポートする「Stoptober campaign」を実施することにした。受付期間は 9/20(木)~10/1(月)。これは、Online上で、タバコの依存度やこれまでの取り組んだ禁煙方法などに関する質問事項に答えると、その人に最適な「禁煙プラン」を無料で提供してくれる公共サービス。
 
 PHEのDrJenny Harriesによると、

"The important thing is not to be put off trying to quit even if you have not managed it in the past."
[ 大切なことは、これまで禁煙に成功できなかった人も、タバコをやめることをあきらめないこと。]

 UKでは、成人の喫煙率が過去最低の15%に落ち込み、2011年当時に比べると25%も減少した。しかし、未だに、600万人以上がタバコを手放せないでいる。
 TV司会者の Mr Jeremy Kyleも、1日20本を吸う「heavy smokers」だった。それが、PHEの禁煙サポートシステムを利用することによって、今年始め、35年間続いた喫煙習慣と手を切ることができた。今は、ごく微量のニコチンが入った「e-cigarette」を吸っているが、やがて時機が来れば、これも止める考えとか。
 Mr Kyleは、サポートシステムがどんなに禁煙に役立つものかを自分の経験で学んだ言う。そして他人には「go to turkey」はしないようにと勧めている。
                                       (写真は添付のBBC Newsから引用)

 

  面白かったら、投票クリックお願いします!

www.bbc.com